仮面ライダー ブラジルから来た少年 + 管理人、映画“市子”を観に行くってよ 【海外の反応】

 
 
本日は、仮面ライダーと、管理人、映画“市子”を観に行くってよ、です。
それでは、どうぞ。


 
 
 
 
決して変わらないでくれ、日本。

https://streamable.com/ry8bb3
 



 
 
(OP) ikeda
(注:動画の英訳です)

 

    failed_middle
    ちくしょー…、そんなものはもう必要ない…。
    お…、俺はすべてを理解してるんだ…。
    え?どうやって?
    俺は到達不可能なはずのWeebレベルに到達してるんだ。
     
     
    vinnyvega
    ↑言語を学ぶという目的なしで言語を学んだ君に敬意を表する。
     
     
    failed_middle
    ↑君はWeebを承認しただけだが、俺はWeebで生まれ、Weebによって形作られたんだ。
    俺はひとりの男になるまで、吹き替えを観たことはなかった。

 
cabralsurf
そのビデオは事実なの?
その子はマジで飛び降りたの?

 

    caramelo_de_rua
    マジで飛び降りた。
    そして亡くなった。
    その前後で子役が別人になってることが見て分かるだろ。
     
     
    cabralsurf
    ↑子供が働ける良い時代だ。
     
     
    (OP) ikeda
    ↑そうだな。
    当時はダブルジャンプのやり方をしてて、地面の近くでもう1度ジャンプすれば安全だったんだ。
     
     
    gmoreira1959
    彼はアマゾン出身なんだよ。

 
chipica

 
 
harharharharhar
そのスペイン語は、本物のブラジル出身だと保証するよ。
 
 
dognisan
ブラジル出身:“buenos dias”

 

    (OP) ikeda
    buenos dias アミーゴ。

 
bubauga65465

 
 
humourforensics
俺はブラジル人の知り合いがたくさんいる。
これは彼らのすげえ正確な描写だぞ。
実際、普段はそれよりちょっと悪い。
面白い事実:ブラジル人に“君はFDPだ”と言えば、彼らはすぐにフレンドリーになるぞ。
馴染む武器になる。

 
注:これは言ってはいけません。
 
 
capixabah
実際、彼らはチェンジマンだ。

 

    suzukiconstante
    速かったぞ。
    フラッシュマンみたいだ。
     
     
    capixabah
    ↑ライオンマンかもしれないぞ。

 
chemdex
地面に落ちた瞬間に転がるというテクニックもあるぞ。
 
 
2paq
それが日本のものであることを神に感謝する。
インドでさえ、そこまでひどい映画は作らない!

 

    (OP) ikeda
    映画じゃねーよ。
    無知だなