今回は、ユトレヒトのライブレポです。
それでは、どうぞ。
MacTaipan
ユトレヒトでの俺の初めてのBABYMETALのショーの後の感想。
まず、これはショーのレビューってより、個人的な考えだ。
俺は、ドイツでの2016年のショーをギリギリ見逃すくらいの時にBABYMETALを発見した。
だから今年は、絶対に見逃せなかったんだ。
で、フェスは好きじゃないから、ユトレヒトの2つのショーのチケットを買った。
俺ん家から390㎞のドライブってのは、まぁ妥当なとこだったね。
今じゃ俺にとってBABYMETALはそれほど重要なんだ。
それに神の衣装(ライトサイドのね)を着て行きたかったから、決断するのにあまり時間はかからなかったよ。
その格好をしてるのは俺だけじゃないと思ってたけど、どうやら間違ってたみたいだ。
で、5日の朝に、もちろんBABYMETALを爆音でかけながら車でユトレヒトに向かった。
曲のいくつかで、ついに彼女たちを直接見れるという期待から、時々目に涙が溜まったよ。
Rock on the Rangeのレコーディングを聴いてたから、新曲も含んでたんだ。
俺は今でも、新曲は古い曲と比較して弱いなって思うけど、目の前のステージで彼女たちがそれをやるのを想像すると、すげえテンションが上がったよ。
ユトレヒトに到着した後、チャックインして、次に俺を見かけても警察に電話しないようにスタッフに頼んだ後、部屋に入ってメイクし始めた。
メイクについては、いくつかのビデオを観てたけど、当然、俺はコスプレするレディたちほどメイクが全然得意じゃあない。
それでも、問題ないくらいにはやれたよ。
そして1時間半くらい経ってから会場に向かった。(1.5㎞くらい歩く)
俺はシャイで、人から見られるのってほんと居心地悪くなるんだ。
でも他方で、通り過ぎていく人たちの色んな反応を見るのってかなり面白かったよ。
殆どは笑顔だったけど、それ以外の人は目が合うのを避けようと目を逸らしてたね。
俺を指さして、あれ見てみろよって友達に教えてる人もいたよ。
ひとりかふたり、声をかけてきた人もいたけど、みんなフレンドリーだったね。
あと、100%確信はしてないけど、女の子がパパにあの人なに?って聞いてて、“彼は病気なんだ!”ってパパが答えてるのを耳にした気がする。:-P
そして会場に到着したけど、どこに並んでいいのか分からなくて、数分間歩きまわってた。
ここの人たちと連絡とれたら良かったんだけど、個人的に知ってる人が誰もいないし、知らない人に声をかける勇気がなかったんだ。
するとドイツ語を話してるのが聞こえたから、その人たちに聞くことにした。
実際、列のオーガナイズされた方法は悪くなかったね。
VIP2チケットを持ってたんだけど、すぐにホールに入れて、チケットを見せたらリストバンドをくれたんだ。
後でのプロセスを合理化しようとしてたんだね。
で、数日前にここでPapimetalの見た目を知ったから、Papimetalがいるのに気づいた。
すでに有名人に会った気分だったね。
Papimetalが俺のところに来て衣装を褒めてくれた時、ちょっと名誉に思わずにはいられなかったよ。
後で、有名なピカチューにも会った。
時々、誰かが俺のとこに来て、一緒に写真を撮らせてくれって頼まれることにちょっとびっくりしたよ。
そんなの予想してなかったけど、なんかいい気分だった。
すでに言ったように、俺はシャイだし、普通は誰とも話さずに隅っこでぼんやりして、みんなから無視されるようなタイプの人間だ。
特に俺が外国語を話さなければならない状況だとね。
だから最初、こういうのはなんか変な感じだったけど、凄く面白くもあったよ。
ドイツ人、イギリス人、オランダ人、日本人とかが俺のとこに来たよ。
