MetalSucks:“ここ20年でメタルの様相を一変させた女性16人” BABYMETALも 【海外の反応】

 
 
今回は、MetalSucksの記事です。
ちょっと長くなるで、今回は記事だけで、反応は明日。
それでは、どうぞ。


 
 
 
 
ここ20年でメタルの様相を一変させた女性16人
by EMPEROR RHOMBUS
 
メタルの未来は多くのものがあるけど、女性は間違いなくそのうちのひとつだ。
ジャンルとしてメタルが拡大するにつれ、世界のシーンの中でどんどん女性が重要な表看板になってるから、男の子のクラブという古いステレオタイプは急速に廃れていってる。
ステージを支配するアーティストから、そのアーティストをトレーニングするコーチや成長するエクストリームミュージックで新しい声を表現してる著者まで、それらの女性はジェンダーでメタルを制限することはジャンルにとっても俺たち自身にとってもアンフェアだと俺たちの多くに気付かせてくれた。
 
今日は国際女性デイだから、俺たちはその風景を変えたジャンルの女性たちに敬意を払いたい。
でもそういうリストの多くは、以前に読んだことがあるのと同じ称賛や逸話が含まれてる。
だから今回、俺たちはここ20年で俺たちが知ってるメタルを変えてきた女性たちのリストを作ることにした。
 
ここに、ここ20年でメタルを今のようにした16人の女性がいる。
 
 
ラリッサ・ストゥーパー

2022年に、女性のデスメタルボーカリストであることは、もう目新しいことではない。
だがラリッサ・ストゥーパーのように邪悪に聴こえ、前向きな考え方をする人であることは、いつだって注目を集める。
Venom Prisonのボーカリストは、確かにすぐにでも彼女の手から棘が生えてきて、君に突き刺すかもしれないように聴こえるんだ。
でもインタビューで、彼女は偏見や母性を悪者扱いすることに積極的に反対していて、過去に“好みだ”と感じることがなかった音楽のジャンルを楽しむように、同じことをするのに集中してる世代を招いてるひとりのメタル狂に対する洞察をファンに与える。
彼女は俺たちの鼓膜から何層も皮膚を剥がすけど、彼女の継続的な音の進化を見ることは歓びだ。
 
 
アンジェラ・ゴソウ

アンジェラ・ゴソウがメタルの流れを永遠に変えたと言うことは誇張ではない。
そのボーカリストはアーチエネミーをシーンの最もエキサイティングなバンドのひとつにする助けをしただけでなく、彼女はエクストリームメタルに女性ボーカルのための道を切り開きもした。
それは切り開かれてたコンセプトではあるが、突然、完全に理解されたのだ。
それにアンジェラは、そうすることが必ずしもジェンダーから踏み出すことを意味しない、或いは男たちの中のひとりであることを意味しないという考えを公表した。
ゴソウは女性で、フレンドリーで、ステージでは獰猛で、なによりひとりのファンだったのだ。
彼女のジャンルに対する影響力は、どれだけ誇張してもし過ぎることはないものだ。
 
 
マリッサ・マルティネス

2008年のDecibelの記事で、Cretinのボーカリスト/ギタリストであるマリッサ・マルティネスは、完全に考慮されていなかったコンセプトをメタル界に紹介した:トランスデスメタルスター。
この著者を含めた多くの人にとって、そのプロフィールはメタルが必要としてたジェンダーについての会話をスタートさせ、それからずっと続いてきたものだ。
そしてマリッサは、彼女のストーリーを関連づけるために格好良いメタルミュージシャンである必要はなかったが、彼女が凄く才能があって尊敬されてるという事実が、多くのアームチェアジェンダー専門家にそのスタンスを再考させたんだ。
今日に至るまで、彼女は心構えが出来てたか出来てなかったかに関わらず、シーンを行くべき場所へと導いた人だ。
 
 
ライナ・ドーズ

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素晴らしい作家であり献身的なジャーナリストであることに加え、ライナ・ドーズは無数のメタル狂の目を開かせもした。
彼女の本“What Are You Doing Here?”で、ドーズはメタルシーンの黒人女性としての経験を書き、そうすることでそれを全体としてメタル狂の経験の一部にしたのだ。
突然、俺たちの多くは違った見方をするようになった。
あるアートが特定の人々にどのように影響を与えるか、或いは幻滅させるかに目を向け、シーンの姿勢の中にある特定の表面化してない流れが、どのようにまだ俺たちが考慮していなかった声を遠ざけていたかに目を向けたんだ。
ライナの本は、最高のメタルがすることをしたんだ:俺たちが立ち止まって、もうちょっと目を開いて世界を見るようにさせた。
 
