Metal Hammer:メタルのデビューアルバムTOP50 前編 BABYMETALは39位 【海外の反応】


 
 
本日は、Metal Hammer:メタルのデビューアルバムTOP50の前編です。
それでは、どうぞ。


 
 
 
 
charly_tan
Metal Hammer:メタルのデビューアルバムTOP50。
BABYMETALは39位。


 
注:というわけで訳しますが、あまりにも長くなるので、まずは前編w
 



 
 
メタルデビューアルバムTOP50
by Metal Hammer
 
誰しもどこかで始めなければならなかった。
バンドにとって、デビューアルバムは最も重要なレコードだ。
それを正しく理解すれば、君はフライングスタートを切ることが出来る。
間違って理解すれば…、まぁ最初からやり直さなければならない。
 
すべての偉大なバンドが偉大なデビューアルバムを作ったわけではない。
だが偉大な多くのバンドは偉大なデビューアルバムを作ったのだ。
ブラックサバスやレッドツェッペリンから始まり、ガンズやメタリカを通って、Rage Against The MachineやスリップノットやGhostまで、そのすべては最初に名盤を出し、スタートしたんだ。
 
だがメタルの史上最高のデビューアルバムはどれだろうか?
難しい問題だ。
俺たちは、その答えを出してみようと、科学と魔法とダーツボードにダーツを投げるのをミックスして使った。
 
それが上手くいかなかった時、俺たちはネット投票でみんな聞いてみることにした。
そして何万人もの人たちが素晴らしい名盤から忘れられた宝物、率直に言ってWTF?ってもの(違う、Crazy TownのThe Gift Of Gameは素晴らしいデビューアルバムじゃない)まで、すべてを推薦してくれた。
 
俺たちは結果をかみ砕いてまとめあげ、史上最高のデビューアルバム50枚の究極のリストを提供出来ることを誇りに思ってる。
くつろいで、ボリュームを上げて、史上最も素晴らしい先制攻撃を祝ってくれ…。
 
 
50. ナイトウィッシュ – Angels Fall First (1997)

最もビッグなシンフォニックメタルバンドが始まったところだ。
アコースティック3ピースとして始まった後、ナイトウィッシュのセカンドデモは、遥かにメタルっぽくて力強いサウンドを含んでいた。
スパインファーム・レコードは、Angels Fall Firstに凄く感銘を受け、1997年にバンドのデビューアルバムとして、ただそれをリリースいたんだ。
フィンランド人たちは、それ以来、1度も振り返らなかった。
 
 
49. The Wildhearts – Earth Vs The Wildhearts (1993)

ポップなメロディとパンクの攻撃性とグラムロックの気取った感じの夢中にさせる物凄くアクティブなマッシュアップであるThe Wildheartsのブリリアントなデビューは、90年代半ばのイギリス人の文無しでシニカルで酔っ払った気障な20代が意味したものを完璧に内包してる。
とてつもなく自信にあふれ、目がくらむほどのリフと記憶に残るシンガロングメロディで溢れてるEarth vs. The Wildhearts は、君の好きなロックンロールバンドのすべてが一斉にプレイしてるように聴こえる。
音楽と人生に恋してるバンドの熱狂的なスナップショットで、Greetings From ShitsvilleやEverloneのような曲は、新鮮で時代を超越してる。
 
 
48. セパルトゥラ – Morbid Visions (1986)

彼らがデス/スラッシュ/グルーヴメタルに進化する前、セパルトゥラは最初のブラックメタルの波を作ることで忙しかった。
同時代の殆どのバンドと同じように、ベロ・オリゾンテのバンドは、80年代半ばにかなり未熟なビーストだった:基礎的なプロダクション、調子はずれのインスト、疑わしいタイミング、すべてが見られる。
だが重要なことに、ここでのむき出しの聴覚の暴力は完全に満足できるし、適切な地獄のゆおな雰囲気と多くの深いで記憶に残りリフを含んでる。
 
