アメリカの音楽雑誌SPINのBABYMETALインタビュー 【海外の反応】

 
 
今回は、SPINのBABYMETALインタビューです。
それでは、どうぞ。


 
 
 
 
shinpuu
SPIN:BABYMETALは大衆にKawaiiメタルをもたらしてる。(BABYMETALインタビュー)

 
注:というわけで、上記訳を。



BABYMETALは大衆にKawaiiメタルをもたらしてる
by Steve Appleford
 
BABYMETALは、2010年にJポップと力強いヘヴィメタルの大胆な融合として東京で誕生した。
凄く若いSu-METALがフロントで歌い、2人の女性が彼女の横で踊るバンドは、圧倒的で遊び心のある曲のある好奇心を持たせる本物のセンセーションだった。
2012年までに、BABYMETALは説明の必要がないほど自らのKawaiiメタルムーブメントのアンセムとなるヘドバンギャーを出した。
 
その曲は、バンドの国際デビューアルバムである2014年のBABYMETALに、疾走感のあるギミチョコと共に収録された。
当時、メタル界ではこのグループを誰もが真剣に受け止めてたわけじゃないが、それから彼女たちは世界中のフェスやアリーナでやりながらオーディエンスを増やして、本物のリスペクトを勝ち取った。
バンドの神話で、彼女たちは神秘的なキツネ様のためにすべてをやった。
ファンはSu-METALとシンガーダンサーMOAMETALとMOMOMETALが率いるBABYMETALの今のラインナップを応援してるからね。
 
プロデューサーKOBAMETALの継続的な指導のもと、BABYMETALはMetal Forthをリリースしたばかりだ。
そのアルバムは先週、Billboard 200チャートで9位になった。
それはBABYMETALにとってのマイルストーンってだけじゃなく、日本人のみのアクトで、こんなに高い順位にアメリカで入ったのはポップミュージック史上初だ。
それは色々な曲で、Poppy、トム・モレロ、Spiritbox、Slaughter to Prevailを含めたコラボをしたオールスターキャストの助けによって実現した。
 
バンドは7月にロサンゼルスのリージェントシアターでパフォーマンスをして、202年に自ら掲げるメタルレジスタンスを推し進め、来たるMetal Forthのリリースを祝う。
通訳の助けで、Su-METALとMOAMETALとMOMOMETALは、BABYMETALの物語のこの最新章について語った。
 
 
Q:BABYMETALはもう15年間もやってきた。
Kawaiiメタルが繁栄し続けてることは、君たちにとってなにを意味するの?
 
すぅ:最初は、たくさん批判がありました。
でも15年間、自分たちの音楽を信じて粘り強く続けることで、今では新しいメタルとかKawaiiメタルとして認知されてることが嬉しいです。
同時に、この分野のパイオニアであることの責任を負わなければならないと感じてます。
それに私たちは最新作が自分たちの最高のものであるべきで、過去の自分たちを絶えず更新して超えていくべきだという考えで一生懸命頑張ってます。
 
 
Q:Metal Forthの裏にあるミッションはなんだったの?
 
もあ:言葉が示唆するように、タイトルはメタルを前に進めたい、メタルと共に前進し続けたいという意味は込められてます。
それは私たちの4枚目のアルバムにとってダブルミーニングでもあるんです。
素晴らしいタイトルじゃないですか?
私は凄く誇りに思ってます。
このアルバムで、私たちは年齢、性別、国籍の壁を越えたミュージシャンとコラボしました。
メタルシーンの未来を先導すると言われてるミュージシャンとのコラボは本当に刺激的で、お互い高め合う時間を楽しみました。
彼らと一緒にメタルの視野を広げて、もっとシーンを活性化させたいですね。
そしてMetal Forthがみなさん自身のジャーニーの一部になって、いつもみなさんと共にあることを願ってます。
 
 
Q:今回は有名なゲストが参加してます。
そんなに多くの人と1枚のアルバムでコラボするのってどんなだった?
 
