今回は、JAPAN ForwardのBloodywoodインタビュー記事です。
それでは、どうぞ。
charly_tan
JAPAN Forward:“インドのBloodywoodはBABYMETALのファンであり、世界を変えようと必死になっている”
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INTERVIEW | India’s Bloodywood Are Babymetal Fans and Out to Inspire Change in the World https://t.co/UXC5McbvCf— JAPAN Forward (@JAPAN_Forward_) August 11, 2022
注:というわけで上記訳を。
インドのBloodywoodはBABYMETALのファンであり、世界を変えようと必死になっている
By Daniel Robson and Arielle Busetto
インドのフォークメタルバンドと自身を定義するBloodywoodは、2022年にデビューアルバムRakshakをリリースし、すでに世界に挑んでいる。
彼らの日本でのデビューパフォーマンスで、ニューデリーのバンドは7月29日のFUJI ROCK FESTIVALのグリーンステージでのセットで、強力なサポートを受けた。
Bloodywoodは、アメリカのロックバンドであるナイン・インチ・ネイルズとインドの有名な平たいパンであるナンの語呂合わせであるNine Inch Naansツアーで、世界中でパフォーマンスする。
7月31日、JAPAN Forwardは、リモートインタビューでBloodywoodと話した。
バンドは、Fuji Rockでの大成功したセットの後、ユーモアたっぷりに自分たちのミュージックスタイルや影響、名前を募集した駄洒落のツアー名、BABYMETALへの愛について話し、“早くまた戻ってきたい”と言っていた。
Fuji Rockでの経験はどうだった?
Jayant Bhadula:凄く晴れてて、マジで暑かった。
ちょっとデリーを思い出したね。
ステージに上がる直前、俺たちはすでに多くの観客がいるのを見たんだ。
感情的になっちゃって、“みんな気に入ってほしい”って思ったよ。
俺たちが始めると、人がどんどん増えていった。
みんな飛び回り、踊り、一緒に歌ってた。
俺は暑さには耐えられないから、あの人たちがあの日差しの中で俺たちを聴いてくれてるという事実は、俺にとって大きなことだった。
一生懸命頑張って、彼らにとって価値あるものにしたくなったよ。
俺たちは(セット中)すでにハッピーだったけど、後で映像を観ると、観客がどれだけ高くジャンプしてるか、どれだけ反応が良かったかに気づいた。
Smash(Fuji Rockのオーガナイザー)の誰かが、8000人から9000人いて、それは朝のセットの最高人数のひとつだったって言ってたね。
パンデミックの所為で、キャパの50%だったと言われたんだ。
それがなければ、4万人だったかもしれないってね。
もしそれが事実なら最高だけど、そうじゃないなら、自信を高められるように自分の胸にしまっておくよ。
俺たちのセット中は凄く暑かったから、数人、医者のところに連れて行かなければならなかったって聞いたんだ。
彼らに感謝したいし、その医療従事者の人たちがその人たちをちゃんとケアしたことを願ってる!
Raoul Kerr:みんな凄く盛り上がってて、あの観客を見てほんと力が湧いたね。
俺たちは2つのフェスでしかプレイしたことないんだけど、間違いなく山や景色がユニークな眺めのフェスだった。
日本に来たのは初めてだったんだ。
バンドの俺たちはみんな日本文化が大好きだから、日本に行くというチャンスに飛びついたのさ。
飛行機を降りてから日本について俺たちが感じたことすべて、ステージで感じたすべての愛、素晴らしいクライマックスと完璧な旅って感じだったね。
Fuji Rockのみんなは最高だね。
君たちの曲は、権威に抵抗すること、レイシズムや性的虐待と戦うこと、夢を追いかけることというメッセージを含んでる。
それって君たちの音楽にとってどれだけ重要なの?
Raoul Kerr:みんなが今までに聞いたことがないことはなにも言ってないよ。
音楽との違いは、俺たちは感情を込められるってことだね。
俺たちが成し遂げたいと思ってることは、みんなにそれについてなにか行動する気にさせることなんだ。
たとえそれが友達や家族とそういう話をするみたいなシンプルなものでも、もっと真剣な対策をとるってものでもね。
感情は、草の根レベルからトップレベルまで、変化のきっかけになるんだ。
Jayant Bhadula:それは俺たちが(Fuji Rockでの)セットでの終わりに言ったことのようなものだね。
“一緒に世界を買えよう、1曲ずつ”
日本の観客からの歓迎についてどう感じた?
言葉の壁があっても、君たちのメッセージは届いたと思う?
