今回の予約枠は、前にも記事に出てきたTokyo Idolsです。
それでは、どうぞ。
vulcan_on_earth
今日俺が学んだこと:日本の中年男性の多くが結婚を避けて、14歳くらいの女の子に憑りつかれてる。
http://rabble.ca/blogs/bloggers/aalya-ahmad/2017/05/cyber-goddesses-tokyo-idols-and-men-who-worship-them
ということで上記記事を訳しますが、かなり省略してます。
特に北原みのりの部分は全部省略です。
単に好きじゃないんでw
Tokyo Idolsのサイバー女神とそれを崇拝する男性
by Aalya Ahmad
若い女性の対象化や若い女性の搾取は特定の社会に限定されないが、興味をそそる文化的に特定の形態をとるかもしれない。
日本は、(アイドルとして知られる)ティーンエイジャーの女の子が、振り付けのあるポップミュ―ジックバンドで歌って踊ってパフォーマンスや魅力的かつ無垢な女性らしさを競うというメインストリーム現象のますますの台頭を目にした。
そうすることで、彼女たちはアイドルの音楽やプロモーション製品に殆どのお金を使い、握手会で会うために列に並び、ショーで決まったチャントや動きをやり、半分宗教的な情熱でお気に入りの子のキャリアをサポートするのに人生を捧げる大量の自分たちより年上の男性ファン、或いはオタクの崇拝を手に入れるのだ。
三宅響子の新しいドキュメンタリーTokyo Idolsは、スローモーションの中年男性によって儀式化された動きで振り回される鮮やかなサイリウムの山でスタートする。
宗教的な繋がりは繰り返し生じる。
たとえば一部のファンが自分たちの大好きなアイドルRyokaに伝統的な新年の祈りを捧げてるのが映される時にね。
三宅は、自分と同世代の男性が宗教的なカルトに引きつけられてたと語る。
“今じゃ彼らはアイドルを求めるんです”
アイドル文化と北米のセレブ文化の違いを三宅に尋ねた時、彼女は日本のプラットフォームは、凄く特殊なオーディエンス向けに作られていると指摘した。
“もしあなたがケイティペリーのコンサートに行くなら、ファンの大部分はティーンエイジャーの女の子たちです…。でもアイドルのオーディエンスの90%は、パフォーマーの2倍の年齢の男性です”
このドキュメンタリーは、男性的、女性的、搾取的、文化的な問題を織り交ぜながら、猛烈に批判的でありつつ同情的なレンズを通して日本のアイドル文化を探求する。
アイドルのキャリアが一般的に大人の女性になった時に終わるという点で、アイドルの誇張された女の子っぽさがどれだけ物神崇拝化されたかをはっきりと示してる。
Tokyo Idolsは主に、シンガーや声優としてのキャリアを始めることで決まりきったアイドルの型から抜け出そうともがいてる大人の女性になりかけの才能のあるパフォーマー、Rioのストーリーを追う。
彼女は、彼女を表す色である黄色のTシャツの疲れを知らないRio Brothers軍団によって声援を送られる。
でも、ドキュメンタリーに出てくる他のアイドルはRioよりずっと若い。
アイドルバンドHarajuku StoryのAmuは14歳で、Amore CarinaのYuzuは僅か10歳だ。
自転車ツアーで、Rioは自分のようなアイドルになりたがってる7歳のManaと出会う。
三宅は、アイドルは今、5歳か6歳くらいの若い女の子たちにとってなりたいものランキングの2位なんだと語った。
Amuのファンのひとりは、彼女とAmore Carinaに興味を持ってると述べる。
何故なら、彼女たちは“完全に成長しきってない…、もしもっと歳をとったら、彼女たちは僕に興味を持たない”からだと。
この“生理的嫌悪感を覚えてる”ファクターは、Amuや他の子どもたちが不十分なハロウィンのコスチュームを着たファンのためにポーズをとってクルクル回る中、Harajuku Storyのメンバーに喜んで声援を送る部屋が一杯の男性のシーンの最中や、カメラが秋葉原の店や道に立ち並ぶやらしい漫画のキャラやHENTAIを映す時、増加するいっぽうだ。
アイドルグループのパフォーマンスや衣装が、ロリータ風ファンタジーを妙に反映する感じから逃れることは出来ない。
アイドルは、その役割がすぐに漫画的なファンタジーを描き、隣の家の可愛らしい女の子になることである仮想と人間の融合なのだ。
アイドルは、いつもデジタルプラットフォームを経由してファンと交流することを期待される。
