Kerrang:知っておくべき日本のロックとメタルの名盤13枚 【海外の反応】

 
 
今回は、Kerrangの記事です。
それでは、どうぞ。


 
 
 
 
知っておくべき日本のロックとメタルの名盤13枚
by Jamie Cansdale
 
血みどろの歴史、幻想的なゴスの闇、抵抗できない華やかさ、アニメの妙技、フランスのバロック様式のような豪華さ、日本のロックは、ブラックメタルにとってのコープスペイントと同じくらい、その存在の典型である美学に支配されてきた。
ステレオタイプのヘヴィメタルの感覚とは違い、ヴィジュアル系というサブカルチャーは、日本独自の方法で、色、性別、ジャンルに気まぐれに手を出す。
彼らは、アルバムごとではなく、同じアルバムの中で頻繁に見た目やスタイルを変えることを選択してる。
 
だがこのアーティスト自身の万華鏡のようなビジョンは、Jロックやメタルの氷山の一角に過ぎない。
ここに、超高層ヘアの起源から地球を支配する現在まで、進化し続ける日本のシーンの君たちが必要とする13枚のアルバムがある。
 
 
X Japan – Blue Blood (1989)
30年経っても、PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCKを体現してる。
歌舞伎の色、レザー、物凄いヘアスタイルを使った千葉のメタル集団は、1989年に少し注目を集めた。
その光景は、彼らのアンセム的なメタル攻撃のどう猛さによって強化された。
薔薇と内臓の結合、猛烈な狂暴性と衝撃的な美しさのBlue Bloodは、X Japanの最もダイナミックで魅惑的な形だ。(彼らの欲望の最もサディスティックな形)
東京のDead Endが最初だったのかもしれないが、セカンドアルバムでXは、日本の音楽の圧倒的な勢力になったんだ。

 
 
D’erlanger – Basilisk (1990)
スピードメタルの如何わしさをポストパンクのムーディーな影に置き換えることで、1990年までにBuck TickやZi:Killの仲間入りを果たしたD’erlangerは、その後10年続く新しいムーブメントの先駆者となった。
エロティシズムの本当の化身Basiliskは、ジョイ・ディヴィジョンのほのかなゴスの陶酔感を包んでる。
ボーカリストのKyoがオーディエンスを暗い陰謀に満ちた興奮させる隠れ家へと誘い込み、もうもだえ苦しむことが出来なくなるまでデヴィッド・シルヴィアン風のクモの巣でからめとる。
それらのビロードのような讃美歌は、それ以降のシーンでは滅多に見ることのない性欲を刺激する強烈さで、ひとつの世代をすっぽりと包み込んでる。

 
 
Luna Sea – Mother (1994)
Jロックサークル内で、1994年はヴィジュアル系が恍惚とした熱烈さで媚薬のようなサナギを脱ぎ捨てた年として永遠に記憶されるだろう。
L’Arc-en-CielのTierraと共に、Motherは過去のアルバムのゴシックロマンチシズムと晴れやかな響きを混ぜることで大成功した。
その豊かなサウンドは、象徴的なアンセムRosierで、Luna Seaの傑作の核心である活気あふれたバイタリティの膨大なスペクトルを支配する。
最もメインストリームなものであっても、Motherは日本のロックが輝かしいヘヴィさを楽しむことが出来ることを証明してる。

 
 
Malice Mizer – Merveilles (1998)
Gacktがスーパースターになる以前、Moi dix Moixのバロックゴス以前、この典型的なロココ調のアンサンブルはルールブックを書き直すクエストに着手した。
ヨーロッパの古典的な美学とヘヴィメタル結合という今では典型的なものの先駆者であるMalice Mizerは、古風なピアノとバイオリンのファンファーレを取り入れ、当時流れてたどんなものよりもヘヴィなシンフォニックバラードとアヴァンギャルドな華やかさをもたらし、シアトリカルな優雅さを超越していた。
リフに欠けてるものは、彼らの最も売れたレコードがそれを補って余りあるほどのリリカルな優雅さと神々しい贅沢さで埋め合わせをしてる。

 
 
Dir en Grey – Vulgar (2003)
サドマゾヒスティックの割合の倒錯した悪夢であるVulgarは、最もエログロなDir en Greyだ。
罪深い頌歌でまみれ、その動脈から闇が吹き出す書物であるVulgarの苦悩は、絶望感を持続させるくらいのキラーグルーヴと侘しいリフを詰め込んだ肉の塊のようになめらかに作られた不協和音をひねり出すその歪んだヘヴィさの中でこそ最も感じられる。