Raoul Kerr:俺たちの言ってるを、みんながどう理解したかは分からない。
でも彼らがそれを感じてくれたことははっきり分かる。
俺たちのセットの後、残ってぶらぶらすることにしたんだけど、みんなが集まってきて、セットをどれだけ気に入ったか言いに来てくれるから、あまり大したことは出来なかったんだ。
多くの人が、俺たちを初めて観たと言ってたよ。
Jayantは、ほんの少しの間、日本のTwitterで俺たちがトレンド1位になったことに気づいたんだ。
それは俺たちが出会ったみんなから評価され、サポートされてることを示すいくつかの兆候のひとつだったね。
あれはアメージングな感覚だったよ。
俺たちの音楽には、聴く人みんなのためのメッセージがあるんだ。
深く掘り下げれば掘り下げるほど、そのメッセージは曲のどのレベルでも忠実なままであることに気付くはずだ。
だからこそ俺たちは音楽を作るんだ。
Jayant Bhadula:俺たちのセットの時、すでにBloodywoodのTシャツを着てる人が何人かいたんだ。
その後、俺たちは(Tシャツを着てる人を)たくさん見た。
売店の人は、ソールドアウトしたって教えてくれたよ。
ひとつのパフォーマンスからじゃすべては計れないけど、多くの人たちが、俺たちのアルバムを聴いてるスクリーンショットを投稿してくれたんだ。
翻訳がそこにはあるんだ。
だからメッセージもそこに出てるんだと思う。
日本にはかなり発展したメタルシーンがあるけど、日本のメタルバンドをよく知ってるの?
Jayant Bhadula:日本のマーケットが、メタルミュージックを受け入れるのを見てきた。
俺は長いことアニメを観てきたんだ。
たとえば、Death Noteのテーマソングであるマキシマム ザ ホルモンの“What’s Up People?!”なんて凄くヘヴィだ。
あーいう曲が日本のテレビで放送されてるという事実にいつも衝撃を受けるよ。
インドでは、今までにテレビで1曲しかメタルを目にしてない。
Raoul Kerr:メタルファンは、100%アメージングなコミュニティだ。
世界中のメタル狂は、どこの国の人であろうと、共通の特徴を持ってるのさ。
Fuji Rockでの俺たちのセットについて言いたいことは、ショーの後、メタルを聴いてるようには見えなかった人たちもたくさん、俺たちのところに来てくれたことだね。
その点で、俺たちはいいとこ取りしたんだ。
君がBABYMETALファンだってことは分かってる。
お気に入りの曲ってあるの?
Jayant Bhadula
俺はほんとドキドキモーニングが好きで、KARATEが大好きだ。
メギツネなんて最初から最後まで素晴らしい曲だね。
俺はBABYMETALの曲をいくつかカバーしようとしたんだけど、台無しにしちまったって思っただけだw
初めて聴いた曲は、ギミチョコだったんだ。
完全に好奇心からビデオを観てて、彼女たちがハイピッチのボーカルを歌い始めて、その間、バンドはずっと全力を出してる。
俺の最初のリアクションは、これはすげえ場違いだってものだったけど、凄くその2つが合ってるように聴こえたんだよね。
俺はメタルについてそれを言うんだけど、それはBABYMETALにも当てはまるんだ。
わさびのように、だんだん好きになる味なんだよ。
それを理解した途端、それなしではいられなくなるんだ。
君たちは日本文化のファンだと言った。
君たちの音楽に特定の影響ってあるの?
Raoul Kerr:バンドの全員が観てて、大好きだったアニメシリーズは、ドラゴンボールZと進撃の巨人だと思う。
音楽に関してだけでなく、キャラクターやストーリーラインも俺たちは楽しんでるんだ。
ひとつ良い例は、俺たちの曲の“Aaj”だね。
その中で、ドラゴンボールZの“界王券”って言ってるんだ。
それは自分の限界を超えて、より良い自分になることに関する曲だから、よくフィットするんだよ。
その曲を書いてる時、俺たちはその言葉を使うことが出来るって思ったんだ。
そして軽く話し合って、たとえその言葉を理解出来ない人がいたとしても、耳に良い響きだなってことになったんだよね。
アメージングなのは、俺たちのサポートベースの多くがすぐにそれを理解したことだね。
余裕だったんだよ!
