ロシア人のファンになってからBABYMETAL LEGEND – METAL GALAXYまでのレポ 【海外の反応】


 
 
今回は、リクエストのあったBABYMETAL LEGEND – METAL GALAXYのレポ?です。
それでは、どうぞ。


 
 
 
 
Polifem
俺に対するLEGEND – METAL GALAXYの影響とみんなにとっての幸福。
俺は国に戻る前の日の夜中に東京のホテルにいる。
眠れないんだ。
 
思考がさまよってる。
そしてどういうわけか、俺はそれを言葉にせずいにはいられない。
 
これらのショーは俺の精神にかなり根深い影響を与えたけど、俺はまだそれを完全には理解出来ないんだ。
キツネ様が存在すると信じ始めないように意識的に努力しなければならないね。
 
この投稿の最も重要なことは、*マークのついた段落から始まる。
他はすべて、基本的に俺の個人的な話だ。
それは当然、みんなに興味を持たせることは出来ないから、みんな飛ばしたくなるかもしれないしね。
 
2014年にギミチョコが爆発的に広まってから、俺はBABYMETALのことを知ってた。
そしてKARATEのミュージックビデオが一気に広まった時にそのミュージックビデオも観た。
だけど、なんとなくメギツネを聴いて速攻でハマった2017年の夏まで、俺はミームとしてBABYMETALを無視してたんだ。
俺はBABYMETALをググり始めて、ウェンブリーでプレイしたことを知った。
“一体なんなんだ、3人の日本人のアイドルがウェンブリーでやったのか?”って思ったよ。
そしてそのショーのブルーレイがリリースされたから、どうなってるのかチェックしなければならなかった。
だから俺は違法ダウンロードした。
分かってる、俺の犯した罪を許してください、キツネ様。
 
ここで俺のバックグラウンドを説明しなければならない。
重要なのは、音楽的に俺は両サイドから来てるってことだ。
一方で俺はいつだって自分をメタルファンだと考えていて、めっちゃ多くのパワーメタルバンドを聴いてるし、1番好きなバンドはナイトウィッシュだ。
他方で多くのアニメを観てたし、アニメのオープニングやエンディングの風変わりなJポップのメロディが大好きだった。
それって完全に馬鹿げてるけど、ある時、俺のプレイリストにはChildren of BodomのFollow the Reaperが入ってて、その次にとらドラ!のプレパレードは入ってたんだけど、俺はその移行が大好きだったんだ。

 
それに俺はめっちゃライブパフォーマンスが大好きなんだ。
もちろん、メタルのものね。
中でも、カメラがソロなどで楽器を映す時が大好きなんだ。
自分の目で、才能が音に変わっていくのを見れるんだよ。
でもAnimelo Summerのようなアニメミュージックのイベントを観る歓びだってあったし、極めて面白いって思ったよ。
家にいて音楽を聴きたい時、通常、バンドの生演奏を観て聴くんだ。
 
だから潜在的に、俺はその融合を探してたんだ。
KalafinaのMagiaを延々ループしてたことを覚えてるよ。
ヘヴィなメタルサウンドとダークなメロディとアメージングな女性の日本語ボーカルがあったからね。

たとえばearthmindのように、よりロック志向のJポップが好きだったんだ。
そしてセカンドシーズンが放送された時、俺は涼宮ハルヒの憂鬱のオープニング“Super Driver”に恋に落ちたんだ。

 
だから俺はギミチョコのビデオを1回、KARATEのビデオを1回、それとメギツネを聴いて、ウェンブリーを観ただけで、ここにいる。
 
全く一時停止することなく、コンサートを最初から最後まで観たことを覚えてる。
終わった時、ジャンプしまくったから俺の足は震え、俺の手は汗まみれで、衝撃を受け、混乱し、起こったことを完全に理解することが出来なかった。
俺の目の前でなんの妥協もなく、目を見張る形で、Children of Bodomがとらドラ!と融合したんだよ。
当時、俺が観た中で断トツでベストライブだったね。
俺の潜在意識にあった願いが叶ったんだ。
信じられなかったよ。
 
俺が最初に考えたことは明白だった:“生でBABYMETALを今すぐに観なければならない”
それと、バンドの歴史についてちょっと読んで、BABYMETALはいつでも終わってしまう、或いは変わってしまう可能性が高いと考えた。
 
