ルクセンブルクの新聞のBABYMETALインタビュー もあ:“プリンセスって呼んでください” 【海外の反応】

 
 
今回は、ルクセンブルクの新聞のBABYMETALインタビューです。
それでは、どうぞ。


 
 
 
 
aertyar
TageblattのBABYMETALインタビュー:“音楽のジャンルの教会を壊すことが私たちの1番得意なことです”

Babymetal: „Breaking the boundaries of music genres is what we do best“


 
注:というわけで、上記訳を。
 



 
インタビュー / BABYMETAL:“音楽のジャンルの教会を壊すことが私たちの1番得意なことです”
by Raffael Wilmes, Laura Giacomini
 
2014年、イギリスのネブワース。
当時15歳と16歳の日本の3人の女の子たちは、不可能に思えるタスクを与えられた:世界最大のロックフェスのひとつであるソニスフィアで、6万人のメタル狂を魅了すること。
そのイベントの前、グループをメインステージにしたことに決めたオーガナイザーに批判の声があった。
何故なら、BABYMETALほどメタルシーンを二分するグループは殆どないからだ:メタルとJポップの様々なミックスで、グループは愛されるか嫌われるかのどっちかなんだ。
だがフロントの3人の女の子は、バンドと共にセットを大胆にやり遂げ…、ソニスフィアが初めってから最も強力なオーディエンスの反応を引き出した。
ブルータルなメタルリフに合わせてフリルのついたスカートで踊って歌い、巨大なモッシュピットを生み出したその3人の日本のティーンエイジャーのストーリーは、世界中を駆け巡った。
 
ソニスフィア以降、多くのことがあった。
それはBABYMETALの初めての海外出演のひとつだったが、その前から日本では凄く有名で、インターネットでは彼女たちの曲がバズっていた。
遅くとも2014年夏のワールドツアーから、彼女たちは日出る国からの最も有名な音楽の輸出だった。
有名なウェンブリーアリーナでやったり、メタリカとコラボしたりもしてる。
火曜日に、彼女たちはサバトンのオープニングアクトとして、Lordiと共に初めてルクセンブルクでパフォーマンスをした。
BABYMETALは、何年もの間にサウンドが変化したが、今でも論争の的だ。
Su-metal (25)とMoametal (23)は、Tageblattに自分たちの進化を説明してくれた。
このインタビューの時点で、Momometal (20)はまだメンバーじゃなかったため、ここには出てこない。

 

 
Q:Su-METAL、君はネットでよく“クイーン”と呼ばれてるんだ。
MOAMETAL、君も物凄いファンベースを持ってる。
君は自分たちの広がりや日本以外の凄く熱心なファンベースに気付いてるの?
 
もあ:あぁ、じゃあ私はクイーンじゃないんですか?
それなら、“プリンセス”って呼んでくださいw
ファンの皆さんの何年もの信じられないほどのサポートには、いくら感謝してもしきれません。
私たちは、日本だけじゃなく、世界中のファンのみなさんから、信じられないほどエネルギーを貰ってるんです。
多くの人から愛されて凄く幸運ですし、みなさんにBABYMETALのファンえい続けてほしいです。
私は称賛されたり褒められるのが大好きなタイプでもあるのでw、サポートし続けてくれてありがとうございます!
 
 
Q:Su-METAL、何千人ものファンに片手の動きだけで“ウォールオブデス”をやらせるのってどんな気分なの?
 
すぅ:そういうライブショーでのお客さんとの共有体験はいつも凄く楽しいです。
大きな“サークルピット”が出来ると、ファンの皆さんが誇らしげな顔で私を見ることに気づいたんですw
それからお客さんとアイコンタクトをして、私の熱意を伝えようとするんです。
言葉を交わさなくても、そういう風にファンとコミュニケーションをとれる気がするので、それは凄く充実した経験です。
私たちは、自分たちの熱意と興奮をシェアして、なにも考えずにショーを楽しむことが出来るんです。
 
 
Q:君たちはアイドルグループとして始まった。
世界中でこんなに人気になると思ってた?
特にメタルの間で人気になるなんて。
 
すぅ:ドキドキモーニングのミュージックビデオが出た時、凄い数の言語のコメントがたくさんあったことを鮮明に覚えてます。
批判的なコメントがたくさんありましたが、私はそれを多くの人が私たちに興味を持ったというサインだと受け取ったので、凄くポジティブな経験として受け止めましたね。
あんなに注目されるとは思ってませんでした。
振り返ってみると、批判的なコメントがやがてサポートするコメントに変わっていくのを見て楽しんだのを覚えてます。
 
 
Q:君たちの音楽を嫌ってる人たちをどう思う?
 
