今回は、MetalSucksの記事です。
記事が長いので、これに対する反応は明日やります。
それでは、どうぞ。
User_Cero
日本で最もヘヴィなKawaiiメタルグループへのガイド | MetalSucks。
注:というわけで、上記訳です。
日本で最もヘヴィなKawaiiメタルグループへのガイド
by RYAN DYER
日本におけるアイドルグループの存在感は物凄いものだ。
2019年、日本では3000以上のアイドルグループが活動してたんだ。
日本文化で“アイドル”という言葉は、トレーニングを受けて、大量消費用のひとつのメディア形態として提示される作られたエンタテイナーのことを指す。
音楽グループで、音楽自体は分かりやすいポップという形で、商品の中心として若い魅力的な女の子や男の子をたくさん揃えるっていうのは、日本のアイドルグループでは長年の伝統だったのだ。
2010年代にアイドル文化では普通のポップな装いは、クロスオーバー革命を起こした。
いくつかのグループは、メタルやパンクの音やビジュアル的な美学を取り入れて、伝統的に安牌で凄くコントロールされたアイドルの世界の基準から脱却したのだ。
そういったグループは、それらのグループの伝統的なハンドラーが好む、身なりのきちんとした性的じゃないイメージから自分自身を解放し、普通のJポップスターにありがちなポップナンバーと比較して、もっとハードな音楽スタイルを取り入れた。
見た目やサウンドがどうであろうと、アイドルは正気じゃない仕事のスケジュールが組まれ、プライベートな時間は殆どない。
メンバーがアイドルグループを辞める時は、健康上の理由か個人的な問題かソロキャリアを始めるために“卒業”するのだ。
それから新しいメンバーが“加入”して、グループの別の時代が“世代”と呼ばれるんだ。
ここで紹介するバンドは、より強烈なアイドルグループだ。
それは歌って踊り、ビジュアルアンカーとして振る舞う女の子の中核となるグループで構成されてる。
楽器を演奏するバンドは通常、後ろにいるか、プレイバックでやって全く存在しないことだってある。
日本にはBand MaidやLovebitesやAldiousのようなすべて女性のロックやメタルのバンドもたくさんいるが、それは別カテゴリに属する。
BABYMETAL
この記事を読んでるなら、君はすでにBABYMETALを知ってる可能性が高い。
このグループについては、今までに語られてないことはあまりないから、スクロールして貰って構わない。
でも知らない人たちのために:彼女たちはジャンルを超えた3枚のレコードをリリースし、Bring Me the Horizonやロブ・ハルフォードのような人たちと一緒にやってきた。
彼女たちのKawaiiメタルというブランドは、ヘヴィな音楽で新しい時代をスタートさせ、否定派がいようと世界を魅了するものだと証明してきた。
今回のリストの他のグループは、2010年に宇宙船BABYMETALがメタルの宇宙に飛び立った時に残された煙の跡を辿ってるんだ。
キツネ様にひれ伏せ。
Necronomidol
“永遠に横たわること能うものは死するに非ず、そして奇怪なる永劫のうちには死すらも死なん”
ハワード・フィリップス・ラヴクラフトが、自分が何十年も後にインスピレーションを与えるメディアの形態を目にすることが出来たらなぁ。
2014年に結成されたNecronomidolは、アイドルが注入されたブラックメタルやドゥームやダークウェーブをやってるアイドルアクトの中で最もダークな部類にいる。
ブラストビーツと速弾きギターが、女の子たちのメランコリックなボーカルハーモニーを強調する。
エログロ漫画のファンは、彼女たちのアルバムアートに注目するべきだ:氏賀Y太が、Strange AeonsとVoidhymnとNemesisのキュートでグロテスクなものをデザインし、丸尾末広がバンドのアイコン的なイラストを提供したのだ。
すべてのアイドルグループと同じように、Necronomidolでもラインナップの変更はかなり頻繁にあった。
