今回は、ドイツメディアの記事です。
それでは、どうぞ。
aertyar
Laut – ベルリンでのBABYMETAL:Kawaiiくて、メタルで、奇妙なショー。
https://laut.de/News/Babymetal-in-Berlin-Kawaii,-Metal-und-eine-bizarre-Show-19-05-2025-21100
注:というわけで、上記訳を。
ベルリンでのBABYMETAL:Kawaiiくて、メタルで、奇妙なショー
by Désirée Pezzetta
若いメタル狂と ぬいぐるみのような耳を付けたアニメファンが、日本のカルトに敬意を表する。
それは灰色で涼しいベルリンの春の夕暮れだが、天気とはなんの関係もないなにかがベルリンで起ころうとしている。
ヴェロドロームの前には多様な人たちが集まっている:レザージャケットを着た若いメタル狂、ぬいぐるみのような耳をつけたアニメファン、好奇心旺盛なコンサート常連。
みんなありそうもない愛で結ばれている:BABYMETAL。
会場の中ではスピーカーから低音が鳴り響き、ステージは濃い霧が立ち込め、照明が落ちるとシーンで最も奇妙なショーのひとつが始まる。
サポートアクトたち:ダークで、けたたましく、プログレッシブ。
BABYMETALがステージに立つ前に、2つの他のアクトが名を残す。
2024年のユーロヴィジョンソングコンテストでアイルランド代表として出たBambie Thugは、ゴスとスクリームとエレクトロニックミュージックのミックスでスタートさせる。
ステージ上でのメイクや同性愛者のキスでさえ、この取るに足らないパフォーマンスを救うことはできない。
その後、Poppyがステージに現れる。
ポップスターとカルト的な人気の中間にある歩くアートプロジェクトだ。
彼女のアートポップとメタルコアのミックスは、これから始まるものへのスタイル的な架け橋になってる。
このアメリカ人シンガーは、すぐに観客を魅了する。
Poppyは、BABYMETALの世界では知らない人ではない:少なくとも日本のバンドの今度の5枚目のアルバムに収録されてるジョイントシングルFrom Me To U以降、BABYMETALのファンはPoppyを称賛してきたし、それは当然のことだ。
メタルパラレルユニバースへようこそ。
その夜最後の照明が落ち、オープニング曲のBABYMETAL DEATHが始まると、もう彼女たちを止めることはできない。
その3人のフロントウーマンは、アニメから魔法で飛び出してきたかのように登場する。
強烈な神バンドに支えられ、ステージのドラマとパワーが影響し合いながら展開される。
メギツネが日本の伝統的なメロディとツーバスの嵐と振り付けの融合で観客を湧かせる。
ここまででヴェロドローム全体が踊り出している。
PA PA YAは、開放的な季節への期待を瞬時に高める:お祭りのヒット曲とクレイジーな漫画バトルのサントラの間にあるその曲は、ホールを炎とレーザーのスペクタクルに変える。
熱狂的な観客の目を楽しませてくれるパイロがたくさんある。
BxMxCが、ニューメタルモードに切り替える:Su-METALは、Wu-Tang Clanから学んだと思いそうになるほどかなり簡単にラップをしてる。
ビートは厚く、フロウはタイトで、観客は完全に夢中になってる。
メタり!:高度な技術と狂気の融合。
それから、インスト対決が始まる:神バンドはソトで完全にクレイジーになる:電光石火のギター、轟音のドラム、最高のプログレメタルのエネルギー。
ヴェロドロームは新曲のメタり!でまたもや爆発する。
その曲はBABYMETALを定義するすべてを兼ね備えてる:ヘヴィさ、キッチュ、ブレイクダウン、フック、そして“一体ここでなにが起こってるんだ?”という感覚。
アイコン的なヘドバンギャーがホールを爆発させた時も、曲名がすべてを物語っていて、ヴェロドローム全体が一斉に頭を振るのだ。
RATATATA:メタルコアとKawaiiの融合。
今夜のもうひとつのハイライトは、もちろんドイツのトランスコアバンドElectric Callboyとのコラボ、RATATATAだ。
今日はステージに彼らは登場しないっていうのに、曲は生で完璧に上手くいってる。
だがBABYMETALのコンサートでギミチョコがなかったらどうなる?
