今回は、BABYMETALのコンサートに12歳の娘さんを連れていった人のレポです。
それでは、どうぞ。
Sevon42
先週、12歳の娘をBabyklokに連れて行ったんだけど、それは娘の人生をちょっと変えたかもしれない。
俺が経験したその夜を記す時間をとりたかったんだ。
必ずしも曲ごとのショーレポにするつもりはなく、俺たちの経験の一般的な概要だ。
ショーの日は、俺たちにとって凄く忙しかった。
クリスマス ストーリー ハウスに行って、クリーブランド水族館に行ったから、娘はショーに向かう前に、くたくたになってたんだ。
娘が外出してる間、俺はスマホで色んなことを調べて、クイックパスを手に入れることが出来た。
そして会場で可能なアップグレードについても知ったよ。
俺たちはチケットを受け取りに行った。
ウィルコールで保管されてたんだ。
会場はアゴラシアターで、美しかった。
そして俺は、オペラボックスシートへのアップグレードについて聞いてみた。
元々のシートは、中2階の真ん中くらいだったんだ。
俺の娘は、12歳にしてはちっちゃいから、もし誰かが立ち上がってしまえば、そこだと観れなくなる。
だからアップグレードの金を出したよ。
そして俺たちは待つ場所（4つ列があった）を探して、そこで待ち始めた。
開場まであと1時間くらいで到着したから、午後5時だね。
その列は動かず、俺たちはなにもすることがなかったから、建物に寄りかかって、あぐらをかいて座った。
俺は、娘もやってたから、スマホで頭を使わないゲームをやって、人を眺めながらお喋りしてると、ひとりの男が2つの列の間を歩いてきたんだ。
彼は俺の前で立ち止まって、周りを見渡してから、俺に手を伸ばしてきた。
差し出されたのは、ギターのピックだった。
俺はそれを受け取って、“ありがとう！”って言うと、彼は微笑んで、隣にいる娘に軽く頷いた。
俺が強く頷くと、彼は両手を後ろで組んで、なにかをやり遂げた時に人がするみたいにその場を去った。
その男は耳にモニターをしてたから、2つのバンドのうちのひとつと一緒にいる人なんだと思った。
日本の神バンドはこのツアーにいなかったことは分かってるし、Dethklokのメンバーのことはよく知らなかったから、スマホを使った。
びっくりしたよ。
BABYMETALのアメリカツアーのベーシスト、ライアン・ネフが、俺の娘にギターピックをくれたんだよ。
娘にそれを説明すると、娘の小さな頭は爆発して、俺たちはショーの良い前兆だなって話した。
娘は、グッズについて超心配してたんだ。
どうしても帽子とTシャツが欲しかったんだよ。
俺はパーカーとシャツが欲しくて、この会場でタオルを手に入れられることも願ってた。
だからクイックパスに金を出したんだよ。
幸いにも、VIPが終わったあっと、俺たちは次にBABYMETALのグッズテーブルに行く人たちの中にいた。
帽子、Tシャツ、パーカー、タオル、全部手に入れたよ。
俺たちは準備万端だった！
ボックス席に向かうと、スピーカーの所為で、ステージ後方3分の1と、ビデオスクリーンの半分が見えなくなってた。
でも、俺が強烈なくしゃみをしたら、すぅが顔をふかなければならないくらい近かったから、俺はかなり満足だったね。
俺たちのボックスは、その夜はずっと半分くらいしか埋まってなかった。
俺と娘は後方の隅の柵に、一組の夫婦が前のほうの隅の柵にいて、口髭を生やした高齢の紳士は、そのシアターのシーズンボックスシートを持ってるんじゃないかと思った。
そしてシャツを取り換えて、娘と一緒にステージを入れて記念撮影をした。
待ち時間が始まった。
ジェイソン・リチャードソンは、かなり素晴らしかったよ。
彼のショーは、バッキングトラックじゃなく、一緒にやるフルバンドがいたら、もっと魅力的でハイエネルギーなものになると思う。
それでも素晴らしいパフォーマンスだったけどね。
彼は今じゃ仕事中にインストミュージックが必要な時にかけるアーティストになった。
・ここからBABYMETALのショー
やっとBABYMETALだ。
彼女たちが登場した時、俺は興奮して手を伸ばして娘の肩を掴んだ。（娘は俺のちょっと前にいた）