 
47. Morbid Angel – Altars Of Madness (1989)

振興のデスメタルシーンのランドマークとして正しく歓迎されたMorbid Angelの1989年のデビューアルバムAltars Of Madnessは、30年以上経ってもっそのブルータルな素晴らしさに人々が匹敵しようとしてるくらい、ジャンル全体に凄く高い基準を設定した。
1989年、こういうものを殆どの人は聴いたことがなかった。
フロリダ人たちは、スレイヤーをWeezerのように聴こえさせた:これはチャック・シュルディナーの青写真のねじ曲がってて真っ黒で信じられないほど洗練されたアップデートだった。
トレイ・アザトースのかき回すようなこの世のものとは思えないリフ、デイビット・ヴィンセントの類のないグロウル、バンド特有のアプローチ、進歩的な考えは、彼らをライバルたちの中で際立たせたんだ。
Chapel Of GhoulsやImmortal Ritesのような曲は、この世のものと思えない脅威と魂をバラバラに切り裂くリフで負けたことはなかった。
今でもアンタッチャブルだ。
 
 
46. モーターヘッド – Motörhead (1977)

これはバンドが初めてレコーディングしたアルバムではなかったが、このセルフタイトルレコードはデビューリリースだった。
実際、モーターヘッドはなかなか上手くいかないように思えたから、クラシックなラインナップを揃えて、これをお別れライブレコードにしたかったんだ。
だがありがたいことに、彼らはスタジオに行くように説得されて、2日でアルバムの殆どをレコーディングしたんだ。
時間と予算が足りないことは、彼らのスタイルに合ってた。
登場するのは、Iron Horse/Born To Lose、White Line Fever、改良されたホークウインドのナンバーのような曲で、パンクとメタルにまたがった未熟でアグレッシブなトリオだ。
伝説的なバンドの輝かしく衝撃的な入門編だ。
 
 
45. Testament – The Legacy (1987)

ジャンルの実り多き時代のスラッシュの最もビッグでベストのデビューアルバムと楽々と肩を並べるTestamentのデビューアルバムは、鋭い音楽性、威嚇的なリフ、それから10年続いた若々しい威勢の良さで音をかき鳴らしてる。
C.O.T.L.O.D.とFirst Strike Is Deadlyのたがが外れた攻撃と相まって、長く続くアンセムOver The Wallは、ベイエリアシーンの先駆者というバンドの地位を強固なものにした。
 
 
44. Emperor – In The Nightside Eclipse (1994)

Emperorが史上最高のブラックメタルバンドだ、或いはブラックメタルを新しいアートの域にしたってことに反論する人は殆どいない。
In The Nightside Eclipseは、果てしなく巨大で雄大なキャンバスに人間味のなさ刻み込んだから、ブラックメタルの他者への呼びかけを増幅させた。
キーボードは復讐の天使たちのように渦を巻き、ギターはこの絶望的な領域から逃げ出すとするかのように押し寄せ、Emperorは彼らの航跡で数えきれないほどの渡航者を引き込む新しい空間を切り開く。
 
 
43. A Perfect Circle – Mer de Noms (2000)

明らかにToolはこのリストのどこかにいる。
だがメイナード・ジェームス・キーナンの別のバンドA Perfect Circleのデビューアルバムは、過小評価されるべきじゃない。
Mer De Nomsのほうが、Toolのものよりも即席で、とっつきやすく、元気がないが、それがシェアするものは、品のあるトーン、最高のソングライティング、そして明らかにアイコン的なフロントマンのエネルギッシュなボーカルなのだd。
 
 
42. Gojira – Terra Incognita (2001)

フランスのジャンルベンダー(訳注:複数のジャンルを混ぜてる人のころ)のデビューアルバムは、今の彼らとは全然違って聴こえる。
だがTerra Incognitaは、信じられないほど上手く年を重ねた。
これは、バンドが自分たちが影響されたものをはっきりと主張してるのだ:Death、Morbid Angel、初期のセパルトゥラ。
ハイライトは、Loveの後半のリズミカルな変拍子と、ブルータルな爆発で聴き手を焦がす前にスローなグラインドに速度を落とす圧倒的なLizard Skinだ。
彼らは簡単にそれを超えるだろうが、このレコードはそれでも素晴らしいスタートだ。
 
 
41. デフトーンズ – Adrenaline (1995)