Jayant Bhadula:俺たちのファンの多くが、アニメを観てるんだって気づいたよ。
だから今は、ソーシャルメディアでお勧めのアニメを受け付け始めて、今じゃ俺は知識が最新になってる。
最近は、ひとりで劇場版 呪術廻戦 0を観に行ったよ。
アニメを観る友達がひとりもいないからね。
リクライニングシートに座り、ポップコーンを食べて、ハッピーだったよ!
君たちの技術的なセットアップはかなり最小限だけど、凄く効果的だ。
ステージ上にアンプなしで、あれだけの音を出せることにびっくりした。
その選択をした背景にはなにがあるの?
Rahul Kerr:最小限のステージセットは、純粋に実用主義だよ。
俺たちは無所属のバンドだし、資金も完全に自分たちで調達してるんだ。
だから俺たちの手荷物の多くは、俺たちの道具に割いてるんだよね。
インドツアーの時は、チェックインで壊れるリスクが嫌だったからって、機内に機材が入った箱を持ちこんでる人がいたよ。
俺たちは、間違いなくその時が来たらプロダクションバリューをレベルアップさせるよ。
それがどんなものかは言わないけど、クレイジーなものを期待してくれていい!
Jayant Bhadula:すべてエフェクトラックに通すんだ。
Karan(Bloodywoodのプロデューサー兼、バンドメンバー)と俺たちのサウンドエンジニアが、出来る限り最小限にするために徹夜するんだ。
可能な限り最高の音にしたいからね。
それはまだ苦労してるけど、ステージに立てば、その価値はあるんだ。
Bloodywoodの次の展開は?
Raoul Kerr:このアルバムで、俺たちは自分たちのパーソナリティのよりヘヴィな側面を探求した。
だから面白い側面を出してみたいね。
詳しいことは言えないけど、良いものになると約束するよ。
Jayant Bhadula:俺たちはみんな、もっと音楽があるってことに同意してる。
楽しみは戻ってくるし、ヘヴィさが戻ってくる。
でも驚きがなくなっちゃうから、なにも話さないよ。
https://japan-forward.com/interview-indias-bloodywood-are-babymetal-fans-and-out-to-inspire-change-in-the-world/
TheThrawn
いいね。
今夜、ロンドンでBloodywoodを観る予定なんだ。
- SilentLennie
楽しんできな。
彼らは生だと素晴らしいって理解してるしね。
Vin-Metal
↑Fuji Rock Festivalのストリームを観たけど、確かにそうみたいだな。
SilentLennie
↑そんな選択肢があるなんて知らなかったわ。
TheThrawn
>彼らは生だと素晴らしいって理解してるしね
うん、すげえ良かったわ。
間違いなく次も彼らを観に行くよ。
SilentLennie
↑Dana-Danのモッシュピットでくたばったのか?
Dana-Danを初めて聴いた時、それを想像したんだよね。:-)
TheThrawn
↑無事だったよw
激しかったけどね。
Capable-Paramedic
ヘドバン#34でのインタビューで、KOBAはBloodywoodに言及したんだ。
>やはり、BLOODYWOOD は引っ掛かりましたか。
>KOBAMETAL:面白いバンドですよね。
>何であれをやりだしたんだろうなって、すごく気になりましたね。
>それと、同じインドなんですが、ジェント系のバンドで、BABYMETAL のツアー・サポートで一緒にアメリカ・ツアーを回ってくれたSKYHARBORも、ちょっと独特な音楽だったりをミックスしていて面白かったです。
>あと、モンゴル出身のTHE HUというバンドも一緒にツアーを回らせてもらったんですけど、このバンドもすごく面白かったですよね。
>楽器も、もはやギターじゃないんです。
>三味線みたいな民族楽器が、ちゃんとエレクトロ仕様でプラグが挿せるようになっていて。
>しかも自分たちで作ったみたいで。
- SilentLennie
もしかして、いつかBloodywoodがBABYMETALのオープニングになることを意味するのかな?
JMiguelFC
↑Shanti Shanti Shanti..
Luhood
↑でもShanti Shanti ShantiのBloodywoodのカバーはマジでクールだろうな。
SilentLennie
↑’`,、(‘∀`) ‘`,、
バックグラウンドで、伝統音楽を彼らがプレイするってのはどうだ?
一緒にプレイする方法かもよ?
User_Cero
Bloodywoodは将来有望なバンドだな。
WillingShoulder2666
コラボしたら楽しいだろうなぁ。
jabberwokk
>山や景色がユニークな眺めのフェスだった
何か偉業を成し遂げる前に、必ず自分自身にそれを期待することだ。
マイケル・ジョーダン
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/wlm3kq/japan_forward_indias_bloodywood_are_babymetal/