みんな凄くフレンドリーで笑顔で、俺の格好を褒めてくれて、写真を撮らせたことに感謝してた。
注目に値することなんてなにもやってなかったから、ちょっと気まずかったけど、別にそれが嫌だってことはなかった。
俺は、仲間のドイツ人たちと一緒にいることにした。
一緒に会場に入って、グッズ売り場に行って、数枚のシャツといくつかの水を買った。
この時点で、背中と足が痛み始めてたね。
俺は40代半ばだし、20年くらいスポーツをしてなかったから、俺のフィジカルコンディションってのは基本的に存在しないんだ。
間違いなくモッシュピットは避けるつもりだったし。
結局、俺たちは4列目の真ん中になったから、モッシュピットは俺の後ろになるはずだった。
Dream Stateのビデオはひとつかふたつ観たんだけど、あまり期待はしてなかった。
すげくありふれたものに聴こえたんだよね。
それにも関わらず、彼らが俺の気分をもっと良くしてくれることに疑いは持ってなかったし、俺が彼らを受け入れないなんてことはありえなかった。
俺自身、ミュージシャンだし、地蔵のためにパフォーマンスなんてしたくないしね。
だから、どんなものだとしても、俺は拍手してジャンプして頭を振る。
それに実際、悪くなかったんだよ。
Dream Stateが終わった後、サポートにより普通のバンドを使うってのは悪いアイデアじゃないんだってことが分かり始めたね。
もし、2つに割れるようなものだったら、常にそれが大嫌いだって人たちが観客の中にいることだろう。
でも、Dream Stateはみんなにとって問題がなかったと思う。
BABYMETALを待ってる間、はらはらし始めた。
すぐに俺の頭に浮かんだことは、冷房がどれだけ機能してるかだったね。
ほぼずっと息が苦しくて喘ぐことになると思ってたけど、全然違ったよ。
ほぼずっと、気持ち良い微風があったんだ。
そしてステージに凄く近いことに、俺はかなり興奮してた。
カーテンが上がった時は、最初の数分間、すぅの目を見つめずにはいられなかったよ。
新しい衣装のファンだと言うことは出来ないけど、顔の大部分を隠してるという事実は、あの目により魅了させられるんだ。
In the Name ofは、もっと多くのものを渇望させ、Distortionは実際、ライブだと凄く楽しかった。
もしDistortionに曲をもっと面白くするブレイクダウンかなにかを30秒加えたら、君も好きになるかもよ。
俺にとって最も面白いElevator Girlの瞬間は、最後のコーラスでの階段を下りるキュートなすぅだ。
あれは毎回、笑顔になるんだよね。
でも、パーティを始めさせたのは、古い曲だった。
GJ!で始まって、紅月の間に一休みするだけで、観客は最後まで熱狂的だった。
KARATEが始まると、俺のスタミナが落ちてるのを感じた。
完全にモッシュピットに引き込まれるのを避けることが出来なくて、まぁ楽しかったんだけど息切れしちゃったんだよ。
あと、俺が一緒に歌おうとした時、俺の声がすでに出なくなってることに気づいた。
だから俺は、Road of Resistanceの間に復活するチャンスにすがって、ちょっとスローダウンした。
そしてRoRの時が来た時、これがツアー全体でベストのショーになることに疑いを持ってなかった。
観客のエネルギーは、信じられないほどだったんだ。
その日の夜遅くと翌日には、以前に観た他のものと比較するためにビデオをRedditで探したんだぜ。
これがベストの観客だったに違いないと確信してたんだ。
だけど、俺は間違ってたよ。
だって次の日のユトレヒトのショーが超えてきたんだからね。
元々、2日目はバルコニーに行きたかったんだ。
でも初めてBABYMETALを経験した後となると、また観客と一緒に飛び回りたかった。
今回はちょっと後方だった。
