
今回の予約枠は、村上に関するESPNの記事です。
それでは、どうぞ。
ELITEGmen
ESPN:ホワイトソックスの村上宗隆は、いかにしてあっという間にセンセーションになったのか。
https://www.espn.com/mlb/story/_/id/48704207/mlb-2026-munetaka-murakami-chicago-white-sox-rookie-home-run-sensation
注:というわけで、上記訳を。
ホワイトソックスの村上宗隆は、いかにしてあっという間にセンセーションになったのか
by Jesse Rogers
ダイヤモンドバックスのリリースピッチャーのライアントンプソンは、今年多くのピッチャーが学んだことをたった1球で学んだ。
それは、村上に対してミスを犯せば、その代償を払うということだ。
“1球投げたら、700フィートもかっ飛ばされたよ。もしもっと長い打席になってれば、攻略する方法を見つけ出せたかもしれないけどね”とトンプソンは言った。
ホワイトソックスの26歳のルーキーは、開幕から6週間でリーグを席巻し、特大ホームランと選球眼を打席で見せている。
村上はMLB本塁打ランキングで、ジャッジと1本差の14本塁打を記録していて、出塁率は.369、三振は55となっている。
今のところ、村上はまさにホームランか四球か三振というのを体現する選手の典型だ。
“分かってることは、彼が日本で打ってた方法とここで打ってる方法が違ってるってことだけだ”と、村上に451フィートのホームランを打たれた直後のトンプソンはESPNに語った。
“彼の弱点は、もう前の弱点とは違うんだ。他のチームが彼を追わなかったのは、日本での彼と弱点が違ってたからかもしれない。彼はアプローチを変えたんだ”
すべての対戦相手は、コンピューターモデルやスカウティングレポートを覆す絶好調なスタートを切っている村上を攻略しようとしている。
オフシーズンに多くのチームが、スカウトが色々な理由から“壊滅的な事態”と評したことで村上を無視し、シカゴと2年3400万ドルの契約を結ぶことになった。
そして彼はあっという間に十数チームのフロントオフィスを無能に見せた。
メジャーリーグでの最初の3試合でホームランを打ち、4月中旬には5試合連続ホームランを打ったのだ。
“彼は筋力と柔軟性を維持する素晴らしい仕事をしてる。打席ですごいフィジカルを見せてる”とダイヤモンドバックスのロブロ監督は言った。
“それに加えて、彼はどんな球でも打つためにスイングする準備が出来てる。彼は俺たちに対してミスをしなかった。みんな彼が空振りが多いと言ってたけど、俺たち相手にはそんなことなかった。リーグは注目し始めてるよ”
目を見張るスタートを切ったにも関わらず、村上はもっと良くなりたいという強い意志を揺らぐことなく持ってる。
彼は、まだメジャーへの適応のほんの始まりに過ぎないと思っているのだ。
“まだ学習中です”と、通訳を通して村上は言った。
“まだ慣れてませんが、ボールはすごくよく見えてます”
村上は2022年、22歳にして56本のホームランを打ち、NPB史上最年少の三冠王になって、メジャーリーグのチームの注目を集めた。
3年後、ヤクルトスワローズからMLBにポスティングされた時、村上はオフシーズンのFAトップ10に入っていて、ESPNのカイリーマクダニエルは5年8000万ドルの契約を予想していた。
だがそのような長期契約のオファーは実現しなかった。
MLBのチームのリストにダーツを投げれば、冬に村上の獲得をやめたチームに当たる可能性が高い。
彼はアロンソがメッツからオリオールズに移籍した直後にホワイトソックスと契約した。
だがメッツは別方向に進んで、ファーストの選手としてベテランのポランコと契約したのだ。
今のところ、今年メッツのファーストとサードの選手は、合計で6本しかホームランを打っていない。
レッドソックス、エンゼルス、アスレチックス、ダイヤモンドバックスは、ファーストとサードの補強が必要だったっていうのに、村上の獲得から手を引いたチームの一部だった。
パドレスも村上を気に入っていtが、リーグ関係者によると、冬は支出を凍結していたらしい。
実際、ナショナルリーグのお偉いさんによると、多くのチームは、村上を獲得することは、DHを買うようなものだと考えていたらしい。
日本での村上のパワーは実績があったが、MLBのチームに獲得を躊躇させたものは、守備への疑問に加えて、三振数だった。
