今回は、PMCのKOBAのインタビューです。
それでは、どうぞ。
funnytoss
BABYMETALの舞台裏。(PMC Vol.27 KOBAインタビュー)
彼はこんなことを話してる:
・長いこと経った後の歓声やモッシュに関する“ファーストペンギン(訳注:集団の中で最初に勇気ある行動に出るペンギン/人)”現象。
・初日の音の問題。
・ショーの前の適切な雰囲気を作ることの重要性。
・なんでこれは“4枚目”のアルバムじゃないのか。
・なんでいくつかのことを曖昧なままで説明しないことを好むのか。
・うさぎよりも亀であること。
・もっとたくさん!
mr_1890
KOBAは“その次にアルバムが出るとしたら”って言ってる。
HereticsSpork
俺はKOBAがものすごいラリってる人っていうジョークを言うけど、彼はこれは4枚目のアルバムじゃなくて5枚目のアルバムが4枚目のアルバムだと言ってる。
うん、やっぱKOBAはすげえラリってるわ。
それはまさにラリってる人が思いつきそうなことだ。
>KOBA:たまたまBloodywoodもかかるっていう。ああいうことも全部、偶然なのか必然なのか。
Bloodywoodへの言及は、KOBAはいつかツアーのオープニングを彼らにやらせようと思ってるんだろうと信じさせるわ。
- SilentLennie
BABYMETALにはShanti Shanti Shantiがある。
間違いなくKOBA/BABYMETALはBloodywoodが好きだと思うね。
そしてBloodywoodは、BABYMETALが好きだと言ってる。
だからやらない唯一の理由は、
1、どっちもオーディエンスの種類が異なると思ってる。
2、スケジュールの問題があった。
パンデミックの中じゃ驚きでもなんでもない。
3、なんらかの経済的/戦略的な意味で、理に適ってない。
I_Shuuya
>KOBA:例えばここに水のペットボトルがありますけど、面と向かって、そちら側から見ると、この水がどこのブランドの水なのかはわからないじゃないですか。
>だけど、こちらから見るとこれは某飲料メーカーの水だとわかる。
>水という意味ではどっちも正解なんですね。
>そうやって、ひとつの事象や物事に対する解釈は受け取った人によって変わってくるんです。
彼のやってるものを俺もほしいわ。
そして以下の部分は、KOBAが俺たちを弄ぶのが大好きであることが確実に分かる。
3人の姿がなにかを意味して、4月のショーで結論が出ないかもしれないという事実、変な意味で笑える。
>KOBA:でも、先日の幕張のエンディングで気になるシーンを見せられちゃったものだから、みなさん早く結末が見たくなっているんだと思います。
>あれもマルチバース的に言うと、何かがバグって未来なのか、過去なのか、別の時空の景色が一瞬見えちゃった、みたいなイメージなんですよね。
そして以下は、俺たちが疑ってたことを裏付けてる。
>KOBA:そこから次のステージへ向かうためのプロローグとして生まれたのが〈THE OTHER ONE〉なんです。
>今、〈METALVERSE〉というワードがありますけど、そこにつなげるためのきっかけになるのがこの作品ということです。
- jabberwokk
>彼のやってるものを俺もほしいわ
君はジョークを言ってるんだろうけど、史上最も有名な日本映画“羅生門”を観ることを勧めるよ。
そうすれば、KOBAがやってるものの一部が分かるぞ。:)
I_Shuuya
↑かなり興味深い繋がりだな!
