Tokyo Weekender:海外で話題になった日本の曲TOP7 BABYMETALも 【海外の反応】

 
 
今回は、1年前のメディア記事です。
それでは、どうぞ。


 
 
 
 
RadMetal SuMetal

List of 7: Japanese Songs that Made Waves Overseas


 
注:というわけで上記訳を。
 
 
7曲のリスト:海外で話題になった日本の曲
BY MATTHEW HERNON
 
竹内まりやの“プラスティック・ラブ”や松原みきの“真夜中のドア〜stay with me”のような過去の日本の曲がここ数年、突然国際的なヒットをしてる中、我々は海外で話題になった日本の他の曲に目を向けようと思ったんだ。
坂本九やピンクレディからBABYMETALやLiSAまで、我々はほぼすべての世代をカバーした。

 
 
1、上を向いて歩こう(Sukiyaki) 坂本九

史上最高に売れた曲のひとつである“上を向いて歩こう”は、フラストレーションから書かれた曲だった。
永六輔は、日本の永続的な米軍の駐留に反対する失敗に終わった学生運動の後、その曲を書いたのだ。
“涙がこぼれないように上を向いて歩こう”という言葉は、日米安保条約の批准の後も、幻滅しながらも楽観的なままでいようという意志の強さを反映してる。
その曲の音楽は、ピアノの天才である中村八大が作曲し、坂本九がボーカルを提供した。
 
欧米のオーディエンス向けに改題された“Sukiyaki”(イギリスのレコード会社社長のルイス・ベンジャミンが、原題は海外の人たちには難しすぎると考えた)は、1963年にアメリカでリリースされ、Billboard Top 100で1位になった初のアジア人アーティストの曲となった。
実際、2020年に韓国のグループであるBTSがシングル“Dynamite”で1位になるまで、唯一の存在だったのだ。
世界中でスマッシュヒットした“Sukiyaki”は、1300万枚以上売れた。
A Taste of HoneyやSnoop DoggやAviciiを含め、多くのアーティストによって様々な言語でカバーやサンプリングされている。
 
 
2、Kiss in the Dark ピンクレディ

坂本九を除いて、他のたったひとつの日本のレコーディングアクトが、アメリカでTOP40に入った。
それはキャッチーなヒット曲“Kiss in the Dark”(1979年のレイフ・ギャレットの番組で初披露された)でのピンクレディだった。
その年の5月1日にレフト・バンクの“Walk Away Renee”のB面カバーと共に世界40か国でリリースされ、その4か月後に日本でリリースされた。
この曲は、2人の曲で初めて母国のTOP10に入らなかった曲だ。
だが、Billboard Top 100で最高位37位になって、国際的には最も成功した。
 
その時には、ミーとケイの陽気なデュオは、日本では現象になっていた。
彼女たちは、オリコンチャートのTOPに計63週間いたのだ。
その記録は、2015年、B’zによってついに抜かれてしまった。
Kiss in the Darkでの目的は、アメリカのマーケットに食い込むことだったのだ。
その後、彼女たちは英語での同名アルバムをリリースし、コメディアンのジェフ・アルトマンとNBCのバラエティ番組をやった。
ブロンディやアリス・クーパーのような大物ゲストでは、その番組の失敗を阻止することは出来なかった。
それは5つのエピソードの後に打ち切られたのだ。
 