まずは、BABYMETALが俺の国に来たことがあるのかを調べたけど、なかった。(俺はロシア)
それから、次にはどこなのかを調べ始めた。
で、巨大キツネ祭りがあったけど、その時は金銭的に無理だったんだ。
4か月早くBABYMETALを発見してたら可能だっただろうけど。
そしてレジェンドSは、俺が予定を調整出来ないくらい急な発表だった。
だから2018年を待つことにしたんだ。
 
その後、ゆいゲート事件が起こった。
 
辛かったよ。
ナイトウィッシュでもそうだったんだ。
 
俺は2004年の冬にナイトウィッシュを発見した。
そして当時、ナイトウィッシュが俺に与えた影響は、BABYMETALに感じたことに似たものだった。
当時、俺は僅か15歳だったから、ナイトウィッシュは全体的な音楽の好みに関して影響されやすいティーンエイジャーの俺を形作ったんだ。
でも明らかに俺はまだ旅行なんて出来なかった。
だから俺がナイトウィッシュを観る唯一の可能性は、ロシアに来た時だった。
ナイトウィッシュは2003年にここに来てたんだよ。
だからこれまた4か月発見が早ければ観れてたんだ。
パターンが見えてきたか?
 
ナイトウィッシュは、 Onceツアーではロシアに来なかった。
そして2005年10月21日、 ターヤ・トゥルネンが解雇されて、俺は本当に大好きだったオリジナルのナイトウィッシュを決して観れないことを悟ったんだ。
 
それはもうきつかったよ。
 
そしてそれから13年経った今、またそれが起こった。
カンザスシティで起こったことを知った2018年5月9日、俺はまともに食べることも、或いは集中することも出来なかった。
その日がロシア最大の祭日だったことも、なんの役にも立たなかった。
俺たちロシア人は、戦勝記念日を凄く大切にしてるから、その特別な日を友達や家族と共に祝うことが出来なかったという事実に、いっそう動揺したよ。
 
それでも俺は翌月にEUのソロショーに行って、少しは気分が晴れた。
そしてついにコミュニティを知って、バンドを生で経験出来て、障害があっても、彼女たちは凄く素晴らしく、乗り越えるために必死で戦ってることを知ったんだ。
 
それからついに俺は2019年の夏に初めての日本旅行をした。
2017年の夏にバンドを発見した時から貯金してたんだ。
5人の友達と共に、俺のガールフレンドもつれていくことが出来たよ。
俺たち7人のグループは、本州の南半分をまわるアメージングな2週間の旅をすることが出来た。
ファッキン素晴らしかったよ。
もちろん、BABYMETALのショーも4つ全部観たし、ガールフレンドとレジェンドMも観た。
歓びがあったし、幸福があったし、楽しみがあった!
BABYMETALの身体の怪我が治り始め、今じゃバンドの未来が明るいことは明白だった。
人生で最も素晴らしい休暇だったね。
 
その後、ついに今回のショーがやってきた。
 
俺はフィンランドと2つのロシアのショーに行く計画を立ててただけだった。
あと10月10日ね。
でもBABYMETALが“追加公演”を発表した時、クールだと思ったんだ。
だけどその日に休みはとれない。
それに予算的にも俺を押しとどめてた。
でも、EUツアーの、アメリカツアーでのThe Forumに値するものがそれらのショーなんだ:よりビッグで予算がかけられたショー。
どうしてそう考えたのかは分からない。
おそらく、ツアーはもうすぐだし、それはある種の巨大なリハーサルだと考えたからだね。
 
その後、キツネ様が干渉した。
 
2日後、様々な状況のために、俺の仕事のスケジュールに物凄い幸運があって、ショーの日辺りに6日間の休みがとれることが分かったんだ。
 
それでも俺は予算的に決めかねてたし、最初のThe Oneの抽選に決めさせることにしたんだ。
もし少なくとも1枚のチケットが当選したら、俺は行く。
そして他の方法でもうひとつのショーのチケットも手に入れる。
結局、俺は2日とも当選した。
なら決まりだ。
 
*そして今、俺はここにいる。
言葉も出ないよ。
開いた口がふさがらない。
BABYMETALは、俺がフォローした2年半、俺にとってずっと感情のジェットコースターだった。
俺はBABYMETALのために声援を送り、BABYMETALのために笑い、BABYMETALのために泣き、BABYMETALのために痛みでうなった。
でもこれほど幸せだったことはなかった。
その幸福は、俺をいっそうBABYMETALを大好きにさせた。
 