監督は違うけど、似たようなこと考えたんだよ。
KBAが、アートは50%までしか作られないから、残りの50%は観る者の解釈や感情で埋められるってなことを話した時、アンドレイ・タルコフスキーが思い浮かんだんだよ。
偶然、彼は黒澤明の大のファンボーイなんだ。
タルコフスキーは、観客を受動的な観客ではなく、能動的な観客にするというアイデアを押し進めた。
ただ受け取るだけってより、意味を生み出す者である観客だ。
2人は映画史の中で凄く重要な人物だから、KOBAが影響を受けたとしても驚きはないね。
1977年に黒澤明がエッセイで書いたものが大好きなんだ。
タルコフスキーの“ソラリス”を観た直後の話を交えながらのやつね。
>タルコフスキーは、当時私と一緒にいたんです。
>彼はスタジオの隅っこにいました。
>映画が終わった時、彼は立ち上がって、おどおどした感じで私を見てたんです。
>私は彼に“凄い良かったよ、本物の恐れを感じさせる”と言いました。
>タルコフスキーは、恥ずかしそうではあるけど幸せそうな笑顔を浮かべました。
>そして私たちはフィルムインスティテュートのレストランでウォッカを飲みました。
>普段は飲まないタルコフスキーがウォッカをたくさん飲んで、レストランに流れてる音楽のスピーカーを切って、“七人の侍”の侍のテーマを大声で歌い始めたんです。
アーティストってのは、やることが滅茶苦茶な天才なんだ。
jabberwokk
↑その引用をシェアしてくれてありがとう。:)
ただ受け取るだけってより、意味を生み出す者である観客か。
パーフェクトだな。
InFerrNoAl_desu
>タルコフスキー
俺はソラリスを読んだ後に、タルコフスキーの素晴らしい映画があるって聞いたんだ。
それを観たくてたまらなかった。
で、観た後、すげえ失望した。
自己中な監督が作ったって印象を受けたんだ。
良いシーンもあったけど、“俺を見てくれ、俺は素晴らしい監督なんだ!”って叫んでるつまらないシーンもあった。
後になって、スタニスワフ・レムが、この映画が理由でタルコフスキーをばかと呼んだことを知った。
救われた気分になったわ。:)
JMiguelFC
↑>すげえ失望した
ハリウッドバージョンもあるぞ…。
>スタニスワフ・レムが、タルコフスキーをばかと呼んだ
小説家が、自分が完璧に作った文学の傑作を“めちゃくちゃにいた”監督を罵倒するのはよくあることだ…。
たとえば、スタンリー・キューブリックに対するスティーヴン・キングね。
FlyingPiranha
ぶっちゃけ、俺はこのバンドに、こういう見せかけの世界を作りあげるのではなく、ストレートになんかやってほしい。
最初はクールなんだけど、そういうのを読んでると…、飽きるんだw
gruden
↑ちょっと同意する。
俺は年齢が気になるね。
もあは28歳くらいまでに子供を持ちたいと言ってたよね?
すぅは分からないけど、すべてのバンドはいつ終わってもおかしくないんだ。
多分俺はナーバスになってるだけで、その時を楽しむべきなんだろうけど、そんな気持ちにちょっとなるんだ。
BiliousGreen
いつも通りアメージングな翻訳だ。
君たちはコミュニティのために素晴らしいサービスを提供してくれてる。
mawariyu
>あれもマルチバース的に言うと、何かがバグって未来なのか、過去なのか、別の時空の景色が一瞬見えちゃった、みたいなイメージなんですよね。
もしかして、もっとドキドキモーニングのミラーリングアクションみたいなものがあるのか?
No-Passage1474
>KOBA:今回収録する10曲はいろんな神話をもとにしていて、そこにはいろんな教えがあるんです。
これはMonochromeが日本の原爆に関するものだという説に大きな穴をあけるな。
あれは神話じゃないからね。
- soundingdemo
本当に神話のことを言ってるのかな?
もしそうなら、どの曲も実際の出来事とは関係がないってこと?
神話に関してだけど、実際にあった出来事も参考にするのかもしれない。
alfons8film
その説はビデオから生じたんだ。
そこからそれを曲自体に当てはめる人がいるかどうかは別問題だ。
もしビデオがなかったら、誰も曲とそのテーマを結び付けてないよ。
User_Cero
KOBAに同意出来ん。
4枚目のアルバムは、誰がどう思いたいかに関わらず、4枚目のアルバムだ。
- jabberwokk
問題は、KOBAのプランを君は知らないってことだ。
本物の4枚目のアルバムは“The Four Album”ってタイトルになって、メタルのビッグ4それぞれにもあが加わって、4の歌の拡大バージョンカバーをやるんだよ。;)
User_Cero
↑KOBAは意味を変えようとすることが出来るけど、伝承をあまり知らない人たちの中では、4枚目のアルバムは未来永劫4枚目のアルバムだよ。
User_Cero
>KOBA:「ドラゴンボール」でお互いがにらみ合ったまま30分が終わっちゃう、みたいな(笑)
その男はドラゴンボールを持ち出した…。
つまりBABYMETALの伝承は、Shonenなんだ!
タイムスリップまであるんだぜ…。
俺はKOBAの吸ってるものにも興味あるわ。
Mudkoo
基本的にこのインタビューは、“曖昧にしておけば、人々は実際より僕を賢いと思うので、その時その時で適当にやってるんです”と要約できる。
オトナというものはインテリと同じで、バツのわるいこと、はずかしいこと、イヤなことをうまく避けるコツを知ってる人のことである。
田辺聖子
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/11w8ssz/behindthescenes_with_babymetal_2023_pmc_vol27/