その曲は音楽の形の一種のミームで、本物のポップ爆弾だ:スウィートで、カオスで、抵抗出来ない。
アンコールセクションは、パワフルなFrom me to uで始まる。
どっちにしろPoppyはそこにいるんだから、Poppyもステージに戻って、一緒にやってるヒット曲を披露する。
フィナーレは、完全にBABYMETALだけだ:バンドの名曲であり、エネルギッシュな賛歌のKARATEが、バンドの最もアイコン的な振り付けのひとつを届ける。
またもや何千もの拳が突き上げられ、最後の衝撃がファンベースを駆け抜ける。
二極化するカルト。
実際、BABYMETALほど多くの批判をされながも同時に称賛されてるバンドなど殆どいない。
3人の女性は間違いなくタフな仕事を凄く上手くやってるのだから、そんなの実際スキャンダルだ。
その洗練された振り付けで一音外しても、それは許される:他のメタルバンドなんて、ジャンプすることもダンスすることもなく、外してるんだ。
オートチューンとライブプレイバックの時代に、こういうバンドのステージを観るのは新鮮でもある:BABYMETALは、自分たちがただのネットでバズッた現象ではなく、本格的なライブバンドである理由を証明してるのだ。
最初はばかげて聞こえるかもしれない(メタルリフ、ティーンポップ、日本の神話)が、その組み合わせがステージで独自のコスモを作り上げてるんだ。
君はそれを理解する必要はないかもしれないが、ヴェロドロームに集まった何千ものファンは、Kawaiiとブルータルさが矛盾しないただのパーティであるパラレルワールドへと押し流されたのだ。
SeriousMike90
記事のクオリティが悪い…。
1、メタり!は新曲じゃない。
まだリリースされてない2曲に言及してない。
2、Poppyはこの時点でFrom me to uを一緒にやってない。
3、KARATEは最後の曲じゃなかった。
いつものように、RoRだったんだ。
- aertyar
まぁ以前のツアーのドイツのレビューと比較すると、彼女たちをもうスクールガールと呼ばなくなったのはステップアップだ…。:D
hasimirrossi
↑すぅ、27歳のスクールガール。
FarFromCertain
4、BABYMETALは間違いなくカルトじゃない。
FrothytheDischarge
↑いや、間違いなくカルトだ。
俺は毎週、俺たちのクイーンと女神に不本意な禁欲と呼ばれる犠牲を捧げてる。
HenrikBarzen
どこの部分が奇妙なのか理解出来ないんだが?
- SeriousMike90
多分、Bambie Thugだ。:D
Ok-Economist482
カルトの部分が…、あぁ、いや待ってくれ、えっと…、もちろん違う。
絶対にカルトじゃない。
Puzzleheaded_Bass921
“日本のカルト”
レビュアーは俺たちを理解してるな。😅
- SilentLennie
でも#notacultだ。
HaraldWurlitzer
↑全然カルトじゃない。
もっと言いたいことを書こうと思ったけど、毎日キツネ様に祈りをささげるためにBABYMETALの神棚に行かなければならないんだ。
Lw1904
↑笑わせてくれてありがとう。;D
MacTaipan
嘘を吐くつもりはない、Bambi Thugのくだりの最後の文章で笑顔になったわ。
- Christian-Metal
色んな理由で、彼女は全然上手くいってないと言っていい。
彼女はパフォーマンス全体で主に口パクをしてると耳にしたけど、それなんの意味があるの?
BABYMETALはエネルギッシュで複雑なダンスムーブをやってるんだから、Bambi Thugよりも口パクの言い訳があるのに、殆ど生で歌ってるじゃん!
MATER-METAL
↑俺はフランクフルトの柵前に立ってた。
Bambi Thugは、90%で口パクしてるよ。
彼女が生で歌ってる僅かなフレーズをはっきりと聞き取れる。
Christian-Metal
↑なんで彼女は口パクなんてするんだろ?