 
3、すべての人の心に花を(Flowers for your Heart) 喜納昌吉&チャンプルーズ

ただ“花”とだけ呼ばれることが多い、喜納昌吉の最も有名なバラード“すべての人の心に花を”は、1980年にリリースされて世界的にヒットした。
それは、色々なアーティストにカバーされたアジア諸国で特に人気が高いことが分かった。
その曲は元々、喜納昌吉&チャンプルーズにセカンドアルバムBlood Line.にに収録されていた。
その28分のLPは、沖縄音楽の歴史で最も重要なレコードのひとつだと考えられている。
そのアルバムの傑出した曲は、当時の妻である喜納友子が歌い、ライ・クーダー(ローリングストーン誌の2003年の史上最高のギタリストで8位になった)がマンドリンとスライドギターを演奏していた。
伝えられるところでは、1964年オリンピックの閉会式にインスパイアされて美しく作り上げられたらしい。
喜納は色んな国から集まった参加者を見て、“平和の祭典”のようなだと感じたのだ。
タイのフォークロックバンドCaravanによる“Dawk Mai Hai Khun”や、香港生まれの台湾人シンガー周華健によるThe Flowery Heartのカバーが人気になってる。
 
 
4、戦場のメリークリスマス 坂本龍一

“あなたは自分たちが正しいと思ってる者たちの犠牲者だ。もちろん、事実は誰も正しくないのに、あなたやヨノイ大尉が自分は正しかったと絶対的に信じてたのと同じようにね”
大島渚の日英戦争の映画“戦場のメリークリスマス”のラストシーンは、極めて胸を締め付けられるものだ。
さらにこれをよりパワフルにするのは、ハラ(北野武)とローレンス(トム・コンティ)の別れシーンで、ゆっくりと盛り上がっていく坂本龍一の忘れられない音楽だ。
 
デヴィッド・ボウイ主演の映画は、1983年のカンヌ映画祭でパルム・ドールにノミネートされた。
一方でヨノイ大尉を演じた坂本は、ベスト映画音楽で英国アカデミー賞を受賞した。
そのサウンドトラックは、タイトルトラックのインストバージョンで最も記憶に残っている。
三島由紀夫の同名著作にちなんで“Forbidden Colours”と名付けられたボーカルバージョンも存在する。
それはJapanのフロントマンであるデヴィッド・シルヴィアンが歌い、アイスランドで1位になっている。
あとイギリスとアイルランドでもTOP20に入っている。
ドイツのトランスアクトWatergateによる“Heart of Asia”と題されたリミックスは、イギリスで最高3位になった。
 
 
5、Battle Without Honor or Humanity 布袋寅泰

2000年の阪本順治のYakuza映画“新・仁義なき戦い”用に書き下ろされた布袋寅泰の代表的なインストトラックは、3年後に遥かに有名になった。
クエンティン・タランティーノが曲を聴いて、ベアトリクス・キドーとオーレン・イシイ率いるCrazy 88の重要なファイトシーンにぴったしだと信じて、そのギタリストのマネジメントに電話し、彼の大ヒット作キル・ビルに使わせてもらえないか頼んだのだ。
布袋によると、タランティーノは、阪本の映画を観るまでは、メタリカの曲を使うことを考えてたらしい。
 
それ以来、Battle Without Honor or Humanityは、いくつかのハリウッド映画とテレビドラマとコマーシャルで使われた。
バイエルンミュンヘンやインテルミラノを含めて、多くのスポーツチームが試合前に使ってもいた。
“世界中どこへ行っても、その曲はみんな知ってるように思えるのに、俺が誰なのかは知らないのが面白いよね”と、布袋はThe Japan Timesに語った。
“イギリスのフェスでたくさんプレイしたんだけど、人が俺のとこに来て、キル・ビルのカバーを聴くのがどれだけ楽しかったかを言ってくることがよくあるんだ。別に気にしてないけどね。俺の音楽が日本以外で認知されてるという事実が最高なんだ”
 
 
6、ギミチョコ BABYMETAL

1980年代と1990年代には、少年ナイフが海外のロックコミュティで最も受け入れられた日本のバンドだった。
Sonic YouthやNirvanaは、彼女たちの最大のファンだった。
“ついに彼女たちを初めて生で観た時、ビートルズのコンサートのヒステリックになった9歳の女の子状態になったよ”とカート・コバーンは言った。
近年では、BABYMETALが主要な国際的アクトたちに注目されたグループだった。
レッチリ、ガンズ、Korn、メタリカのようなバンドを含めてね。
彼らはみんな、彼女たちをサポートするためにそのKawaiiメタルバンドを招待したのだ。
“2013年にフェスで観て、その素晴らしさにびっくりしたんだ”と、メタリカのフロントマンであるラーズ・ウルリッヒは言った。
 