青ざめた顔の緑の髪をした元メンバーのSariは、グループのビジュアルの中心的な存在だったが、彼女が辞めてから、バンドは“Ritual”のビデオで見られるようなちょっとしたコープスペイントでイメージを刷新した。
十四代目トイレの花子さん
十四代目トイレの花子さんは、444歳の蘇ったお化けを演じるソロの日本人アイドルだ。
彼女の音楽とイメージは、極めてアヴァンギャルドで、そのジャンルにしては異常にがさつで、音楽はボーカルがマッチした殆どグラインドコアの要素を持っている:このトイレにとりついたお化けには、スウィートなハーモニーもキュートなダンスもない。
生の環境だと、ショーは暴力的でとっ散らかってる。
眼帯をつけたシンガーは赤と白のイチゴの服を着て、ランドセルを背負って、観てる低俗な人間たちに色々な液体をかけることでネガティブなエネルギーをぶちまける。
アルバムのFather’s Masturbationは、アメリカの国旗を持った彼女が描かれ、それは彼女が日本の後にアメリカに挑戦するつもりであることを意味してるのかもしれない。
IronBunny
300年先の未来、人間よりも効率的に速弾きするようにプログラムされたサイボーグギタリストEdiee Irobunnyは、ロックンロールを救うために2019年に送られた。
2319年のロックはどんな悲惨な状況なんだ?
それをEdieeに聞くのは酷かもしれないが、ありがたいことに彼は3人のボーカリスト(Hina、Kotono、Minami)と共にIronbunnyを結成するために戻ってきた。
どうして彼がKawaiiメタルグループを作ることにしたのかは、彼にしか分からないことだ。
だが、もし彼がこのジャンルがロックを救うものだと考えてるなら、俺たちはただ黙って聴くべきだ。
バンドがキュートな若い女の子と対照的な男っぽい人を起用するのは初めてのことじゃない。
Desurabbitsには、アイドルを助けて導いてる大きくてマスクをしたバンドメンバーがいるようにね。
Desurabbits
Desurabbits、或いはDeath Rabbitsは、ロックやメタルをプレイするとは主張してない。
その代わり、自分たちの音楽スタイルを“ジャパニーズデスポップ”と名付けたのだ。
本人がそれをなんて呼びたがろうと、バンドは今でもデスメタルとJポップのクロスオーバーミュージックスタイルの初期のパイオニアのひとつとして注目されてる。
BABYMETALのように、彼女たちの曲には、女の子たちの無垢な声と対照的な悪魔のような男のボーカルを含まれてることが多い。
プロデューサーの部長は、ガスマスクと暴動鎮圧用装備を身につけ、バンドの指導者とボディガードを兼ねてる。
“アイドル紛争時代を生き抜く為には、俺がたたねばならない!”
彼の厳格で厳しいアイドルトレーニングは、桜の木の前でポーズをとって終わる“恋する季節”のビデオで示されてる。
Babybeard
オーストラリア人レスラーからアイドルになったLadybeardは、彼のカルトセンセーションLadyBabyを解散させた後に戻ってきて、見た目的にはあまり変わってないが、おそらく彼の衣装ダンスにはいくつかの新しいメイド衣装が追加された。
彼の可愛らしい残忍な声にバックアップボーカルを提供する2人の女の子が参加している。
髭の人によって生み出されるエレクトリックなKawaiiメタルのブランドは、より身の毛のよだつ力強いスタイルになってる。
彼のボーカルは、アルティメット・ウォリアーやロード・ウォリアー・ホークのようなプロレスのプロモアーティストにインスパイアされてるように聴こえる。
バックアップシンガーたちが、曲をいつもキュートに戻してくれるけどね。
ももいろクローバーZ
パワーレンジャーを彷彿させる色分けされたバンド、ももいろクローバーZは、偶にパンクやロックの感じを取り入れたJポップのハイパーアクティブなものをプレイする。
もし君がBABYMETALは人気があると思ってたなら、この統計を見てくれ:2013年、彼女たちは52億円以上で、日本のミュージックアーティストで4番目に高いセールスを記録し、2016年にはライブコンサートに日本の女性グループで過去最高の636000人を集めた。
まぁそれはいいけど、彼女たちのロックの信頼性はどうなんだ?