多分、7列目か8列目だね。
まさにモッシュピットが出来るだろうところに行ったんだ。
でも、自分が中央にいないことに気づいて、辺りをうろついた。
結局、数回モッシュピットの引き込まれたんだけど、対処出来たし、素晴らしかったね。
どういうわけか、昨日より俺のスタミナはずっともったんだ。
俺の体、声、すべてがちゃんと機能した。
アメージングだ。;-)
2日目はコスプレをする計画はなかったんだけど、昨日すごく面白かったから、やらずにはいられなかった。
そして昨日よりずっと多くの人が俺のところに来たよ。
みんな凄く評価してくれることに今でも驚いてる。
観客は、2日目に俺の想像することが出来たすべてを越えてきた。
まぁ俺の勘違いかは分からないけど、特にこんな小さな会場的に、俺にとって日本の観客と同レベルに思えたね。
観客が全力を出してない曲なんてひとつも思いつかないよ。
ギミチョコ、KARATE、メギツネ、俺たちは最初から最後まで熱狂してただけだった。
最も感動したいくつかの瞬間:
紅月の最初のヴァースで、涙が溢れないってことは滅多にないんだ。
期待に反して、人前でも涙をこらえることは出来なかったよ。
目の前で、すぅがそれを歌ってるのを見るってのは、ちょっと度を越えてたね。
だから、俺は観客が右から左に手を振ってる中に立って、涙が俺のコープスペイントの上を流れてた。
人生であれ以上に幸せだったことなんてないよ。
そういうシーンを作り出せるのは、BABYMETALだけだといって間違いない!
俺の真正面には、3人の若い女の子のグループと、ひとりの男がいた。
俺たちは写真を撮って、いくらか言葉を交わした。
少なくとも、そのうち何人かは数か月ファンだっただけみたいだ。
時々、俺はコンサートの間にその人たちがどんな感じか見たんだけど、ずっと笑顔を浮かべてたよ。
あれは見てて素晴らしかったね!
幸せそうな女の子たちを見るより気分が上がるものなんて僅かしかない。
そしてもしその幸せがBABYMETALが理由で生じてるなら、なおさらだ。
その日、ちょっと左側にいたんだけど、ある時点(確信は持てないけど、ギミチョコだったと思う)でマッスルメタルのひとりが俺の真正面で踊ったんだ。
そして、それは観客の大歓声の所為だと思うけど、突然、彼女の顔に笑顔が浮かび始めたんだ。
観客の歓声は、どんどん大きくなった。
あれが振り付けの一部だったとは思わないし、通常、彼女たちはあまり笑顔を浮かべないしね。
すげえ素敵だったよ!
追記:100%確信は持てないけど、これがそのシーンだと思う:
ショーのハイライトは、Road of Resistanceでの観客のチャントだったね。
想像したよりぶっ飛んでた。
おそらく、俺自身がミュージシャンだから、俺はむしろ間違ったピッチで歌うよりは黙っていたいんだ。
Road of ResistanceとThe Oneの合いの手の高い音は、俺の声にはちょっと高すぎるんだ。
昨日、俺は本来より低い音で歌うという反則をしたけど、本来の音で歌うより楽しくないんだ。
だから2日目は、高い音を出せるようにフルボリュームで歌ったよ。
我ながら上手く歌えたと思う。
凄く満足感があったね。
その場にいる人で努力してない人なんていなかったように感じた。
前、遥か後ろ、バルコニー、階段、誰もがその一員だった。
その上で、自分のためにそれを楽しもうとしてる人なんて誰もいなかったように感じたね。
誰もが、BABYMETALのメンバーを楽しませるためにやろうと団結してるように感じた!
誰もが、すぅ、もあ、BOH、英樹、大村、ISAO、マッスルメタルに人生最高の夜を過ごさせたかったんだ。
あれにはマジで感動したよ。
BABYMETALは、まるで家族のようにみんなをひとつにしたんだ。
信じられない!