ファンは親密な関係の錯覚を楽しむことが出来るし、女の子たちはいつだって繋がることを期待されている。
本当にアイドルの役割は、普通の人生を送ることを許さなくするのだ。
最も傑出した日本のアイドルバンドAKB48のスキャンダルで、メンバーが少年と一緒にいるところを見つかって、頭を剃ってYOUTUBEに泣きながら謝罪する動画をアップすることで公で許しを求め、耐えがたい行為をした。
ドキュメンタリーの中でジャーナリストのMotohiro Onishiが説明するように、ファンがアイドルと会う儲かる機会を作ることはマーケティングの天才的ひらめきだった。
しっかりコントロールされた条件のもとで、ファンは日本では性的な意味合いを持つ行為であるアイドルの手を握るというつかの間の1分を手に入れる。
ネットのポップスターとのコミュニケーションでは十分じゃなかったのだ。
“私たちはバーチャルに加えて現実を望んだのです”と彼は言う。
だがTokyo Idolsは、そのやり方を額面通りに受け入れること拒否することで、そのような“現実”という現実に関して重大な問題を提起する。
たとえば、擦り切れたボロボロの靴や、地下鉄で居眠りしたり、弟と一緒にダンスの練習をしたり、キャリアの挫折で泣いたり、親と過ごして自分たちの生活をライブストリーミングしたりする彼女たちを映す。
ドキュメンタリーは、アイドル文化を理解することを求めつつ、絶えずその性向を正常化することにチャレンジする。
だが三宅は、クルーがそれにあまり慣れてしまわないように、休みをとらなければならなかったと言う。
“ゾッとする感覚が消え失せた”時、“目にしたものを吸収して消化するために日本から離れる”必要があったのだ。
三宅にとってアイドル文化は、“日本の女性であることについて私を居心地悪くさせたあらゆるものを象徴する”のだ。
彼女が日本を出て、家族に会うために再訪した時、アイドル文化がどこにでもある状態になってることに気付かないわけにはいかなかった。
三宅は、母の家でテレビを観ていて、シリアや他の政治的な出来事についてではなく、AKB48を女の子が辞めることについてのニュース速報がスクリーンに映った時、ドキュメンタリーを作る必要があると決意したのだ。
ドキュメンタリーは、アイドルのフェチ化のダークな側面を見せることを躊躇わない。
たとえば、ミート&グリートでカメラは、アイドルの手にしがみつこうとしてる若い男の絶望的な顔をとらえる。
だが、ドキュメンタリーに出てくるオタクの多くは、ゾッとするっていうより、達成不可能性な空想を追っていると完全に分かっていながら繋がりを求めてるように見える。
たとえば、P-IDLのYukaという22歳のウエイトレスを崇拝する中年男性ファンのMitacchiは、グリッターグルーで彼女のためにファングッズを作るのだ。
そして彼はアイドルのショーやグッズにほぼすべての金を使うことについて話す。
単純に割り切ってオタクを好色家として描写するよりむしろ、三宅のドキュメンタリーは伝統的な日本人の男らしさの理想を破壊する。
Tokyo Idolは、会社でサラリーマンとして努力することを期待された“簡単”かつ“平凡”な人生に従う虚しさについて話すファングループRio Brothersのリーダー43歳のKojiのようなオタクに本物の好奇心と同情を見せる。
サラリーマンとして三宅は、“あなたはヒエラルキーのポジションで定義されるんです。オタクのほうが平等ですし、人生をもっとコントロールすることが出来るんです”と説明する。
究極のRioファンのKojiにとって、彼のアイドルは“鏡のようなもの。高価な鏡”なのだ。
彼自身の挫折感を癒し、達成感をもたらしてくれるから、彼の歓びはシンガーになるというRioの夢を叶える手伝いをすることであることは明白だ。
かなり高価な鏡のコストを計算する上で、Tokyo Idolsはじっくり考える価値のあるドキュメントだ。
TedTheSplendid
アメリカではそういう奴らを俺たちは“インセル”って呼ぶんだ。
- Uranus_Hz
違う。
俺たちはそう読んだりしない。
奴らは自分たちで自分たちをインセルと呼ぶんだ。
それは不本意な禁欲を意味する。
どうやら彼らが普及させようとしてる政治的に正しい用語みたいだ。
俺たちの大部分は、彼らを“与えるものがなにもない痛ましいルーザー”って呼ぶだけだ。
Mugiwaraluffy69
↑待ってくれ。
インセルってのは侮辱じゃないのか?