2015年、ももいろクローバーZは、KISSとのコラボシングル“夢の浮世に咲いてみな”をリリースした。
ポール・スタンレーは、“誰かが、KISS、なんでそんなことしてんだ?って言ったんだ。俺たちにはやれるからさ!それは2つの世界がひとつになって、信じられないものをやってるんだ。音楽の力が世界を揺さぶってるんだ”と言った。
BiS
アイドルシーンのアナーキストであるBrand New Idol Society (BiS)は、コミュニティの中で見られる何百人もの個性を欠き、画一化し、ポジティブなうわべの中の革命的な一派だ。
彼女たちの歴史の要約バージョンを紹介するから我慢してくれ:まず、顔にストッキングをかぶり、やらしい身振りをする“パプリカ”のビデオで始まった、
次のビデオでは、ブラックメタルのメイクをしながら青木ヶ原の森の中を素っ裸で走って物議をかもした。
最終的に“Idol is Dead”というアルバムと、コンサート中に下着や豚の頭を観客に投げ入れたBiS階段名義でノイズアルバムをリリースした。
彼女たちは、フレディ・マーキュリーを彷彿させる“Are You Ready?”という11分くらいの曲をリリースしつつ、解散、再結成、解散、再結成を繰り返してきた。
Fruitpochette
2012年に結成されたFruitpochetteとして知られるデュオは、スタッドのついた革ジャンを着た女の子たちが歌うハーモニーに合わせて、メタルコア、エレクトロニック、デスメタルを含む、アイドルグループにはあまり見られない要素を取り入れてる。
“Road of Resistance”のようなBABYMETALの高潔なソングライティングスタイルのファンは、ポシェットで栽培されたフルーツにも満足するだろう。
彼女たちのアルバム“The Crest of Evil”は、LovebitesやBand Maidのような“本物の”バンドとして同じ棚に収まることが出来る本物の名曲で溢れてる。
怪物のようなマシンに乗った骨の2人の女の子のラットフィンクにインスパイアされたアルバムジャケットは、ジョークじゃない。
いくつかのそういうグループのように、彼女たちにも浮き沈みがあった:グループは2017年に解散し、1年後に再結成を発表したのだ。
仮面女子
ジェイソンがフリルのついたスカートを穿き、4人のボーヒーズ兄弟と一緒にダンスをしてたらどんな感じか考えたことはあるか?
まぁ、仮面女性が教えてくれたよ。
このアイドルグループのほうがカルトで、4つの異なるテーマのアリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズ、イースターガールズがいるから、ボーヒーズ一家は、仮面女子と共に拡大してる。
それらのサブグループはマスクの種類が異なり、チェーンソーやレーザーガンのようなグループごとに違う武器を女の子たちが振り回してる。
メンバーのひとりは、車椅子だ。(奇しくもそれは13日の金曜日パート2の車椅子の死亡シーンを連想させる)
バッキングミュージックは、通常ロックだけど、生バンドのいる他のグループと違って、東京と大阪の劇場で毎日ショーをやる仮面女子チームはプレイバックテープを使い、女の子たちと衣装とダンスムーブに焦点を当てる。
爆裂女子
爆裂女子は、元々偶想Dropとして知られていた。
今の新しいバージョンは、爆発的なロックのエネルギーと、Kpop風のクールなラップを使ったヴァースを組み合わせた過激なサウンドを提供する。
時々、このアイドルグループはパンクの影響があるように聴こえる。
“Great FXXKING MY WORLD”のような曲では、ファンにDayglo Abortionsのギグのように歌詞に合わせて叫ばせ、手渡したマイクに向かって叫ばせるんじゃないかと想像してる。
殆どのアイドルグループの厳格なダンスルーティンと対照的に、爆裂女子の5人のmemberはステージダイブやクラウドサーフィンをすることで知られてる。
そういうのはパンクやメタルでは重要な要素だがアイドルの文化ではそれほどでもない予想不可能な雰囲気をグループに与える。
リリックホリックノワール
元々リリックホリックとして知られてたグループの2番目のバージョンは、アイドルシーンに悲観的なものをもたらした。
“血と脈”という曲では、女の子たちのひとりが呪怨の復讐に燃えた伽椰子の真似をして、これが普通のアイドルデュオじゃないことを君に教える。
