ダラスでのPerfumeのライブレポ　【海外の反応】

 
 
今回の予約枠は、Perfumeのコーチェラのストリームネタにしようと思ってたら、ストリーム明日じゃん！
ってなわけで、BABYMETALファンによる2週間前のダラスでのPerfumeのライブレポにします。
それでは、どうぞ。

 
 
 
 
Soufriere_
OK、2人から頼まれたから、この前の日曜日のPerfumeのライブのレポを書くよ。
主にダラスまで歩いて行ったことと、文字通り俺が出会ったクレイジーな人たちの興味深い部分は省略する。
あと、食い物の話も省略する：俺はもあじゃないし。
そういった話は、俺の欲望を満たすために2日早く行ったって言えば十分でしょ。
 
その日、俺は遅い昼食をとって、それから列に2時間並ぶことを計算して、午後3時くらいにディープエルム（会場がある繁華街のすぐ東）に向かうことにした。
で、会場から2ブロック先にあるラーメン屋に向かった。
日本に1度も行ったことなかったから、俺の田舎者の舌が使い物になるかは分からないけど、自分が食べたものを気に入ったよ。
その後、会場に向かい始めたけど…、クソッ！甘いものが必要だ。
それで俺は近くのとこでレッドベルベットクッキーを食べた。
やったぜ。
 
俺の真後ろには、ビーガン（訳注：卵や乳製品なども口にしない完全菜食主義者）のオプションがある“クッキー生地とアイスクリーム”を売ってるデザートショップがあるかどうか質問してたクールなシャツを着たキュートな女の子（ほぼ間違いなく俺より若い）がいた。
カウンターの哀れな男に同情したね。
彼は明らかにそんなアホな質問に答える方法を教えられてなかったんだ。
俺はあまりにも衝撃を受けてたし、その質問に生意気に答えるには大人しすぎたんだ。
だから俺はただ自分のスウィーツを受け取って、そこを去ったよ。
 
会場に到着した時には、列が隣りのもっと小さなステージまで広がってて、文字通りどこが列の終わりなのか見分けることが出来なかったね。
俺の場所を確保するために後ろのほうに歩いてたら、BABYMETALのカンザスシティのショーで見かけた4人の女の子たちを見たよ。
ヌエボ・ラレド（訳注：メキシコの都市）から来たひとりの女の子とその子の兄弟に話しかけて、君が国境を超えるのに苦労しないことを願ってたってジョークを言ったよ。
そしたら彼女は、“心配だったわ。トランプ、私がPerfumeを観る前に国境を封鎖するのはやめて！”って答えたんだ。
あと、日本のグッズストアで働いてて、ショーの時にもう少しでPerfumeの通訳に選ばれるとこだった女の子にも会った。
 
ドアが午後7時に開いた時、俺はBABYMETALのジャケットを着てる若い女の子と一緒にいたんだ。
彼女は、俺が行った去年のショーには行ってなかったんだ。
そして俺たちは、今度出るアルバムのこと、ゆいのこと、テキサスのことなどについてお喋りした。
その後にドアが開いたんだ。
彼らはIDをチェックして、21歳以上がリストバンドを貰って、21歳未満が手の上にX印をつけられた。
俺は酒なんて飲まなかったけどね。
 
中に入ったら、グッズブースに行って、必要以上にグッズを買ったよ。
レコードのCosmic Explorer（訳注：Perfumeのアルバム）と今年の夏遅くに日本が取り寄せることを計画してたブルーレイを含めてね。
PTAのシャツが欲しかったんだけど、日本のサイズだったから、少なくともXXLが必要だったのにLまでしかなかったんだ。
だからアメリカのツアーシャツを買うことになった。
あと、俺のものを持ち運ぶトートバッグも買ったよ。
BABYMETALのジャケットを着た女の子は、自分のも入れてほしいと頼んできたから、入れてあげたよ。
 
俺の最初のピットでの位置は、ほぼ理想的だったね。
最前から6、7列目くらいのちょうど真ん中だったんだよ。
でも、俺と一緒に会場に入ったキツネの女の子と、凄くちっちゃい日本人の女の子に自分の場所を譲ったよ。
彼女たちの視界の妨げになりたくなかったしね。
俺は別に背が高いわけじゃないけど、低くもないんだ。
日本人の女の子に、日本語で“見えますか？”って聞くと、彼女と一緒にいた少年が俺に“日本語を知ってるんですか？”って聞いてきた。
“Wakarimasen”って答えられるくらいには理解したよ。
その数分後、日本人の女の子が隣りの人に英語で話してるのを聞いて、自分が完全にマヌケのように感じたよ。
いやまぁ俺は礼儀正しくあろうとしたんだ。
 
ショーは15分遅れて始まったんだけど、やれやれ、最初から全力だったよ。
俺はPerfumeのデロリアンをいくつか持ってるけど、そのデロリアンでさえ、あーちゃん、かしゆか、のっちをステージから15フィ―トの距離で観ることの良さを十分に表してないんだよ。
60fps（訳注：フレームレートのこと）でさえ、彼女たちの動きの滑らかさをとらえることが出来ないんだ。
或いは、のっちがダンスに熱中するのを観る歓びを。
 
セットリストは覚えてないけど、Future Popの曲は全部やったと99%確信してる。
イントロを含めずにたった11曲だし、海外でのPerfumeのショーでさえ、それだけじゃ十分ではない。
とにかく、イントロから始まって、“Future Pop”に繋がった。