Uranus_Hz
↑俺は侮辱的だと思うけど、彼らはあまり賢い男たちじゃあないんだ。
Skane1982
今日学んだこと:インセルの意味。
ありがとう。
MrNerd82
>自分たちで自分たちをインセルと呼ぶ
そんなのさっぱり知らなかったわ。
>不本意な
なんてジョークなんだwww
ってことは奴らは、自分たちにシャワーを浴びて外に出かける能力がないからって、或いは極端に高い/非現実的な基準を持ってるからって、他のみんなを非難してるのか?
注:インセルは女性を叩くんです。日本のネットにもいますよね?
Typhera
↑彼らは、女性を憎んで崇拝しつつ、そうなった理由を説明して正当化する文化を持ってるんだ。
異様だよ。
でも、それは現代の生活や、自分たちの子供を見捨てる親の結果なんだ。
彼らにあまり辛くあたっちゃダメだ。
それは彼らの被害妄想を増大するだけだ。
彼らは無数の理由で社交的にはならなかったから、問題あるものと問題ないもののニュアンスを学ばなかったんだ。
Drakonlord
>シャワーを浴びて外に出かける能力がない
君はマジで魅了的であることがシャワーを浴びるってことくらい単純なことだと信じてるのか?
MrNerd82
↑体の臭いのフェチじゃない限り、YESだ…。
シャワーを浴びて綺麗であることが、いつだってあらゆるチャンスの助けになる。
どうして自己紹介のために口を開きさえする前に、不潔さにチャンスを台無しにさせちまうんだ?
逆の立場になって考えてみ。
美の典型のように見える男、或いは女がいるけど、不潔なんだ。
ゴージャスだけどホームレスみたいな臭いのする人と一緒に過ごしたいと思うか?
ありえない。
Drakonlord
↑なら定期的にシャワーを浴びるのに魅力的だと思われないとどうなるんだ?
MrNerd82
↑マジで言ってるのか、釣りで言ってるのか、考え過ぎてるだけなのか分からんわ。
Uranus_Hz
>シャワーを浴びるのに魅力的だと思われないとどうなるんだ?
魅力的になれ。
ルックスを良くしろって言ってるわけじゃないぞ。
異性にとって魅力的であるために、君は提供するものを持ってる必要があるんだ。
もちろん、ルックスや金は明白だけど、他にもたくさんあるんだぜ。
ユーモアのセンス、堅実な職、料理の腕前、冒険心、面白い趣味とかね。
youreagoodperson
Weeabooだ…、Weeabooは決して変わらない。
- high_side
彼らはWeeabooじゃねーよ。
watanabelover69
ってことは、今じゃ日本人がWeeabooなのか?
uncle_cousin
文化の違いって魅力的じゃね?
- vulcan_on_earth
同意出来ん。
文化の違いは長く続く伝統から生まれるんだ。
ここで議論されてる現象は、すげえ最近のトレンドだよ。
uncle_cousin
↑記事は、アイドル以前、日本人の中年男性はカルトや他の夢中にさせるものに引き付けられてたって書いてる。
トレンドってのは、どれくらいで文化になるんだ?
apeliott
何年も前に、ネットゲームでベルギー人の男とチャットしたんだ。
彼はJポップが好きだと言ってて、いつも日本でライブコンサートを観たがってた。
俺はJポップのことはなんも知らない。
むしろメタラーだ。
とにかく、俺の東京のマンションに泊まりに来いよって言って、誰を観たいのか聞いたんだ。
そしたら彼は、“モーニング娘!”って答えたんだ。
俺はそれが何者なのかさっぱり分からなくてググったんだけど、キュートな女の子っぽいもののように見えた。
スパイスガールズの日本バージョンって感じだ。
OK、別にいいぜ、俺の嫁は、俺のことをクスクス笑いながら、チケットを予約してくれた。
彼が家に来た時、マジで普通の男に見えたよ。
背が高くて、イケメンで、知的で、カリスマ的で、冒険好きなど。
そんで俺たちは電車に乗ったんだけど、ちょっと居心地が悪くなり始めたんだ。
ベルギー人の新しい友達と何百ものティーンエイジャーの女の子に囲まれて30代の俺がポップコンサートにいるって変だろ?
いいや、少なくともオーディエンスの80%が、40代と50代の男性だった。
それは異様だったね。
俺はショーを観るより、その人たちをたくさん見て過ごしたよ。
- GamingHermit2k17
そんなの正気じゃない。
その後になにが起こったんだ?