興奮してただけなんだけど、娘は俺がなにかほしがってると思ったみたいで、俺のほうを振り向いて、パニックになって指差す俺を見るまで、ステージ上の彼女たちを見逃したんだ。
正直、そこからはマジで愛網だから、ハイライトに行こう。
ジェイソン・リチャードソンは、自分のセットの時、“BABYMETALのためにいるって人は？Dethklokのためにいるって人は？”って聞いたんだ。
俺たちBABYMETALファンは、数でずっと少ないように思えたね。
でも観客の参加は最高だった。
小さかったけど、ずっとモッシュピットもあった。
もちろん、彼女たちはBABYMETAL DEATHで始めて、フルメンバーとして加わった百々子を見て、気分が高揚したよ。
俺の前の娘は、ずっとジャンプして、叫び声をあげて、キツネサインを掲げてた。
次はギミチョコだ。
それは俺たちが初めて聴いたBABYMETALの曲だったんだ。
1番聴きたかった曲だ。
娘は狂ったようになってた。
モッシュピットは盛り上がってて、ステージのレディたちは明らかに楽しんでたね。
ぶっちゃけ、この時にちょっと涙ぐんだことを認めなければならん。
PA PA YAが始まった時、娘は椅子の下のタオルに飛びついた。
娘はそれを振り回して、もう少しで後ろにいた高齢の男性の顔に当たるとこだったよ。
幸いにも、彼は笑って、ちょっと下がって、問題ないと頷いてくれたけど、それでも娘に気づいてもらうために、肩に触れた。
娘は気づいて、ボックスの外で縦に振り回すように切り替えてくれた。
次は、Distortion、BxMxC、Believingで、そのすべては俺のお気に入りのBABYMETALの曲の上位にある。
最初と最後のは、1番一緒に歌える曲なんだ。
そしてこの夜のハイライトだったMonochromeだ。
あれはファンタスティックな曲ってだけじゃなく、みんながスマホのライトを点ける瞬間は魔法のようだった。
そしてもあがステージの端にきて、見上げて、笑顔を向けて、娘に手を振ってくれた。
また娘のちっちゃい頭が爆発したよ。
娘は、スマホでコンサートをずっと撮ってて、“私に手を振ってくれた”って娘の声の中の純粋な歓喜は、言葉では言い表せないね。
次はメタり！！だけど、生で経験するには素晴らしい曲だね。
百々子には、バッキングトラックじゃなく、ソロを生でやってほしかったわ。
でも百々子がスポットライトを浴びる素晴らしい瞬間だ。
それは俺が撮った数少ない機会のひとつなんだけど、撮ってよかったわ。
もうひとつのBABYMETALの名曲、メギツネは、もうひとつの魔法のような瞬間だった。
曲の中盤で、百々子がステージの端に来て、ボックスにいる娘を見て、笑顔で手を振ってくれたんだ。
もっとオタクモードになったね。
次はヘドバンギャーだ。
娘の1番好きなBABYMETALの曲だね。
娘は歌ってジャンプして、思いっきり楽しんでた。
心から温かい気持ちになったよ。
それと、すぅがマイクを上げる時、シアターの色んなほうに目を向けてて、“ほら、彼女は俺たちを見たよ！”って娘に伝えるための写真を撮ることに成功した。
ついにビッグショーの〆、Road of Resistanceだ。
どんなウォールオブデスなるのかほんとワクワクしたよ。
俺たちの後ろの小さなボックスにいたレディが、なかなかウォールオブデスの準備をしなかったから“CMON METALHEADS！”って叫んでた。
俺は笑って、肩越しに彼女のほうを振り返った。
彼女が身を乗り出して、俺に“ちなみに、GOOD JOB、パパ！”って叫んだ時、なんて言っていいか分からなかったけど、涙がこみあげて、“ありがとう”って返したよ。
あれが俺をどれだけ感動させたか、彼女が理解してくれたらいいな。
ショーの後、俺たちは出るために最善を尽くした。
娘は、Dethklokにまったく興味がなかったから、早めに出ることにしたんだ。
トイレに行ったり、ビールを手に入れに行ったりする人たちがいて、外に出るのは不可能だったけど、俺たちのためにブルドッグのように人混みをかき分けて道をあけてくれた超優しいレディに感謝したい！
会場の外では、ローディが上司から大声で怒られてた。