すぅ:すべてはBABYMETALをよく知ってるか知らないか次第だと思います。
私たちを知らなかったり、意見が主に私たちの昔のビデオに基づいてたりするなら、最近の私たちのライブパフォーマンスを観て、それに基づいて意見を形成してほしいですね。
私たちは常に変化し、進化してるので、私たちにチャンスを与えてほしいです。

 

 
Q:君たちのサウンドは、何年もの間にどう進化したの?
 
すぅ:最初、私たちのサウンドは主にメタルを混ぜたJポップでした。
その後、世界中でツアーを始めた時、色んな国の色んなサウンドを含め始めたんです。
多くの素晴らしいアーティストの方たちとコラボ出来たことも、私たちのサウンドのパラメータを拡大出来るようにしたと思います。
 
 
Q:MOAMETAL、特に忘れられないステージでの瞬間ってあった?
 
もあ:ステージでパフォーマンスしてる時に見るファンの人たちの笑顔ですね。
それこそ、私がパフォーマンスする理由だし、いつも凄く充実してるんです。
もし私があなたの笑顔の理由になれたら、凄く嬉しいです。
戻ってきた今、またファンのみなさんを見る機会がたくさんあると思いますし、みなさんの前に出てパフォーマンスするのが待ちきれません。
 
 
Q:キャリアの中で、君たちは幅広いミュージシャンたちと一緒に仕事をしてきた。
特にどの経験が影響を与えた?
 
すぅ:ロブ・ハルフォードさんとのだと思います。
もちろんステージで一緒やったパフォーマンスは素晴らしかったんですが、本当に感銘を受けたのは、“君たちはメタル未来だ、自分たちの音楽をやり続けてくれ”って言ってくださった時です。
あのようなメタルレジェンドからの言葉は、私たちにとってすべてを意味しますし、私たちが今も続けて今の地位にいるのは、彼のお陰なんです。
 
 
Q:他にコラボしたいアーティストっている?
 
もあ:たくさんあります!
すでにレッドホットチリペッパーズとメタリカとツアーする機会があったんです。
またやりたいですし、Bring Me The Horizonともやりたいです。
あと、最近楽しんで聴いてたマネスキンに会いたいです。
リストは無限ですw
最近、Backstreet Boysのメンバーと会う機会があったんですけど、ステージで一緒にやれたらいいねって話をしました。
彼らの音楽は私たちのとはちょっと違いますが、音楽のジャンルの境界を壊すのは、私たちの1番得意なことなんです。
だからいつか彼らと一緒にやれたら、物凄く嬉しいですね。
 
 
Q:メタルとダンス。
今のところ世界があまり目にすることがない組み合わせだ。
君たちはパフォーマンス中、ずっと動いてる。
どうしたら息を切らすことなく、すべてを同時に出来るの?
 
もあ:練習、練習、また練習です。
すべての始まりは難しいですが、努力と献身と忍耐が、それを可能にするんです。
練習し続けてれば、いつの間にか同時に歌って踊れるようになりますよ。
それは生まれながら持ってるもの、或いは才能のある人だけが出来るものじゃないんです。
ひたすら練習した結果なんです。

 

 
Q:君たちの音楽が際立ってるだけでなく、君たちの外見も際立ってる。
ステージで着る衣装について教えてくれないかな?
 
もあ:私たちの衣装は主に黒です。
BABYMETALは、黒が1番合ってると思うんです。
黒は、優雅で品があって威厳がある感じを与えてくれるんです。
この衣装は、私たちにとってバトルスーツになりました。
それを着ると、無敵に感じますし、なんでも乗り越えることが出来るような気がするんです。
現在の衣装は、金色の要素が入ってて、あらゆるところから光り輝くんです。
それは“私たちの未来は輝いてる”というサインに思えるので、この衣装を気に入ってます。
でも正直、黒より他の色の違う衣装を試したいですね。
キツネ様がその願いを叶えてくれると思いますか?w
 
 
Q:BABYMETALを知らない俺たちの読者に、キツネ様がなんなのかを説明してくれないかな?
 
もあ:予想不可能で、特には意地悪な存在です。
彼は、私たちに色んな挑戦を与えて、それで私たちは精神的にも身体的にも成長したんです。
BABYMETALのプロジェクトは、今まで奇跡の連鎖だったんです。
それは私たちの運だけでなく、キツネ様のご加護でもあるんです。
だからこそ、ファンの皆さんのように、キツネ様も私たちにとって必要で重要な存在なんです。
 
 
Q:Su-METAL、君はDivine Attackの歌詞を書いた。
今度、もっと頻繁に歌詞を書きたい?
 