まだ話するのか?
apeliott
↑俺たちは楽しんだよ。
バー、レストラン、カラオケとかに行った。
東京の観光客向けのところをいくつか案内したんだ。
彼は俺と俺の嫁のところに数日間止まって、それから田舎に歩きで旅に出た。
もう何年もそのネットゲームをやってないけど、俺たちはまだフェイスブックで連絡をとりあってるよ。
俺の知る限り、彼は素晴らしい職についてるし、ホットなガールフレンドがいるし、アウトドアの趣味をたくさん持ってる。
完全にノーマルだ。
俺は彼に、いつでもまた来なよって言ったよ。
実際、次にイギリスにいる時は、ベルギーに行こうかと思ってる。
Tripleshotlatte
ワォ、いきなり家に泊まるように誘うとかすげえな。
apeliott
↑俺は数年間でネットで知り合った人にリアルで数人会ったけど、なんの問題もなかったよ。
他の人に聞いても、みんな彼はクールだって言ってたしね。
彼のフェイスブックのページをチェックしても、完全にノーマルに見えたんだ。
Waldo_Pepper62
↑俺は世界中の人と一緒に遊ぶフライトシミュレーターのゲームをやってた。
そのうちひとりが近所に住んでたんだけど、8年前に俺の嫁に腎臓を提供してくれることになったんだ。
俺と彼とお互いの嫁は、今でも最高の友達さ。:)
Typhera
↑アメージングだ…。
Waldo_Pepper62
↑でもそうじゃないんだ!
お互いにそのことに言及することなく1日が終わるなんてことは滅多にないんだよ。
俺は彼に、1年に何度も彼が俺の嫁にしてくれたことがどれだけ信じられないことかを語るんだ。
ぶっちゃけ、彼はもうそれを聞くのが嫌になってると思う。
でも彼は辛抱強くて、俺に対して寛大なままで、ただ笑顔で応えてくれるのさ。
Rs90
その文化を知れるパーフェクトブルーって映画があるんだ、
アニメが嫌じゃないなら、目を見張るような映画だぞ。
すげえゾッとするけど、すげえ良い映画だ。
Daj4n0
これは2つの別々の問題だと思う。
日本人が結婚を避けることと、日本人がアイドル文化にハマってることはね。
この2つの問題を区別することが重要だと思うね。
何故なら、結婚の問題は、ほぼすべての先進国で一般的だし、その理由は同じだと思うからだ。
アイドルにハマってることの問題は、文化的なことだし、きっと最初の問題によって押し上げられてるね。
だけど、それが問題の本質であるとは思わない。
- Typhera
アイドルにハマる問題は、アジアの問題だな。
アイドル文化は日本だけじゃないんだ。
中国、韓国、ベトナム、タイでも見られる。
vulcan_on_earth
Tokyo IdolはNetflixで観れるぞ。
私これ観ましたけど、相当…、なんて言えばいいんだろ…、嫌悪感を抱きます。
そこが彼らのコンフォートゾーンだと分かってても、こればかりはどうしようもない。
さらにこれを撮った人が、そういうものを狙ったのだから、平常心じゃ観てられません。
だが…、前にこの話題が出た時にも書きましたが、やり方が汚い。
嫌悪感を抱かせることを目的に撮ったのは明らかだし、それはいいと思うんですよ。
人それぞれ思想が違うし、どうしても嫌悪感を抱かせたかったのでしょうし、ひとつの真実を物語ってるわけですしね。
でもそれをねつ造でやったらアウトでしょ。
ファンの男性の“完成されてないところを見れるってのがあって、年上だったらあんまり見れないから”って言葉が、英語字幕では“彼女たちのセールスポイントは完成してないことで、もし彼女たちがもっと歳をとってたら、彼女たちは僕に興味を持たなかっただろう”ってなってるんです。
このやり口は不誠実だし、汚いよ。
こんなの意図的だとしか思えない。
監督が日本人で、字幕をチェックしてないなんてことがあるのか?
ドキュメンタリーに出てくる彼らより、薄汚いそのやり方のほうがもっと嫌悪感抱くっての。
まぁでも、腎臓の話でほっこりさせてもらったから、気分悪いまま終わらないで良かった。
人間の野獣性に、虚偽の病的な理想主義の衣を着せるよりも、率直に野獣であるほうが人間にとっては危険が少ないだろう。
ロマン・ロラン
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