 
ノーラ・ロウヒモ

本当の話:俺たちはこんなに長いことBattle Beastが引きつけるとは思ってなかった。
フィンランドのパワーメタラーたちは、多くの人が時代遅れだと考えるジャンルで力強いキャリアを築いていて、驚くほど多作で粘り強かった。
その巨大な部分は、彼女の引きつけるステージでの存在感と共に鳴り響くボーカルと唸るボーカルのユニークなミックスが彼女をメタルの必見の個性のひとりにしたシンガーのノーラ・ロウヒモだ。
エクストリームアンダーグラウンドのファンは呆れてしまうかもしれないが、ステージ上のこのバンドを見て、うなずいてめっちゃ感銘を受けないようにしてみろ。
 
 
チェルシー・ウルフ

彼女の音楽と同じように、チェルシー・ウルフのメタルでの影響は暗くて漠然とした雲で、自分がそれに巻き込まれてると気づくまでは表面上ぼんやりしてるんだ。
ウルフはメタルアンダーグラウンドで、楽々と小道具や美学を動かしてるステージマネージャーとしてほどメジャーアクターではない。
彼女の忘れらないボーカルと不気味なサウンドスケープとワルプルギスの夜(訳注:ヨーロッパのお祭り)フレンドリーなアートの使用が、ジャンルに世俗的な魔術をもたらしたのだ。
去年、彼女は衝撃的なBloodmoonをリリースするためにConvergeと手を組んだ:彼女の参加がジャンルの大物たちでさえどれだけパワフルになり得るかをいっそう強固にした。
 
 
ナンディ・ブッシェル

ロックミュージックやドラミングやソーシャルメディアの世界の見方を変えることや、女の子にどんな能力があるかは印象的だ。
君が11歳でそれをやっていなくてもね。
だが僅か数年でナンディ・ブッシェルは、自身のドラミングで世界を征服し、デイヴ・グロールのような人たちが彼女に畏敬の念を覚えるまでになった。
もっと歳のいった人たちが、ロックは終わっただの、今の子供たちはDJやエモラッパーにしか興味がないだのとどれだけ嘆いてるかを考えると、ドラムキットを笑みを浮かべながら叩いてる有色人種の若い女性を見ることは、そういうこと言う人たちはなにも分かってないことを示唆する。
ナンディ、君は最高だ。
俺たちは君を信じてる。
 
 
メリッサ・クロス

これは俺たちがメリッサ・クロスを称賛した2つ目のリストだ:彼女は、俺たちが知ってるメタルを定義した裏方の人たちリストでも取り上げられたんだ。
そしてこっちは、メリッサのハードワークは現代のメタルシーンに凄く影響を与えたし、彼女に積み重ねることが出来るあらゆる称賛に彼女が値するからだ。
ボーカルコーチとしてメリッサは、ダニ・フィルスからデビッド・ドライマンまで、声帯が健康を保ち、長持ちして、極めてブルータルにするために必要だったトレーニングをしてあげた。
現代のスクリーマーが、血を吐くことなく大勢のファンを驚かせてるのを観る度に、おそらく君はメリッサに感謝してることだろう。
 
 
Milkie Way

https://www.youtube.com/watch?v=mUxCrwvDF_A
WargasmのMilkie Wayと同じパチパチと音を立てるエネルギーを持ったパフォーマーを見つけるのは苦労するだろう。
バンドのすべてのビデオで、バンドのすべてのライブ映像で、Milkieは激しく揺れ動くメタルパンクをプレイしてる稲妻のようなものだ。
一方、2021年ヘヴィミュージックアワードのTwitchストリームが、彼女がバストトップが見える服を着てた所為でシャットダウンした時、Milkieは謝罪したか?
いいや、彼女は、女性の身体を低俗で不適切なものとして表現したとしてTwitchを非難し、“女性の身体ではなく、あなたたちの期待を取り締まりなさい”とツイートしてる。
新世代のヘヴィミュージックファンの声であり、簡単に言えば、あなたたちの時代遅れの戯言なんて付き合ってられないってことだ。
 
