今回は、Metal Hammerの記事です。
それでは、どうぞ。
shinpuu
Metal Hammer：2022年ベストメタルソング50。
https://www.loudersound.com/features/the-50-best-metal-songs-of-2022-as-voted-by-you
注：というわけで上記訳を。
2022年ベストメタルソング50（君たちが投票したように）
By Rich Hobson
さぁみんな、2022年もいよいよ大詰めだ。
Metal Hammerの最新号では、多くのリストで盛り上がって、今年を祝っている。
そしてもちろん、俺たちが、なにが君の1年を支配したかを正確に知れるように、君自身のリストを選ぶのを手伝うようにお願いしてる。
でもまず、先週の週に1度の投票の結果だ。（他でもない、2022年の最後）
クリスマスが近づくにつれて、まだニューリリースが続々出ていた。
だが勝者はたったひとりだ：Steel Pantherが、AvatarとWithin Temptationとのデッドヒートを制して王座に就いた。
それが、この今年のグレイテストソングのまとめへと導いた。
毎週、俺たちはそれぞれの週のベストの新曲がなんなのか、俺たちに教えてくれるように君たちに求めた。
その後、数週間前に俺たちは君たちに、ソングオブザイヤー投票に参加するようにお願いした。
なんてこった、やってくれたな。
132000票以上ってのは。2022年のベストメタルソングの栄誉を正式に与える助けになった。
だって俺たちの読者である君たちが選んだんだからね。
さて、難しい話は抜きにして、2022年のTOP10メタルソングは以下で見られる。
メリークリスマス。
そして2023年が音楽にとってまたファンタスティックな1年になってくれ！
1. Ghost – Call Me Little Sunshine
GhostのImperaが、Metal Hammerのアルバムオブザイヤーに評論家が選出した時、みんなが興奮したわけではなかった。
だが結果的に、多くの人がそれを支持したんだ。
Call Me Little Sunshineはその年の初めの1月20日に到着し、それ以降、俺たち多くの耳から離れなかった。
その猛烈なリフと物凄いフックの魅惑的なミックスは、Imperaがブリリアントなアルバムである理由の代表だ。
2. Ghost – Spillways
そう、TOP10にもうひとつGhostの曲だ。
だがImperaがどれだけ狡猾にキャッチーかを考えると、そんなに驚きはない。
Ghostは、常にちょっとABBAスタイルのキャッチーさを持ってるし、Money Money Moneyのキーで始まって、Spillwaysは鼻の整形手術のために一生分の貯金を使ったんじゃないかと思うくらい鼻に突く。
3. Slaughter To Prevail – 1984
2022年のロシアのウクライナ侵攻を非難するバンドは枚挙にいとまがない。
そしてロシアのデスコアバンドSlaughter To Prevailは、1984で正しい方向に向かった。
侵略をきっかけに落ちこぼれたロシア（そして政府）への捨て台詞だ。
このバンドの自然なブルータルさが、この曲の歌詞の内容で表現された怒りとフラウとレーションを完璧に裏打ちしてる。
4. Sabaton – Soldier Of Heaven
サバトンは、繊細さで知られてるわけじゃないが、Soldier Of Heavenは、バンドのいつもの度を越えた大袈裟な感じを、ダークでよりドライブ感のあるトーンに変えてる。
もちろん、それでもまだ信じられないほどキャッチーだが、サバトンはただの“タンクバンド”以上のものであることを完璧に示してる。
そして彼らが2023年早くにアリーナツアーでヨーロッパにい来る時、巨大なアリーナでこれらの曲がどれほど上手くいくのかが分かるだろう。
5. Babymetal – Divine Attack (Shingeki)
BABYMETALはいつだって地球上で最も情熱的なファンベースのひとつを持っていた。
だがDivine Attackは、そのバンドが人々にとってどれだけ多くのことを意味するかをはっきり理解させた。
12か月の活動休止の後のビッグカムバックDivine Attackは、今度の4枚目のアルバムThe Other Oneの世界最初の曲であり、BABYMETALを凄く特別にする野心とスケール感を示す/裏切る（訳注：この後のコメントに関わってくるので、曖昧にします）シンフォニックの要素をかなり持ったアイコン的なJロックサウンドが土台になってる。
他にどんな曲があるのか見るのが待ちきれない…。
6. Babymetal – Monochrome
Divine AttackがBABYMETALの壮大な感覚の増大を示したとするなら、Monochromeはそれを物凄いメタルアンセムに変えるものだ。
ブラストビートが、80年代にテレビやラジオを支配したアリーナロックギターとボーカルメロディへの移行するデリケートなシンフォニックのうねりとミックスしてる。
BABYMETALが2023年にまたツアーに出た時、これが完全に爆発することを期待する。
7. Rammstein – Zeit