その曲のミュージックビデオはホラー風で、眼帯をして血まみれで包帯をしたメンバーが殺人事件の被害者のようになってる。
音楽は普通のアイドルグループよりもスラッシーで、シンフォニックメタルのテイストがあり、時々BABYMETAL風の悪魔のような音のボーカルが、聴く者にこの女の子たちはお化けも死もSMさえも恐れてないんだと確信させる。
鎖で溢れかえった地下牢が“Curse of Bloodthorne”のビデオの舞台で、拘束された男が従順に女の子たちの足元に犬のように跪いたり檻の中に入ったりするのが描かれてる。
Satanic Punish
Satanic Punishは“ファイトミュージック”をやると意思表示する。
“法で裁けないものを罰する時がきた。目には目を。歯には歯を”
その精神は、“Bully”のビデオに現れてる。
それは、イジメっ子が何人か自殺に追いやり、みんなの学校生活を悲惨なものにするという恒久的な問題となってる状況を取り上げてる。
ダークロードがSatanic Punishの音楽の中で彼の存在を感じさせ、Pray for Satanという曲では、素晴らしいリフとエレクトロニックの甲高い音に乗せて悪魔的な存在の吠えるような号令で始まるブルータルなナンバーだ。
彼女たちは最もヘヴィなアイドルグループかもしれない。
“See You on the Other Side”なんて、もちろんティーンエイジャーの女の子たちなしで、どんなメタルコアグループよりもヘヴィに聴こえる。
Xteen
ホラーパンクアイドルユニットXteenは、ミスフィッツのようなバンドから音楽やテーマのヒントを得てる。
それが日本人の女の子たちのグループによっておこなわれると、最近のグレン・ダンジグのカバーCDよりも確実に新鮮で、ひょっとするともっと楽しいかもしれない。
“The New Black”で、女の子たちは英語でハーモニーをし、グレン・ダンジグが有名にした特徴的な“Whoa oh ohs”を加えてさえいる。
このグループは、自分たちのイメージに全力を傾けるわけではない。
彼女たちの新しいプロモーションビデオ“Toxic Candy Girl”ではスケルトンルックを採用してるが、キャッチーでパンクなソングライティングに焦点を当ててるのだ。
Passcode
2013年に始まったPascodeは、メタルコアとEDMをポップと混ぜて、エネルギッシュなKawaiiコアと呼べるものを作り出してる。
バンドはオートチューンをたくさん使っていて、人工的に完璧なサウンドにすることを恥じてない。
欧米の自尊心のあるバンドであれば、これは冒涜だ。
だがアイドルの世界では、もうひとつくらい嘘っぽい要素があってもいいんじゃね?
凄くエネルギッシュな曲は日本語で書かれてるが、BABYMETALのように英語のパートもある。
何故なら、Passcodeはこの奇妙なKawaiiの世界のパスワードを解こうとしてる欧米のオーディエンスのためにやる気満々だからね。
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/ \ これ ふと思ったんだけど…
. / /) ノ´ \_ \
| / ,イ (ー) (ー) u|
l / 二) (__人__) /
. | 二ノ ` ⌒´ \
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. / \ もし十五代目トイレの花子さんが ゆいちゃんだったら
. / /) ノ ‘ ヽ、 \
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/,’才.ミ) (__人__) /
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トイレ . |
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∧_∧::::←ブラピ
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文明の進んだ国あるいは民族は、トイレを大切に扱い、ないがしろにしてないようだ。
本田宗一郎
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/nbqqe1/a_guide_to_the_heaviest_kawaii_metal_groups_in/