 
中元すず香、菊地最愛、水野由結

否定しみろ。
誰?とか、本物のメタルじゃないとか、自分はこのバンドより上にいるかのような振りをする他のくだらなくて退屈なあらゆる行為でベストを尽くせ。
でもBABYMETALが多くのウルトラ本物のメタル狂を凄く怒らせるという事実は、BABYMETALが正しいことをしてると証明するだけだ。
一方、彼女たちのハイオクで全部揃ったハイパーメタルは、多くのメタルを知らない人たちに、ラウドで速くて猛烈に圧倒的な音楽に興味を向けさせた。
このファンの大群がどう成長し、絶えず変わるメタルの世界でどうやって見つけたのか、俺たちはそれを知ることにワクワクしてるけど、今はこの3人の女性の業績に敬意を表する。
俺たちは、いつだってこの音楽でキツネになるだろう。
 
 
ジェシカ・ピメンテル

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いたるところでジェシカ・ピメンテルは期待を裏切り、彼女の周囲のすべての人のレベルを引き上げる。
彼女はすさまじいAlekhine’s Gunのボーカリストだから、荒々しく、反社会的であるに違いないよな?
おっと待ってくれ、実際彼女は、テレビドラマ“オレンジ・イズ・ニュー・ブラック”でのお気に入りになったよく知られた女優のキャリアを持った仏教徒なんだ。
OK、なら多分彼女は、己惚れ屋だよな?
いいや、ジェシカは最高にいい人で、会う人みんなに最も思いやりがある人のひとりなんだ。
なら彼女はただの熱狂的なメタル狂だろ?
彼女がここでプロのようにバイオリンを弾いてることを別にすればね。
https://www.instagram.com/p/CayjjceOvPq/
真実は、ジェシカ・ピメンテルは俺たちみんながもっと上手くやれるんだってことを教えてくれる鏡なんだってことだ。
彼女は自分でそういうことを決して言わないってことだけで、それが事実である理由を物語ってる。
 
 
クリスティーナ・エスファンディアリ

何年もの間、クリスティーナ・エスファンディアリはメタルとハードコアのアングラでやってきた。
だが去年、俺たちの多くが信じられないほどの天才である彼女のアートを認識し始めたんだ。
King Womanとして彼女がリリースしたCelestial Bluesは、その内省とオカルト主義が絡み合ったスラッジ、ドゥーム、ハードコアの驚くようなミクスチャーだった。
そのアルバムは、ヘヴィミュージックがどんなものになり得るかと、俺たちがその余地を与えさえすれば、俺たちがそれを推し進めるアーティストをサポートさえすれば、どう成長し続けるかを思い出させた。
ほんとKing Womanだよ。
 
 
ニタ・ストラウス

ニタ・ストラウスは、メタルで最も伝説的な人物で、そのショーがアスレチックコースとお化け屋敷の間にあるアリス・クーパーのリードギタリストだ。
おっと待ってくれ、彼女はギタリストとして信じられないほど成功したソロアーティストでもある。
いや待て、彼女はディスターブドのデビッド・ドライマンをフィーチャーしった新曲Dead Insideで、女性ソロアーティストの新記録も作ったんだった。
続ける必要あるか?
ニタは、その能力と名声がピークに達したように見える度に、登るべき新しい山を見つけ出し、俺たちみんなにどんな可能性があるかを世界に示すんだ。
彼女のソーシャルメディアのハンドルネームがハリケーンであるのは理由があるんだ。
 
 
キム・ケリー

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世界のあらゆる主要報道機関が、メタルを理解しようとする時にキム・ケリーに目を向けるのには理由があるんだ。
それはジャーナリストとして、積極行動主義者として、キムはいつだって断固たる考えと洞察力で、ごちゃごちゃのアングラもメインストリームも同じ虫眼鏡を持ってシーンを見つめてきたからだ。
今、アメリカの労働者の歴史についての本を出版する準備で忙しいキムは、全体としてのメタルで最も物議をかもし知識がある存在のひとりで、絶え間ないハードワークと根性と諦めないことが、人をどれだけの存在にし得るのかを象徴する人たちのうちのひとりのままだ。
もちろん、彼女は過去にMetalSucksなんかのために書いてるけどさ、誰も完璧な人なんていなのさ。

 
 



 
 
 
 
これなにが凄いって、16人ですからね?
つまり、すぅ、もあ、ゆいで3人としてカウントされてるんですよ。
う~ん、素晴らしい。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
価値は自ずから存在するものではありません。いわば生まれつきのものでも自明のものでもありません。存在する為には価値は生み出され常に更新されねばなりません。この価値を常に新しく生みだすことこそ、BABYMETALとブラピが負う課題なのです。
ミヒャエル・エンデ

 
 
https://www.metalsucks.net/2022/03/08/16-women-who-have-changed-the-face-of-metal-in-the-last-20-years/