 
 
Psycho le Cému – Frontiers (2003)
アニメの超新星の外側を彷徨い歩くPsycho le CémuのFrontiersは、思いきって多重人格を具現化し、シーンの不確かな未来と栄光の過去の架け橋となった。
スタイルを新たなに極限まで高めた、この無視されがちなグループは、ニューシングルごとに思いきった新たな面を取り入れ、メタル、ロック、ポップ、サイケデリア、EDM、ヒップホップの冒涜的な混ぜ物と言うしかないものを作り、結果的に伝染性のものになった。

 
 
MUCC – 朽木の灯 (2004)
飽くことのない不安に溢れ、ギタリストMayaの妥協のないトーンの脅威に涎が出るMCUUは、4枚目のアルバムで自分たちの胸から魂をもぎ取った。
どんよりした鬱病の悪びれることのない離れ業である朽木の灯は、爆発寸前の内なる闇に入り込み、それをTatsurouの悲劇的な美しき声を通してそこに導く。
徹底的にカタルシスなアルバムだ。
MUCCは、楽観的な見方をすれば後に国際的に成功するだろうが、この感情のジェットコースターうぃい超えることは滅多になかった。

 
 
D’espairsRay – [Coll:set] (2005)
2000年代初期、D’espairsRayの [Coll:set] は、日本ではまだ再現されてなかったインダストリアルメタルを解き放った。
Tsuki no Kioku-Fallen、Garnet、Hai to Ameのような伝声性のキャッチーなメロディや壮大なコーラスに加え、Hizumiの印象的な声を持つ [Coll:set] は、Jロックが世界を支配し始めた時に欧米の注目を掴んだ。

 
 
Nightmare – The World Ruler (2007)
感傷的なハーモニーと刺激的なパワーのデリケートなバランスを保ったNightmareの4枚目のアルバムは、同時代の騒々しいパンクと危険な憂鬱さを持ったLuna Seaの威厳を奪い取った現代版Motherのように感じられる。
その後、The World Rulerが、リードシングル19エピソードのオープニングとエンディングを務めたThe World / Aluminaで、テレビシリーズDeath Noteの楽々と得られた成功を補ったことは確かに偶然ではない。
シーンの壊滅的な状況を具現化したレコードで、これはバンドを一躍有名にするべきだった。

 
 
アンティック-珈琲店- – 極魂ROCK CAFE (2008)
2000年代半ば、2つのバンドがすべての人の関心を引いていた。
アリス九號とアンティック-珈琲店-だ。
好き嫌いが分かれるアンティック-珈琲店-は、ヴィジュアル系の陰気な悪意に対する完璧な防御策を証明した。
原宿ダンスロッカーたちは、その逃れ難い陽気な音楽と明るいカラフルな衣装で大量のオシャレ系のファンを獲得した。
そしてサードアルバムをリリースする時までに、ヨーロッパのチャートで上昇し始めた。
流星ロケットとCherry 咲く勇気は、今でもポップな楽しさが詰まったままだ。

 
 
Versailles – Jubilee (2010)
彼らは、バロック様式のダンスパーティからそのまま歩いてきて、ネオクラシカルシンフォニックメタルを披露してるように見える。
君がVersaillesを18世紀のフランス貴族と間違っても許されるだろう。
セカンドアルバムでは、気高さと壮大さが10倍になっていて、Kamijoと彼の貴族たちは、いたずらっぽくヴァンパイアの仮面舞踏会に彼らを迎え入れる君主に相応しい頌歌で、偉大な音楽家として王座についた。

 
 
The GazettE – Dogma (2015)
ひとつの世代を形作ったバンドの決定的なレコードである2009年のDimよりもDogmaを選んだのかって?
この狂気には筋道があるんだ。
The GazettEの8枚目のアルバムは、彼らのピーク以来、久しぶりに世界を暗闇に引きずりこんだだけでなく、驚くべき復活を遂げたのだ。
驚異的なブルータルさを選んでエレクトロニックを排除したDogmaは、今までのバンドの殆どの作品の中で最も精巧な作品で、ニューウェーブが影をひそめてるから、彼らの重要性を再認識させてくれる。

 
 