それらのショーに持ってた俺の期待は、ファッキン成層圏と熱圏の中間まで吹っ飛ばされた。
バンドのために、俺自身のために、俺たちみんなのために、凄く幸せだ。
バンド史上、ベストコンサートのひとつだった。
BABYMETALという完全なパッケージを観ることに関して、みんなに勧めるべき定番のブルーレイになるとさえ言える。
東京ドームの代わりに定番になるべきだったレジェンドSは、ゆいに関する残念な状況があったしね。
 
バンドはついに完治し、進化し、再び完全なものになって、幕張メッセを燃やし尽くしたんだ。
IDZのギターの速弾きからベースの攻撃やすぅのBxMxCでのラップまで、Oh! MAJINAIの馬鹿馬鹿しさからBrand New Dayのクールさまで、ギミチョコでのもあの煌めく笑顔からヘドバンギャーでのもあのいかめしい表情まで、Arkadiaの希望からRoad of Resistanceの団結まで、俺たちは常に戦い、その一歩一歩でより良い自分になるんだ。
そして君も俺たちと一緒に強くなり、より良い自分になるんだ。
俺たちは間違いなく君を奮い立たせ、前へと突き進む。
それこそ、The Oneが本当に意味することなんじゃないかな。
 
俺は論争になることを言いたい。
そして意見が合わなくたって、それは君の自由だ。
でも、主観的にはではあるけど、俺は今のBABYMETALは前よりも良いものだと思うんだ。
俺にとって、そう考えるしかないんだよ。
俺に絶望を与えて、俺に新たな幸福を与えてくれたナイトウィッシュと似てる。
だって2013年のWackenのステージにフロール・ヤンセンが出た時、俺はナイトウィッシュがついに本当に帰ってきたんだと分かってたからね。
当時はマジで泣いたんだ。
 
そして俺はまた泣いた。
IDZのイントロが始まった時、俺の顔をつたって手に負えないほどの涙が流れたんだ。
あれは人生で最も幸せな瞬間のひとつが起こっていると気付いた初めての瞬間だったね。
すぅのスムーズで穏やかな声を伴ってバックトラックのピアノが穏やかに流れた時、俺はこうつぶやいたことを覚えてる:“なぁ知ってるか?年寄りになっても、君はこの瞬間を鮮やかに覚えてるだろう。君が感じるこの解き放たれた縛られてない幸福を大切にしてくれ。君は今、それを感じてるんだからね”
 
このイベントに参加して、他のファンと会って話し、列やアフターパーティで過ごしたことは、物凄い名誉で歓びだった。
心の底から感謝する。
みんなありがとう。
 
最後にもうひとつ言いたい。
Trent_Boyettが投稿した“今日を教訓にしよう、ライブミュージックはいつだって期限がある”ってスレがあるんだ。
そのスレは、ゆいが辞めた日に立てられたんだ。
もしまだそれを読んでなかったら、読むように勧める。
それは他の人生の様々なことや関心や機会にも当てはまる。
この人生のすべては期限があるんだ。
君は、君や君の愛する人たちにとって、それぞれの瞬間がどれほど重要なものになるか分からないんだ。
それらの瞬間をとらえ、それを大切にしてくれ。
それは本当に君を豊かにしてくれるものなんだ。
ちょっとしたそれぞれのすべての幸福から、幸せな人生が生まれるんだ。
 
俺たちの最も偉大な小説家のひとりストルガツキー兄弟は、すべて大文字の素晴らしいフレーズで小説“Roadside Picnic ”を〆た:幸福、自由、皆のため、誰にも忘れさせない!

 
 
 
 
 
 

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あんたって 片手にウイスキーの瓶を持ち もう片方の手でキツネサインを作って
両腕を高々と掲げて このクリソツから周囲の視線を奪った
金髪の若者2人組なんじゃないのーーーーーーー!♪
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           ,〃 ̄ ̄ ̄ ̄ ‘ ‐ 、             〈へ/` ーヘ \
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  ;(    ⌒)  ´   ノ         \

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自由と書物と花と月とBABYMETALがある。これで幸せでない人間などいるものだろうか。
オスカー・ワイルド

 
 
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