高級機材を危険にさらしたのかは知らんけど、“幸運”ってワードが何度も繰り返し聞こえたことは確かだ。
車まで、ずっと俺たちはクスクス笑ってたよ。
車のエンジンをかけて、ホテルに戻るために地図を引っ張り出した時、娘は“私たちは生でBABYMETALを観たのよ！”って言って、泣きだした。
その後の10分間で俺が目にしたものは、今までで最も心が温まる10分間の感情の崩壊だった。
娘は、“この目で彼女たちを見たのよ。ビデオスクリーンじゃなく、直接”とか“BABYMETALを観て、彼女たちは私に微笑んで、手を振ってくれたのよ”みたいなことを延々と繰り返してた。
その状態がしばらく続いてから、やっとおさまったけど、その前に俺が1番気に入ったことを最後に言った：“彼女たちこそ私が歌いたい理由だし、私が合唱団にいる理由なの。彼女たちは私に手を振ってくれたのよ！”
そのもっと冷静なバージョンが、その後2日間続いたよ。
家への帰りで、娘がどれだけその音楽に夢中になってるかに気づいたよ。
一緒に歌うだけじゃなく、一緒に踊ってて、よく分からんけど、娘に今までとは違う影響を与えたように思えた。
子供の頃の俺の初めての経験を覚えてるよ。
クリーブランドでKornを観て、それがその後の俺の音楽に対する認識に影響を与えたんだ。
数年前、BABYMETALが初めてアメリカに来たっていう記事を読んでから、BABYMETALを聴いてきたんだ。
そして娘は、俺の傍らでBABYMETALを聴きながら成長し、ファンになった。
ここでそれを伝えられたか分からないけど、これは通常のショーのレポ以上のものだった。
でもBABYMETALを生で観れたことは、俺たち2人にとって、文字通り夢の実現だったよ。
興味ある人のために、ここにショーで俺が撮った写真のアルバムがある：
EitherApartment4527
なんて美しいストーリーなんだ！
女の子たちやファンは、若い人たちを特別に感じさせようとしてるかのように思える。
wootcat
アメージングな回想だ！
シェアしてくれてありがとう！
txjaybird
最高だ！
俺はヒューストンで観て、ショーのすべてを気に入った。
君の娘さんがショーを観に行って楽しんだことが、俺もすげえ嬉しい。
よくやった、パパ！
explosionsauce58
俺もそこいいたよ。
確かにPA PA YAの時、上のほうで振りまくられてるタオルを目にしたよ！
CatsAndFacts
Dethklokで帰ったのはいいね。
俺は気に入ったけど、あれは子供フレンドリーじゃなかった。
複数の親が、Dethklokの最中に子供を連れだすのを見たよ。
Pappy_OPoyle
このストーリーは心が温まる。
娘さんの反応の君の記述は、俺の目に涙をもたらした。
- Jack-plus
俺もだわ。
涙が溢れてるわ。
娘さんの反応とそれに伴う話は、より俺の心を温めてくれた。
Bluthulhu
↑
DoINeedChains
その写真のいくつかに俺が写り込んでる。:)
Evifes
GJ パパ！
surfermetal
なんてワンダフルなスレなんだ。
俺も嬉しくなるよ。
個人的に、これは正しい子育てだと思うから、よくやった！
君のストーリーとワンダフルな写真をありがとう。🦊🤘🙏
FiZZiLGiG
娘が10歳だった2018年に、BABYMETALを観に連れて行ったよ。
間違いなくあれは娘の人生を変えたね。
娘は、前よりずっと自信のある外交的な子供になったんだ。
似たような経験をした人がいて嬉しいよ。
fearmongert
これはこのツアーで最も健全なストーリーだ…。
GJ パパ！
DADMetalはベストメタルだ。
Tenchi_M
もあと百々子から笑顔で手を振ってもらって、すぅが見てくれたことは、君の娘さんが一生誇れることになるぞ！
TreadheadA1
目が潤んでしまった。
必要なのは夢の方向に向かって歩み続ける小さな一歩一歩なんだよ。
ロビン・シャーマ
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/16hwm0z/i_took_my_12_year_old_daughter_to_babyklok_last/