BABYMETAL – METAL RESISTANCE (2016)
君がこういうリストでBABYMETALから逃れられると思ってたなら、君は間違ってた。
そのアイドルグループは、2014年のデビューアルバムで世界を舞台に暴れまわった時、世界の内なる鬼を目覚めさせた。
だがKOBAMETALのアンサンブルを銀河系のスターダムに押し上げたのはMETAL RESISTANCEだった。
ダンスクレイズで猛烈なヒット曲は、BABYMETAのポップっぽいヘヴィさの中で花開き、イケメンとサム・トットマンが勝利への道を切り開いてさえいる。
2019年のMETAL GALAXYがKawaiiメタルの征服を続けている中、抵抗はまだ無駄だ。

https://www.kerrang.com/features/the-13-essential-japanese-rock-and-metal-albums-you-need-to-know/
 
 
 
 
Esprit D’Air
Blue Bloodは伝説的だ。💙

 

    Ami Amelie
    アメージングなアルバムがたくさんあるけど、私の心はD’espairsRayの[Coll:set]を求めてるわ。
     
     
    Robert Harris
    Blue Bloodは、日本のメタルバンドをもっと聴けと俺のケツを叩いてくれたアルバムだよ。
     
     
    Bill White
    でも、聖飢魔IIかMadeth Grey’llかDué Le Quartzが出てこないのか?

 
Mark Stephen Horbury
Mad Capsule Marketsが出てこないは理解出来る。
Borisが出てこないのもある程度は理解出来る。
でも、マキシマム ザ ホルモンは!?
去年のEPは、日本はおろか、殆どの欧米のバンドを圧倒したんだぜ。
 
 
Ken Vail Jr.
日本の60年代のガレージロックもクールだぞ。
 
 
Stanley Tapun
LoudnessのThunder in the Eastがないだと?
悪いけど、これは馬鹿げたリストだ。
 
 
Michael Stringer
Mad Capsule Marketsは?

 

    WD Miller
    彼らはSpotifyにないんだよ、最悪だわ。
     
     
    Mark Steedon
    ↑今はあるぞ!
    2週間前に見たんだ!👍

 
B.W. Herring
初期のLOUDNESSのアルバムがリストにないなんて…、これは完全にジョークだ…。
 
 
Vinny Druids Dunne
生でX Japanを観たけど、理解出来なかったよ。
 
 
Rudy Cagle
そのリストは、チェックするべきヴィジュアル系のアルバム13枚にタイトルを変えるべきあ。
 
 
Patrik Wikstrom
Bow Wow、E-Z-O、Loudnessは???
 
 
Michael Davis
Mad Capsule Marketsがないなんて。
別にKerrangに怒ってるわけじゃないぞ。
ただ…、ただがっかりしてるだけだ。
 
 
Josh Vince
人間椅子がないことに驚いてる。

 
 
 
 
 
 

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          /      \  いやいやいや
        /_ノ   ヽ、_ \  その1位はなしでしょ…
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r、     r、\    ` ⌒´     ,/
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ハリウッドで実写化してほしい作品ランキング「なし」が堂々の1位 『鬼滅の刃』『呪術廻戦』が続く:
https://news.yahoo.co.jp/articles/4db7f52a08e483d0df3cafffe38f3f4762063805

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6位:『名探偵コナン』(18票)
(同率)7位:『SLAM DUNK』(15票)
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(同率)7位:『僕のヒーローアカデミア』(15票)
10位:『HUNTER×HUNTER』(14票)
 
 

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       /     \  俺はマジでジョジョの第5部を
      /   \ , , /\  ハリウッドで映画化してほしい!
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      \      |r┬-|  ,/
     , -‐ (_).ヽ`ー’´   ィヽ
      l_j_j_j と)         i
       ̄`ヽ        | l

 
 

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  }//   ニニニノ /\  {__ノ  
  {/ //⌒\__{   fサ7`/      
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  人// /}\∧         イ        登場人物は殆どが外国人でOKだし   
  /{ヽ//   ∧       -┬’     
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ノノ {ニニ{\\\\_r─一’
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二二二ニニニ\fこ{\ュュ\
ニニニニニニニニ\ム \タ }

 
 

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   / ヽ  /  丶  ハリウッドが金をかけたスタンドを観てみたいじゃん!
  /  (●) (●) ヽ  日本のも俺は嫌いじゃないし!
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  し、       ト、ノ
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もし手元に良いペンと、良いインクと、良い紙があったら、わけなく傑作を書けそうな気がする日々がある。
アンドレ・ジッド

 
 
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