百々子:信じられないほど刺激的で、学ぶことがたくさんありました。
前にやったことがない音楽を一緒に作り上げることが出来ましたし、私たちにとって新たなドアが開かれました。
その中で、まだもっとたくさん試すことがあると気づきましたね。
そしてアルバムタイトルが示唆してるように、制作過程を通して、本当にメタルを超越するというのがどういうことかを経験しました。
 
 
Q:Poppyは、君たちが始めた時からBABYMETALのファンだったと聞いた。
From me to uで彼女と一緒に歌うのってどうだった?
 
すぅ:この曲はエレクトロニックサウンドをたくさん使ってて、ボーカルパートは未来的な感じを与えるものにしたかったんです。
殆どアンドロイドが歌ってるかのように。
でもそれから、Poppyのパワフルなシャウトがきて、そのイメージを壊すと同時にすごく人間的なものを表現してるんです。
そのコントラストが本当にクールでしたね。
一緒にツアーして、Poppyはスタイリッシュで可愛らしいのに、かなり力強くてクールな声を持ってると気づきました。
彼女は本当にすごく人を惹きつけるアーティストです。
 
 
Q:その曲は君にとってなにを意味してるの?
 
もあ:この曲は、最新のKawaiiメタルの形を表してます。
それは私たちのことをよく知っている元Bring Me the Horizonのジョーダン・フィッシュさんが書いて、私たちはBABYMETALのファンってだけじゃなく、私たちのやってることを本当に好きでいてくれるPoppyと一緒にこの曲を制作する機会を得ましたんです。
この曲を一緒に作ったことで、今私たちが届けることが出来るKawaiiメタルというものを示すことが出来ましたし、これは私たちのファンが待ち望んでたものな気がします。
私がアルバムで1番好きな曲でもありますし、生でやる度に凄く興奮します。
 
 
Q:Song 3で、君はSlaughter to Prevailのフロントマンであるロシアのクマと戦うアレックス・テリブルのグロウルと共に歌ってる。
全然違う声がどうして一緒にあるのに上手くいってるんだと思う?
 
百々子:アレックスさんとのコラボは凄く楽しかったですね。
アレックスさんのパワフルで激しいグロウルを初めて聴いた時、本当にすごく興奮しました。
私たちが交互にグロウルをするパートで、私はある意味で彼を真似しようとすると同時に彼に負けないように全力でやったんです。
彼の魂を揺さぶるスクリームは、その曲にすごく興奮をもたらしましたし、私はその経験から多くのことを学びました。
 
 
Q:それらのパートナーシップは、Metal Forthの全体的な方向性をどう形作ったの?
 
もあ:このアルバムは、最高の意味で美しくカオスなものになりました。
ジャンルがすごく豊富で、ひとつの枠に収まることを拒んでるんです。
でも私たちのすべてのコラボを結び付けるものは、特別なものを作り出そうという共通の信念でした。
だからこそ、すべての曲が全然違う雰囲気のものなのに、どういうわけか紛れもなくBABYMETALになるんです。
それって魅力的だと思います。
私たちの芸術的なスピリットと信念に与えた影響は信じられないくらいポジティブなものでした。
今では、コラボした人たちが成功したり、ライブパフォーマンスしたりするのを見る度に、私たちのチームメイトとして物凄く誇りを感じるんです!w
私たちが一緒にやってる信じられないほど素晴らしいアーティストたちのことを、もっと多くの人に知ってほしいですし、彼らも私たちに対して似たようなことを感じてほしいですね。
そういうお互いへの尊敬に見合ったものを作りづけることが私のモチベーションになってるんです。
 
 
Q:メタルには反抗と反逆の強い伝統があった。
君たちの性格はそれとどう重なるの?
そしてBABYMETALの一員として、或いは人生で、君たちがやった1番反抗的なことってなに?
 