俺が観たものからすると、あまり踊ってないじゃん。
lonewombat
↑殆どの場合…、歌が下手か、声帯を守る正しい歌い方を知らず、自分の声を守ってるんだよ。
MATER-METAL
あの俺の人生の30分を返してほしいわ。
SeaworthinessPast969
今回のツアーで、Bambi Thugのポジティブな話を聞いたことがない。
彼女の曲はいくつか俺のプレイリストに入ってて、悪くないだけにちょっと残念だよ。
Christian-Metal
素晴らしいレビューだね。
不正確なところがいくつかあるけど、深く、知的に書かれてる。
レビュアーは、マジでBABYMETALを理解してるし、それがここで重要なことなんだ。
- cvc75
あと、この記事はセットリスト全体を通して書いてるのに、Kon KonとSong 3をスルーしてるのは奇妙だ。
まぁ初めて聴いた曲だし、第一印象で決めつけたくなかったから、フェアであろうとしたのかもね。
それと、RoRじゃなくてKARATEがフィナーレであるかのように書いてる。
日本発の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」21日は40部門発表 ミセス、新しい学校のリーダーズらが受賞:
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec19ed595ebe8e855b1e1c3c192cc54a3806499f
●最優秀ジャパニーズソングアーティスト賞 Mrs. GREEN APPLE
●最優秀国内ロックアーティスト賞 King Gnu
●最優秀国内ダンスポップアーティスト賞 新しい学校のリーダーズ
●最優秀国内R&B/コンテンポラリーアーティスト賞 宇多田ヒカル
●最優秀国内オルタナティブアーティスト賞 羊文学
●最優秀国内シンガーソングライター賞 藤井風
●最優秀海外ポップス楽曲賞 APT. / ROSE & Bruno Mars
●最優秀海外ロック楽曲賞 feelslikeimfallinginlove / Coldplay
●最優秀海外ヒップホップ/ラップ楽曲賞 Not Like Us / Kendrick Lamar
●最優秀海外R&B/コンテンポラリー楽曲賞 we can’t be friends(wait for your love) / Ariana Grande
●最優秀海外オルタナティブ楽曲賞 BIRDS OF A FEATHER / Billie Eilish
●最優秀K-Pop楽曲賞 Ditto / NewJeans
●最優秀国内リバイバル楽曲賞 ペパーミント・ブルー / 大滝詠一
●最優秀ダンスパフォーマンス賞 オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ
●最優秀クロスボーダー・コラボレーション楽曲賞 Feelin’ Go(o)d / 藤井 風、A. G. Cook
●最優秀インストゥルメンタル楽曲賞 aruarian dance / Nujabes
●最優秀ボーカロイドカルチャー楽曲賞 千本桜 / 黒うさP
●最優秀ミュージックビデオ賞 アイドル / YOASOBI
●最優秀ジャズアルバム賞 Step Into Paradise -LIVE IN TOKYO- / 矢野顕子、上原ひろみ
●最優秀クラシックアルバム賞 Opus / 坂本龍一
●ラジオ特別賞 愛が一層メロウ / 離婚伝説
●ラージェスト・ライブ・オーディエンス賞 WEST.
●最優秀ダンス・エレクトロニック楽曲賞 エジソン / 水曜日のカンパネラ
●最優秀DJ賞 DJ Nobu
●グランプリエンジニア賞 北村勝敏(カッティング・エンジニア)、内沼映二(ミキシング・エンジニア)
●ミュージックテック功労賞 一般社団法人音楽電子事業協会
●最優秀国内シンガーソングライター楽曲賞 怪獣の花唄 / Vaundy
●最優秀アイドルカルチャー楽曲賞 わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER
●最優秀アニメ楽曲賞 アイドル / YOASOBI
●最優秀国内ロック楽曲賞 SPECIALZ / King Gnu
●最優秀国内R&B/コンテンポラリー楽曲賞 Automatic / 宇多田ヒカル
●最優秀国内オルタナティブ楽曲賞 more than words / 羊文学
●Top Japanese Song in Asia Lemon / 米津玄師
●Top Japanese Song in Europe Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
●Top Japanese Song in North America Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
●Top Japanese Song in Latin America Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
●最優秀バイラル楽曲賞 Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
●最優秀国内ヒップホップ/ラップ楽曲賞 Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
●最優秀国内ダンスポップ楽曲賞 Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
●最優秀ジャパニーズソング賞 Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
偏見を捨てるのに、もう遅すぎるなんてことは決してない。
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/1kq6reu/laut_babymetal_in_berlin_kawaii_metal_and_a/