最初のMCの前に、5、6曲やったね。
 
ちなみに“Fusion”は、生だと目を見張るようなものだったね。
一緒にチャントしてたのは俺だけじゃなかったよ。
 
あーちゃんが何年もショーで使ってたネックラップをつけにバックステージに行ってる間、のっちがオーディエンスに話をしたんだ。
のっちとかしゆかは、多くの外国人がFuture Popを聴いてたことに心から驚いてたように見えたね。
微塵の後悔もなく、俺は限定版を注文したんだ。
かしゆかは精一杯の英語（この点に関して、かしゆか＝ゆいなんだ）で、外国人のファンのお陰でFuture Popは20か国でチャートに入ったって言ってたよ。
 
悲しいことに、その国々のうちのひとつにアメリカは入ってない。
こっちでチャートに入れる日本のグループはひとつしかないんだ。
もちろん、BABYMETALのことね。
 
あぁ、それと、かしゆかが髪を払ったんだ。
みんな歓声をあげたよ。
俺はロングヘアが好きだから、かしゆかの髪を殆ど崇拝してるんだ。
あの髪を維持するために彼女がやってる努力をリスペクトするよ。
そうそう、田口華も完璧な髪を持ってるね。
だけど、華の髪が“完璧”なら、かしゆかの髪はそれ以上なんだ。
 
彼女たちは、MCを通訳するためにオーディエンスの中からちっちゃな女の子を見つけ出したけど、Perfume（まぁ、あーちゃんとのっち）はかなり英語を喋ってたね。
2016年のアメリカツアーの映像を観たことあるけど、それよりもっと英語を喋ってるように思えた。
あーちゃんは、テクス・メクス料理を食べるのをどれだけ楽しんだかについて話してたよ。
まぁ、あーちゃんがそれを“ヘルシー”だと言った時、オーディエンス全体が“えぇぇぇ…？”って返事したけどね。
そしたらあーちゃんは、（通訳を通してか本人が直接かは思い出せない）“ヘルシーじゃないの？”って言って、あれはバランスの取れた食事（肉、野菜、ライス）だと反論したんだ。
まぁ厳密に言えばそれは正しいけど、テクス・メクスはよく油で揚げられてる、或いはソテーされてるという事実が抜け落ちてる。
それは明らかにヘルシーじゃあない。
可哀想なあーちゃんは、ダイエットを上手くやってると思い込んでたから、泣きたくなってるように見えたね。
そしてかしゆかが、ショーを続ける前に、脱線したMCを元に戻すことに成功した。
 
衣装チェンジの合間を挟んでいくつか曲をやって、そしてPTAコーナーの時間だった。
メッセージは、歯の衛生を保つことに関係してたね。
 
Perfumeのショーの映像を観たことある人は、あーちゃんがどこの人かとか、どんな人かとかで観客を区分するのが大好きだって知ってるでしょ。
いつもの眼鏡、裸眼、コンタクト、Perfumeのシャツ着てる人。
男の子、女の子、それ以外の人。
最後の“それ以外の人”は、ニューヨークやトロントやシカゴよりずっと多くの反応があっただろうね。
ダラスは、テキサス州の中でオースティンの次に最も保守的じゃない都市なんだ。
とはいえ、それでもテキサス州だし、“それ以外の人”で誰が声を上げるべきかについて若干混乱があったね。
一部の人たちは、気まずくなるのを阻止するために、自ら買って出てたよ。
 
ショーの最後の3つ前の曲は、Secret Secretだった。

観客は気に入ってたね。
“Everyday”（アルバムの最後の曲）の後、彼女たちは最後の曲はオーディエンスの助けが必要だと言った。
そう！
チョコレイトディスコだ。
君が想像出来るように、ピットは頭おかしくなってたね。
それからチョコレイトディスコが終わって、彼女たちは去った…。
 
そして…、みんなアンコールを求めた。
でも俺も含めて、たとえばBABYMETALみたいにアンコールがないショーに慣れてる人がたくさんいたから、アンコールを求めるのにちょっと躊躇いがあったね。
だけど最終的には、十分な数の人が、“アンコール！”ってチャントし始めた。
 
そしてレディたちが出てきて、あーちゃんが俺たちに感謝した。
それから、もちろんみんなが気に入った“Flash”をやった。

その夜、最後の曲は“無限未来”だった。

それから彼女たちは来てくれたことに感謝した。（俺や多くの人たちが、手でハートの形を作ってかかげた）
あーちゃんはまた泣きそうになってたと言って間違いないと思うね。
だってあーちゃんだし、それがあーちゃんの定番じゃん。
 
ショーは午後10時ちょっと前に終わった。
数人がショーの後でグッズテーブルに向かった一方で、俺は隣りのキツネの女の子が買ったPTAシャツを彼女に返してから、会場を後にした。
それでも俺は、また歩いて夜のダラス都心の狂気に勇敢に立ち向かう準備が出来てる。
途中で、BABYMETALの“Metal Resistance Tour”シャツを着てる日本人の男を追い越したから、連帯感でキツネサインをしたよ。
 
長くて読まないって人用：自分の目でPerfumeを観るってのは、ファッキン最高だった。
もし彼女たちがアメリカに戻ったら、また観に行くよ。
それだけの価値がある。
 
あーちゃんは3年前に、マジソンスクエアガーデンでやりたいって言ってた。
その時までマジソンスクエアガーデンが存在してると仮定すると、マジで心惹かれるね。
ニューヨークには1度も行ったことがないってのにね。
BABYMETALがマジソンスクエアガーデンでやっても同じだ。
 
 
 
 
surfermetal
面白かったよ、ありがとう。
 

Soufriere_
どういたしまして。
そういえば、去年の夏のPerfumeの衣装のコスプレをしてたアメリカ人の女の子のことを言い忘れたわ。
あーちゃんかのっちがそれを指摘したんだ。
彼女たちはファンのコスプレが大好きだしね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
楽しいことが広まるというのは、社会がよくなるということです。
森毅
 
 
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/bckzwc/the_official_weekend_freeforall_114_april_13_2019/