すぅ:私は小学生の頃からワールドツアーで多くの場所に行ったので、両親と一緒にいなかったんです。
なので好きなだけ夜遅くまで起きて、間食が出来ました。
早めに寝たって両親に嘘を吐いたこともありましたね。
 
 
Q:パフォーマンスのためにどんな準備をするの?
 
もあ:私とMomometalは、ショーの日まで振り付けの練習をして、Su-METALはギリギリまで歌の練習をし続けます。
体を痛めてたりしても、負けたくないんです。
ベストを尽くしたいので、いつもなにも考えずにリハーサルスタジオに戻ってる自分に気付くんですよw
私にとっては、食事も本当に重要です。
私はかなりグルメなんですよ。
好きな人たちと食事をするのが大好きなので、BABYMETALのメンバーと食事をするのは本当に楽しいです。
 
 
Q:君たちは最近、キャパ1100のロサンゼルのリージェントシアターでのパフォーマンスでニューアルバムを祝った。
君とバンドにとって、そのショーはどんな感じだった?
 
百々子:凄く楽しかったです。
すべてがすごく近くて、最初は緊張したくらいでした!
お客さんのエネルギーをより直接感じられて、それが“これこそライブショーってものだ!”って興奮させてくれたんです。
会場全体がひとつになって、本当に素晴らしい一体感でした。
かなりアメージングなコンサートでしたね。
ショーの後でも、しばらく寝れなかったくらい興奮してました。
 
 
Q:ここ15年、ステージからBABYMETALファンを見て、どんなことに気付いた?
ファンは時間と共にどう変化した?
 
すぅ:バンドを結成したばかりの時、主にお客さんの中にメタル狂と日本文化にハマってる人たちを目にしました。
でも最近は、赤ちゃんから高齢者まで、ファンがかなり幅広い気がします。
メタルコンサートでは、サークルモッシュピットやクラウドサーフィンがあるので、時々みなさんの安全が心配になりますね。
でも周りの人たちはお互いをいつも気にかけてくれてるように思えますし、ステージから笑顔を見ると本当に幸せな気持ちになります。
 
 
Q:より大きなメタルコミュニティがBABYMETALに対して最初の頃とは違う見方をしてるように感じる?
 
もあ:物事は間違いなく変わったと思います。
特にオーディエンス側ですね。
初期の頃は、多くの人が好奇心だけで珍しいものを見たがってるように感じたんです。
でも今は、多くの人がアーティストとして私たちを見て、認識してくれるようになった気がします。
もちろん、最初は僅か10歳ですごくちっちゃかったので、私たちがどんなアーティストなのか理解するのは難しかったと思います。
だけど15年続けてきて、私たちは年齢や身長だけでなく、BABYMETALという名前も凄く広まったんです。
そのおかげで、より多くの人たちは私たちをちゃんと見てくれるようになりました。
どんな風に見られようと、私はこんなに多くの人にBABYMETALを知ってもらえて嬉しいですし、多くのファンの方と出会えたことは本当にラッキーだと感じてます。
 
 
Q:BABYMETALが先導してるメタルレジスタンスの今の状況ってどうなの?
そのレジスタンスって考えは、君たちの音楽や人生にどう関連してるの?
 
すぅ:グループを結成した時、私の音楽は当時のメタルの常識からかけ離れたものだったので、多くの批判がありました。
でも私たちは自分たちの音楽を信じ続け、パフォーマンスし続けて、ライブショーを通してこれが私たちのメタルで、私たちはメタルと向き合う覚悟があることを証明してきました。
今、その経験は自信の素晴らしい源になってます。
自分を信じ続け、前に進み続ければ、いつだって自分を認めてくれる人たちがいるんだってことを学びました。
そして私のたちの側にバンドの仲間や支持者がいてくれることは、かなり強力な強さの源なんです。
だからこそ、私たちは今でもメタルレジスタンスを続けることが出来るんです。
 
 
Q:ギミチョコは世界的にヒットして、多くの人がBABYMETALを知った曲だ。
今、その曲をやる時、君たちにとってどんなことを意味するの?
 