無題の7枚目のアルバムを10年待ったことを考えると、Zeitが3月に登場した時は完全に驚きだった。
さらに驚いたのは、バンドがニューアルバムのリードッシングルに選んだのが、より陰気で悲しげなトーンだったことだ。
そのビデオは、時の経過を象徴するもので溢れてる。
それは、ニューアルバムのイントロダクションとして、インパクトがあって痛烈なものだった。
ラムシュタインが、炎と論争だけではないというパワフルな示唆だ。
8. Rammstein – Dicke Titten
Zeitが時の経過の探求がすべてだとしたら、Dicke Tittenは、ラムシュタインが大人になったと思った人にとって物凄い“NO”だった。
文字通り、“big boobs”と翻訳されるこの曲は、シュールレアリズムを付加するためにドイツ伝統のウンパッパ管楽器を加えた中年の危機に対する下品な頌歌だ。
9. Rammstein – Adieu
ラムシュタインのミュージックビデオの完全なシネマスコープであることを考えると、Zeitのサイクルの一部として、それぞれのシングルが独立した存在に感じたことになんら不思議はない。
Adieuは、ラムシュタインの8枚目のアルバムを華々しく送り出してる。
レッドツェッペリンスタイルのリフと魅力的なSFビデオは、とてつもないものに感じる。
10. Slipknot – The Dying Song (Time To Sing)
スリップノットのニューアルバムThe End, So Farは、実験的な傾向があるために、ちょっと賛否両論だったが、このバンドが今でも世界的なアンセムを作り出してることを否定出来ない。
The Dying Song (Time To Sing)なんてまさにそれで、来年の夏に生で聴くのが待ちきれない凄くキャッチーなコーラスのある唸るビーストだ。
2022年ベストメタルソング50：
11. Voice Of Baceprot – PMS
12. Slipknot – Yen
13. Metallica – LUX ÆTERNA
14. Nightwish – Noise (Live At The Islanders Arms)
15. Lorna Shore – The Pain Remains I: Dancing Like Flames
16. Bloodywood – Dana Dan
17. Bloodywood – Aaj
18. Lorna Shore – Sun//Eater
19. Avatar – Dance Devil Dance
20. Jonathan Young & Caleb Hyles – Wolf Within
21. Avatar – Valley Of Disease
22. Tarja – Eye Of The Storm
23. Ozzy Osbourne – Patient Number 9
24. Gojira – Our Time Is Now
25. Korn – Forgotten
26. Megadeth – We’ll Be Back
27. The Hu – Black Thunder
28. The Hu – This Is Mongol
29. Alter Bridge – Pawns & Kings
30. Zeal & Ardor – Death To The Holy
31. Floor Jansen – Storm
32. Watain – We Remain
33. Alter Bridge – Silver Tongue
34. Lamb Of God – Omens
35. Vended – Overall
36. In Flames – State of Slow Decay
37. Electric Callboy – Hurrikan
38. Blackbriar – Crimson Faces
39. Alter Bridge – This Is War
40. Arch Enemy – The Watcher
41. Finger Finger Death Punch – IOU
42. Motorhead – Bullet In Your Brain
43. Disturbed – Hey You
44. Alter Bridge – Sin After Sin
45. In Flames – The Great Deceiver
46. Blind Guardian – Blood of The Elves
47. Amon Amarth – The Great Heathen Army
48. Arch Enemy – In The Eye Of The Storm
49. Epica – Sirens – Of Blood & Water
50. In Flames – Forgone Pt. 1
shinpuu
Divine Attackは5位で、Monochromeは6位だ。
言わせてもらうなら、全然悪くない。
BABYMETALに投票してくれたみんな、ありがとう。
miku_dominos
メタルゲートキーパーたちの不平が始まるぞｗ
- JMiguelFC
2倍のものになるね。
GhostもTOP10に入ってるんだぜ…。
zyzzbrah95