ニューメタルは、Kornとデフトーンズがシーンに登場してすべてを変えるまで、特別なものではなかった。
どっちのバンドもメタルの美学を変える責任を負っていた一方で、Kornは虚無主義、痛み、ブルータルさを扱った。
一方、Adrenalineでデフトーンズは、ヒップホップからスケートパンクまでの影響を引き立たせた。
Boredと7 Wordsは、グランジに飽きて、独自のサウンドを望んだ新しい子供たちにとって、若者の疎外感のアンセムとなった。
Arenalineで、それをやってのけたんだ。
 
 
40. Mayhem – De Mysteriis Dom Sathanas (1994)

Mayhemのデビューフルアルバムについて多くのことが語られていて、ブラックメタルへのクオリティと重要性を説明する時、どこから初めていいか分からない。
ノルウェー人たちは、ブラックメタルムーブメントを再燃させたという点で間違いなく最も重要なバンドだったし、この憂鬱で不可解でアグレッシブでエキセントリックな作品は、完璧にジャンルの暗闇と怒りとこの世のものとは思えない精神を具現化してる。
 
 
39. Babymetal – Babymetal (2014)

ここ10年で最も大きなメタル現象を開始し、最も論争の的になったアルバムだ。
黒と赤のチュチュを着たキュートなSu-METALとMOAMETALとYUIMETALは、匿名ではあるが技術的には素晴らしい神バンドによる気分を浮き立たせるギミチョコや妙に不吉な悪夢の輪舞曲をくるくる回って歌う。
一部の人にとってBABYMETALは、企業が利益を得るために作った粗悪品にメタルを取り入れた日本のアイドルバンドだった。
だが他の人たちにとってBABYMETALは、メタルのクリエイティブカノンへの誠実な追加だった。
君たちは彼女たちを愛することも嫌うことも出来るが、無視することは不可能だ。
 
 
38. Nirvana – Bleach (1989)

もちろん、誰も見つけなかった。
Nirvanaは、もうひとつのサブポップバンドのひとつに過ぎなかったんだ。
十分にまともではあるが、彼らがサポートだった時、みんな柵から突進することはなかった。
3年後、誰もが見落としてたサインがあったかどうか確認するために、Bleachに慌てて戻った。
たくさんあったよ:Love Buzz、About A Girl、Blew。
すべてNevermindへの青写真を描いていた。
Negative Creepは、新しいパンクの名曲だったし、実際、彼が“酔っ払ってる時、俺はネガティブなキモいやつなんだ”ってことを意味してたと分かるまでは、かなり面白かった。
 
 
37. マストドン – Remission (2002)

マストドンは、彼らがアングラの猛威以上のものだと示唆した2枚のEPで、メタルの最も興味をそそる新しいバンドのひとつとして自分たちの立ち位置を確立した。
デビューフルアルバムは、その約束を果たした。
March Of The Fire AntsとTrampled Under Hoofは、ノイズのギザギザの破片を、見る角度によって変わったように思える新しい形にアレンジした。
そのぎこちない拍子とBrann Dailorの落ち着きのないドラミングは、後のアルバムで表面化するプログレの傾向を仄めかした。
だがRemissionの主な狙いは、新世紀にブルータルさを再発明することだった。
それに関して彼らは上手くやったよ。
 
 
36. Skid Row – Skid Row (1989)

Skid Rowは、グラムメタルの最後の世界を席巻するバンドだった。
青写真が確立されてる中、彼らの助言者ジョン・ボン・ジョヴィとマネージャーのドック・マギーは、試行錯誤いた信頼出来る方式を適用しただけだった。
可愛くて度を越えたセバスチャン・バックというフロントマンを擁する彼らは、ほんの少しの名声のために喜んで母親を売る男がいたのだ。
そしてそれは、このレコードと共にちゃんとついてきた。
バンドの残りのメンバーは、経験豊富なプレイヤーだった。
だから18 And LifeやYouth Gone Wildのような曲は、即効性があってアンセム的だった。
素材からして、彼らはその扱い方を正確に知ってたんだ。
セバスチャン・バックは豪遊し、Skid Rowはすぐに彼が切望したロックモンスターとなった。

 
 



 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ドキドキわくわくしながら生きたとすれば、結果は問題ではない。
森瑤子

 
 
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