村上は2024年の180三振を含めて、NPBでの892試合で、977三振している。
日本での最後の3シーズンの村上の三振率はどれも28%を超えていて、ゾーン内のコンタクト率の72.6%は、2025年のMLBで2番目に悪い数字だったはずだ。
“みんなのひどいミスだった”と、アメリカンリーグ関係者は言った。
“ゾーン内でのミスは人を不安にさせるし、MLBで投手が良くなることを考えると、それを予測するのは難しかったんだ。それは打撃予測モデルの盲点のひとつだから、結果的にすべてのチームの自信をなくさせるんだ”
ナショナルリーグのお偉いさんはこう付け加えた:“三振を過大評価しすぎたのが過ちだ。私はおそらく、出塁することに関してもっと信じてあげるだけの寛大さを持つべきだったのかもしれない”
村上はNPBでの3年で、100以上の四球を選んだ。
そして長打力に加えて出塁もするという点は、この冬に彼の獲得を検討したフロントオフィスにとって魅力的だった。
ホワイトソックスはそういうチームのひとつだった。
彼らは、他のチームが疑問に思ってる多くの部分は、能力不足によるものではなく、機会不足によるものだと信じていたのだ。
“球速への懸念があったことは知ってるし、このリーグでのハイレベルな球速では、弱点があればバレてしまう”と、ホワイトソックスのGMのゲッツは言った。
“でも彼は日本ではそういう球をあまり見てなかったんだ。そして、見てないからって打てないってことにはならない”
再建中だったホワイトソックスは、3年連続で100敗してたことを考えると、ひとりのキープレイヤーを探してる優勝候補のチームより、村上に賭けるのにより適したポジションにいた。
そしてホワイトソックスは、12月下旬の村上のポスティング期間が終わる直前に契約を結んだ。
ホワイトソックスは、ドジャースが山本由伸と大谷翔平というスター選手によって日本での人気を拡大したように、村上の成功を収益化したがってる。
だが市場への参入が難しいだろうことも分かっている。
特に2年契約の選手となると。
“最大の障壁は、ロサンゼルスで使われる金額の多さだ”とホワイトソックスのマーケティング責任者であるボイヤーは言った。
“日本では、テレビで放送されることが重要なんだ。日本の全国放送はドジャースに支配されていて、ドジャースは日本の国民的チームみたいなものになってる”
村上にとってMLB移籍は、今までより速い偶に対応しなければならないだけでなく、シカゴがキャリアの大半で守ってきたサードではなく、ファーストで起用したいと考えてたために、新しいポジションの細かいところまで学ぶ必要が生じた。
スプリングトレーニングでは、複数のコーチに囲まれて、毎日休むことなく取り組んだ。
村上はファーストでまずまずで、ゾーンレーティングではアメリカンリーグ最下位に近いが、エラーはひとつだけだ。
“結局、なにかを証明しようとする強い決意なんだよ”とゲッツは言った。
“選手のDNAになにが刻み込まれ、彼らがなにを目指してるのかは決して分からないんだよ”
だが今年、村上が人々の注目を集めているものはバッターズボックスでのすべてのスイングだ。
彼は98マイル以上の球を複数ホームランにしたMLBで唯一の選手であり、速球、シンカー、カッターという速い球に対して9本塁打というのもリーグ最多だ。
彼のボール球に手を出す確率の22%は、規定打席に到達した177人の選手の中で22位になっていて、メジャーリーグ史上初めてキャリア最初の25試合で10本塁打と20四球を記録した選手になった。
このパワーと選球眼の組み合わせは、他のベースボール界のベストの本塁打か三振か四球かタイプのスラッガーと比較されることが多い。
“カイルシュワーバーと比較されるだけのことはあるね”と、ダイヤモンドバックスのピッチャーであるマイクソロカは言った。
“まさに本塁打か三振か四球かタイプの選手だよ…。彼に打てないものなんてない。彼に的を絞らせないようにしてみ。彼のような賢いバッターは、そんなの気にしないみたいだ。打席で彼が狙いを持ってるのはかなり明白だ”
この好スタートに驚いてる人もいるが、村上のチームメイトはスプリングトレーニングの早い段階から彼の潜在能力を見抜いていて、長打にも慣れていってる。
そしてその姿勢が、シカゴの順位上昇に貢献してるのだ。
“彼は勝つためにここに来たんだ”と、ホワイトソックスのピッチャーのデービスマーティンは言った。