もあ:BABYMETALを知らない人でも、その曲は知ってて、フェスではお客さんをいつも盛り上げる定番曲のひとつになりました。
ギミチョコのイントロが流れた途端、歓声が上がって、私のエネルギーも他のみなさんと一緒に高まるんです。
でも普段、セットリストの後半でやるんです。
有名な曲だから、慎重にやりたいと思ってるんです。
息を整えて、細心の注意を払って届けることに集中します。
みなさんに聴いて楽しんでもらうだけでなく、パフォーマンスを観た後にもっと好きになってもらいたいってことを念頭に置いてるんです。
 
 
Q:ヘドバンギャーはファンのアンセムになった。
その曲は君たちにとってなにを意味するの?
そしてそれをやる時、ファンはどんな反応をするの?
 
百々子:その曲が始まると、ファンのみなさんが動き出すのが見えるんです。
まるでヘドバンする準備が出来てるみたいに。
私たちにとっても、それはお客さんと一緒にヘドバンして、会話をしてるかのようにその瞬間をシェアしてるような感覚です。
ヘドバンギャーをやることは、私たちに凄く力を与えてくれるんです!
 
 
Q:自分はシンガーとライブパフォーマーとしてどう成長したと思う?
 
すぅ:正直、どう成長したかはいつも分からないんです。
でも最近、色々なアーティストさんとコラボさせていただいて、彼らがBABYMETALの新たな一面を引き出してくれたと感じてます。
それぞれのアーティストさんがもたらすユニークな色と合わせよとしながら、私はそれぞれの曲で異なる歌い方を試して、その過程で私たちの可能性が広がったことに気付いたんです。
 
 
Q:個人的に、メタルミュージックの1番好きなところってなに?
 
百々子:低音が私の体を通して響き渡る時のスリリングな感じが本当に大好きなんです。
最高の意味で、鳥肌が立つんですよ。
それに他のメタルミュージシャンの情熱的なパフォーマンスを観ると、彼らが音楽に注ぐ魂に凄く刺激を受けて、エネルギーをもらうんです。

 



 
 
HereticsSpork
メタルレジスタンスって10周年記念の武道館で終わらなかった?

 

    SilentLennie
    終わったけど、Metal Forthは基本的に続編なんだと思う。
    過去に独自の領域を作って、今はさらに新しいメタルのバリエーションを増やすことで前に進んでるんじゃね?

 
gungaDave
すぅは俺みたいに反抗的だな。
俺も夜ふかしして、間食するんだよw

 

    Guysmiley777
    🎵Breaking the law, breaking the law🎵
     
     
    SeaworthinessPast969
    でもすぅはその後、それについて両親に嘘を吐いたんだぞ。
     
     
    UdderChaosXI
    ↑俺のGOATだなw

     
     
    DogWallop
    ↑それが始まりなんだ。
    次はホテルの部屋をぶっ壊したり、屋上からテレビを落としたりって話が出て来ることになる。
    それに対して俺は、頑張れ!と言いたいw

 
BrianNLS
俺が読んだ中で、これは欧米のメディアのBABYMETALインタビューとして、より良いもののひとつだ。
SPINは重要な音楽雑誌だし、ネットコンテンツだけじゃなくて今でも紙媒体で出してる数少ない雑誌のひとつなんだ。
これは現在、SPINオンラインのトップ記事だぞ。

 

    SilentLennie
    だな、まだ最新特集記事として、サイトのフロントページにある。

 
GeekScientist
“私はかなりグルメなんです”- MOAMETAL、2025年9月。

 
 



 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
グルメというのは、試す勇気を持つこと。
ドラマ “SUITS/スーツ”

 
 
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/1nbvtyb/spin_babymetal_is_bringing_kawaii_metal_to_the/