BABYMETALは、ラムシュタインやスリップノットのような大物を打ち負かした。
活動休止の後だってのにね。
かなり最高だ。
- SilentLennie
特に活動休止後だからかもしれないな。
ファンベースは余計に盛り上がってるんだよ。
alfons8film
なにが驚いたって、TOP近くに入ったVoice Of Baceprotの能力だ。
まだファーストアルバムをリリースさえしてないのにだぜ！
- SilentLennie
リストにVoice Of Baceprotが入ってるのはアメージングだね。
ファンベースのどの程度が国内なんだろ。
結局のところ、インドネシアは世界で4番目に人口が多いからね。
あと、インターネット/YOUTUBEが助けになったね。
まぁどっちにしろ、彼女たちにはスキル/才能とハートがあった。
セクシャル化してなく、女性らしく、力強いことを評価するわ。
宗教のファンじゃないけど、彼女たちが断固といた態度をとってるのは素晴らしいことだ。
言葉の壁を越えて、俺の勘違いじゃないなら、何人かは主要都市から遠く離れた貧しい村の出身なんだ。
インターネットの本物の勝者だね。
BABYMETALは、彼女たちの成功の一端を担ったかもしれない。
メタルの若いレディってのは、BABYMETALがいなかったら違う見方をされてたかもしれないしね。
でももちろん、俺たちに確かなことは分からない。
MosoRokku
↑メタルはインドネシアでビッグなんだよ。
大統領さえ、メタル狂で知られてる（知られてた？）んだぜ。
それにインドネシアはアジア最大のメタルファンベースがあると言われてるんだ…。
それを考慮すると、Voice Of Baceprotの順位は低いように思えるね。
インドネシア中に、1500以上のメタルバンドがあるんだぜ。
比較すると、中国には300以下しかない。
BABYMETALはインドネシアで2013年にパフォーマンスして人気になったけど、もしかしたらアイドル/アニメサイドの人気かもしれない。
・インドネシアのカバーグループ：
SilentLennie
↑中国は、比較するには最悪の国だ。
彼らは禁止でもしたの？
中国が現代になにをしたか知らないんだよね。
でも昔は、アートに関して、ひどいことがたくさん起こったんだ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Cultural_Revolution#Arts_and_literature
Kmudametal
↑俺には現在の話しか出来ないけど、4年前に中国でメタルショーがあった。
びっくりしたよ。
どこのどいつが中国に繁栄してる猛烈なメタルシーンがあると知ってたっていうんだ？
SilentLennie
↑政府は、ロック/メタルシーンと、欧米の反政府/社会テーマを心配してるように思える。
MacTaipan
＞BABYMETALを凄く特別にする野心とスケール感を示す/裏切る
俺はネイティブイングリッシュスピーカーじゃない。
“betray（訳注：示す/裏切る）”ってのは俺の知らない意味を持ってるのか？
そうじゃないなら、これはネガティブに聞こえないか？
portray（訳注：描く）じゃなくて？
- Kmudametal
俺にも奇妙な言葉のチョイスに思えたね…。
でもMetal HammerにMental Hamsterというニックネームがあることには理由があるんだ。
同意するよ…、portrayが、彼らの言おうとしたことでしょ。
MacTaipan
↑おそらく彼らは、Siriを使って口述したんだよ…。
STEV3-METAL
多分、それを書いた人は100%英語に精通してないんだよ。
俺の知る限り、ダブルミーニングはない。
或いは、本音が出ちゃったのかもしれない…。
jabberwokk
この文脈では、“示す”って意味だ。
知られてない秘密を内部の人が暴露する（betraying a secret）みたいな使い方をしてるんだよ。
裏切りとは秘密そのもので、ここではBABYMETALがコンセプトアルバムでしようとしてるかもしれないものってことで使われてるんだ。
thomasthemetalengine
ネイティブイングリッシュッスピーカーとして、この文脈では“明らかにする”とか“示す”って意味だ。
OtakuCheroso
TOP50の曲のいくつかは好きだけど、俺にとってBABYMETALの復帰は、今年メタル界に起こったベストのことだった。
Divine Attackは最高だったんえ。
MonkeyLiberace
Ghostファンには決して勝てん。
「スタッフから怒りの声」平手友梨奈が佐藤健とのW主演映画を“ドタキャン”で製作中断：
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb50ba2ab7905af5057af57fabef14b977f46455
＞「撮影の2日目から突然、平手が来なくなったのです」（映画スタッフ）
名声は呪いだ。そう考えるのがきっと正しいと思う。
ボブ・ディラン
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/zptl65/metal_hammer_the_50_best_metal_songs_of_2022_as/