“イニング間やダグアウトでも情熱が伝わってくる。ホームランを打った後、彼はみんなに叫んでるんだ。彼はこのクラブハウスを大きく活性化させてくれた。楽しいぞ。彼は英語を学び、俺たちは日本語を学んでるんだ。ホームランを打つ度に彼の注目度が高まる一方で、村上はルーティンにこだわってる。厳格なんだよ。実際、彼は試合後にインタビューを受けることを好むんだ。試合前は、多くの人がムネショウと呼ぶものへの準備をするので忙しすぎるのさ”
“日々のルーティンを細かいところまでこなすことが大事なんです”と、村上は言った。
“今までに見たことない球にたくさん直面します。バッターズボックスに立った時に準備が出来てるように、事前の勉強と分析が大事なんです”
そして村上と対戦したピッチャーたちが知ったように、ホワイトソックスのセンセーションが打席に立つ時、たった一振りで試合をひっくりかえしてしまうのだ。
“彼を獲得するためにもっと努力しなかったことを後悔してるチームはたくさんあると思う”と、ダイヤモンドバックスの先発ピッチャーのメリルケリーは言った。
“メジャーリーグのピッチングには通用しないという恐れがあったんだと思う。個人的には、世界で2番目のリーグで三冠王をとったなら、明らかに打てるはずだと思う”
jonginator
ネタバレ:ホームランを量産することでセンセーションになったんだよ。
- ContinuumGuy
なんて戦略なんだ!
ex_gratia_
↑なんで今まで誰もそれに気づかなかったんだろ?
strcy
1か月で100万本ホームランを打てば、センセーションになるよ。
HowardBunnyColvin
いい記事だった。
村上は色んな理由で過小評価されてたけど、ヘイターたちが間違ってたと証明したんだ。
- chibamms
短く要約してくれてありがとう。
HowardBunnyColvin
↑だな、
あいつらは“三振しすぎだ!”とか“kれのパワーはMLBじゃ通用しない!”とか、くだらんことを言ってきたけど、すべて否定された。
Soft_Cellist2141
↑おまえはフロントオフィスより才能や潜在能力を見抜く目を持ってるわけじゃない。
彼らがNPBでの成績に基づいて、村上のMLBの打撃を警戒してたことは正しかったんだ。
村上が素晴らしい成績を残してるからって、彼らの疑いが根拠のないものだったってことにはならない。
HowardBunnyColvin
↑記事を読めよ。
フロントオフィスのやつらが偶に間違えるのは問題ない。
スポーツなんだぜ。
Soft_Cellist2141
↑もちろん問題ない。
でも、俺は村上のことをよく分かってたと偉そうにするやつらを見るのはうんざりなんだ。
確かに村上はすげえスタートを切ったけど、それぞれのチームが村上についてくだしたリスク管理としての判断には今でもかなり満足してると思う。
cooljammer00
多分、村上がホームランを打つし、魅力的に思えるからだよ。
PostWarChaos
パワーだよ。
村上にはパワーがあった。
KiraJosuke
彼は日本人で、特大ホームランを打つ。
必要なのはそれだけだよ。
Excellent_Walrus150
ものすげえホームランを打つしな。
crond612
リーグが対応し始めても、村上がこの調子を維持できることを願ってるよ。
Objective_Brief_1953
ファンタスティックなジャーナリズムだな。
DM_yo_Feet_pls
村上に関する最もクレイジーなスタッツは、二塁打を打ったのが僅か1週間前だってことだ。
今年の後半、シカゴに行く予定なんだけど、カブスよりホワイトソックスの試合を観に行くほうが楽しみだ。
cHecker_oD
村上が打つホームランはすべて特大ってのが好きだ。
シングルヒットかホームランってタイプの男で、そういう選手を応援するのはすげえ簡単なのさ。
ほんとあっという間ですよね。
あっという間に大きな話題になりました。
それと、やはり2年契約じゃ日本市場で大儲けってわけにはいきませんよね?
いつトレードされちゃうかも分からない状態じゃ厳しいです。
話の種になるより悪いことがひとつだけある。話の種にもならないことだ。
オスカー・ワイルド
https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1t7c25d/espn_how_white_soxs_munetaka_murakami_became_an/