すぅ:それは初めての作詞だったんです。
凄く面白かったし、ためになる経験でした。
ファンの皆さんとコミュニケーションするもうひとつの方法だと思ってます。
でも作詞は、曲作りのプロセスへの敬意も教えてくれました。
とはいえ、チャンスがあればまたやりたいですね。
 
 
Q:MOAMETAL、君が特に好きなBABYMETALの曲ってある?
 
もあ:1番好きな曲は、常に変わるんです。
その時の気分次第なんですよ。
だからひとつを選ぶのは難しいです。
でもRoad of Resistanceは、いつも大好きだったものですね。
メロディが凄くクールですし、間違いなくBABYMETALを表してる曲だと思います。
歌詞は、私たちの強い決意を反映してるんです。
でも私たちのためにギターパートをDragonForceのイケメンとサム・トットマンが弾いてくれてるので、大好きというのもありますね。
メタルのJポップの両方が大好きな人たちにアピール出来た曲だと思います。
聴いてみてください。

 

 
ルクセンブルクのファンの考え。
エシュのルイスは、BABYMETALの大ファンで、4月25日と12月7日のBABYMETALのギグの発表の後、すぐにチケットを購入した。
彼の音楽の好みは、ヘヴィなものだ。
“俺はロックならなんでも好きだ”と彼は言う。
“ドアーズからNirvana、ガンズ、ディスターブド、System of a Downまでね”
彼は2015年に初めてBABYMETALを発見した。
彼が明かすように“完全に偶然”だった。
“YOUTUBEのお勧めに出てきたんだよ。最初に聴いたのは、ギミチョコだった。俺の反応は、ほぼすべてのBABYMETALファンのように、「OK、こりゃ一体なんなんだ」だったね”
だが3、4回聴いた後、もっと聴きたくなったと彼は言った。
そしてRoad of Resistanceで、彼は完全にBABYMETALの世界に入り込んだ。
“その後、数日間ループし続けてBABYMETALを聴いて過ごしたよ”とルイスは笑って言う。
 
グループに関して最も彼の興味を引いたのは、イノベーションの面だった。
“完全に新しいものだっただけでなく、めっちゃ良く出来てたんだ”とルイスは言う。
なにより、彼はライブパフォーマンスに感銘を受けた。
“彼女たちは、すべてのショーで100%を出してくれるんだ!”
ある意味、彼女たちはその点でリンキンパークに匹敵すると彼は言う。
“彼女たちは、2000年くらいにリンキンパークがやったことをしてるんだ。完全に新しいジャンルを作りながらも、常に新しい方向性にトライしてる。それがBABYMETALの特別なとこなんだよ。驚かし続けてくれるのさ”
 
Road of Resistance以外で彼のお気に入りの曲は、ヘドバンギャー、IDZ、BxMxC、PA PA YAで、ニューアルバムからはDivine Attack – Shingekiだ。
あらゆる気分向けの曲があるんだ、とエシュのファンは言う。

 
 
 
kachochin38
もあがインタビューで食べ物の話をしなかった!と思いきや、写真のキャプションに“MOAMETALは、ルクセンブルクの美味しい食べ物を楽しみにしてたと語った”と書かれてる。
完璧だね。

 

    Meowmixez98
    女の子たちと一緒にランチをとりたいわ。
    一緒に食べたらめっちゃ楽しいと思う。

 
matchbike
彼らはどうしてオフィシャルのものでなく、Road of Resistanceのコンピレーションを埋め込んだんだ?

 

    JMiguelFC

 
Mudkoo
>でも正直、黒より他の色の違う衣装を試したいですね
>キツネ様がその願いを叶えてくれると思いますか?w
そうだ!頼む!ありがとう!

 

    JMiguelFC

     
     
    og_toe
    マジでクールだろうな。
    特に白ね。
    彼女たちは白の衣装がすげえ似合うと思う。

 
_T-Metal_
今朝、目を覚ましてこれを見た。
今日は良い日だ。:)
 
 
Guysmiley777
練習あるのみってのは、もあの素晴らしい指摘だと思う。
彼女たちがステージにもたらすエネルギーは、彼女たちは特別な神話上の生物だからじゃないんだ。
簡単にやってるように見せるために、身を粉にして取り組んでるんだよ。
 
 
RemyRatio
どこでBackstreetboysに会ったのかしらw
あろ、ルイスを称賛するわ。
彼は分かってる。

 
 



 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自分が何者であるかを知ろうとするのは、あまり意味がありません。大事なのは何者になりたいかであり、そうなろうと決意して努力することです。
ニール・ドナルド・ウォルシュ

 
 
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/130jfil/tageblatt_interview_babymetal_breaking_the/