The Oneも素晴らしかったよ。
フィナーレはどんどん高まっていって、永遠に終わってほしくないと思った。
すぅがマイクを頭の上に掲げ、みんなが手を振って歌ってるのは、ただただアメージングだった。
そしてすぅは、The Oneを延長しても気にしないかのように、俺を見たんだ。
だけど、その最後の曲で小さな問題と大きな問題があった。
小さな問題:少なくとも最初に、マイクになんらかの問題があった印象を受けたのって俺だけ?
すぅの声が、突然、鼻声で抜けるように聴こえたんだ。
それとも、俺の思い込みかな?
でも本当に心配なのは、曲の静かなパートの間、神が凄く悲しそうに見えたことだ。
BOHと大村が、下のほうを見てボーッとした顔をしてることに気づいた。
そして他の人たちから聞いたとこによると、英樹は涙をこらえてるように見えたらしい。
あれはなんだったんだろうか?
もちろん、幹大の死があるし、俺たちはゆいの身になにが起こったのかを知らない。
でも、そうなのか?
なんであの瞬間なんだ?
なんで全員揃ってなんだ?
あれはすべてを思い起こさせる曲だったのか?
それとも、ツアーが終わるからってだけだったのか?
あれがBABYMETALの世界のもうひとつの悲劇のサインじゃないことを願うだけだ。
カーテンが落ちた後、俺はへとへとに疲れてたし、信じられないほど幸せだった。
会場のみんなとハイタッチしたい気分だったよ。
なんていうイベントなんだ!
スタッフが俺たちに帰るように言うまで、俺たちは中に残ってたんだ。
そしてさらに多くの人たちが、写真を求めて俺のところにやってきた。
だけどある時点で、ちょっと申し訳ない気分になったよ。
だって彼らの何人かは、俺が本物のバンドのメンバーだと思ってたんだ。
誰かをがっかりさせたくないから、予め確認し始めたよ。
今でも妙な気分だ。
アフターパーティも同じだ。
みんな俺をフレンドリーに歓迎してくれて、昔からの知り合いのように迎えてくれた。
何人かと話をしてたから、俺はアフターパーティに遅れて到着したんだ。
何人かここの人を見つけたかったけど、俺が理解したのはドイツ人が多くて、みんなフェイスブックの人たちってことだった。
テーブルにキャリーがいたから、あいさつして、君のメイクビデオは助かったよって言いたかったんだけど、他の人に注意がそれてる間に、彼女はいなくなってたんだ。
アフターパーティが終わるまでには、誰のところにでも歩み寄れるように感じたし、どんな言語でも思ったことをシェア出来るように感じた。
あれは凄く新鮮だったね。
家族のメンバーのように感じたよ。
最高だよ!
忘れられない2日にしてくれて、BABYMETALと君たちに感謝する!
長くなっちゃってごめん。
自分のことばかり話してるから、うぬぼれの強い奴と思われないことを願う。
俺にとって、凄く新鮮で普通じゃありえないことだったんだ。
俺はそれを言葉にして、みんなに感謝したかったのさ。
BABYMETALは、またもや俺を感動させ、心の中のなにかを変えてくれた。
そして俺は、フェイスペイントですべてを洗い落とせるとは思わない。
/ \ ふむふむ…
/ ─ ─\ “最初の数分間、すぅの目を見つめずにはいられなかった”か…
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し、 ト、ノ
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/ \ それ すぅちゃんに対する
/ \ / \ セクハラだからね!
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/ \ 俺は すぅちゃんを4.99秒見つめて
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/ t”tzj ィtェッ \
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/ \ 目を逸らして
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5秒以上見つめるのは禁止 ネトフリがセクハラ防止対策:
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愛する者を世界に押し出しなさい。彼らが自分自身を体験できるようにしなさい。それがほんとうの愛だ。
ニール・ドナルド・ウォルシュ
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