BABYMETALの最大のヒット曲は、チョコレートを食べたいけど、体重が増えることを恐れることについての曲であるギミチョコだった。
ベーシストの上田剛士が編曲していて、それはグループがどんなものかに関する完璧な例だ:シュガーポップの甘ったるいサウンドとスラッシュメタルのミックス。
その曲は、アメリカでファンの心を掴み、USワールドデジタルソングチャートで5位になった。
それは彼女たちのアメリカのテレビデビューであるコルベアのレイトショーで、彼女たちがプレイすることした曲でもあった。
 
 
7、紅蓮華と炎 LiSA

10年前にソロになってから、LiSAは特にアニメファンの間でかなり有名になった。
彼女の曲は、最も有名な鬼滅の刃を含め、色んなアニメで使われているのだ。
そのアニメのオープニングテーマソングをやったことで、彼女のファンベースは新たな次元に引き上げられた。
紅蓮華は、オリコンデジタルシングルチャートで100万ダウンロードを超えた初の女性アーティストの曲となった。
海外のファンでもヒットし、多くの有名な国際的YOUTUBEアーティストからカバーされている。
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のテーマソングである炎は、さらに大きな成功を収めた。
これを書いてる時点で、そのシングルのミュージックビデオのYOUTUBEでの視聴数は、1億9400万を超えている。
 
第62回日本レコード大賞で大賞に輝き、海外でも人気が高まっている。
これは、アメリカ、オーストラリア、韓国、スペインを含め、世界数か国でチケットセールTOPになった無限列車編が大きく貢献している。
“私はアニメシリーズと映画を念頭に置いて、紅蓮華と炎を書いたんです”と、LiSAはTWに最近語った。
“その2曲は、暗い状況の中で困難を克服して、希望を見出すことについてなんです、それって今の時代にぴったりなんです”

 



 
 
Harley Jeremiah Jackson
BABYMETALのすべての曲が、そのリストに入る資格がある。🙂

 

    周函毅
    完全に同意だ。

 
Adegarg Erick
BABYMETALがこのリストにあることに驚くことはないけど、俺が驚いたのは、first loveがこのリストにないことだ。

 
注:なにfirst loveって?
まさか宇多田ヒカルの曲?
 
 
Richard Wilkinson
Baby Metalが俺の知ってる唯一のバンドで、歴史の残るバンドだ。
ショックなのは、One Ok Rockだ。
俺が英語で歌ってるのを聞いた初めてのバンドだったんだ。
なんでここに入ってないんだ?😔
 
 
Daniel Hale
知らない人のために言っておくと、メタリカのフロントマンはジェイムズ・ヘットフィールドであって、ラーズじゃない。
 
 
Craig L Whetstine
Band Maidはないの?
 
 
Faiezi Bakar
ラヴ・イズ・オーヴァーは?
未来へは?
妙なリストだ。

 
 
Cyrus Ryan Loreto
宇多田ヒカルのAutomaticがなんで入ってないんだ?

 
 



 
 
 
 
これね、欧米の人かそれ以外の人かで全然違うんですよね。
宇多田ヒカルの曲は、キングダムハーツで使われたもの以外、欧米じゃほぼ知られてません。
でも日本でヒット=アジアで有名の時代なので、アジアでは有名なんですよ。
ラヴ・イズ・オーヴァーや未来へも同じですね。
One Ok Rockもそうです。
だけどこのリストは欧米で有名なものですからね。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
我々は「何が出来るか」で自分を評価するが、人からは「何が出来たか」で評価される。
ヘンリー・ワーズワース・ロングフェロー

 
 
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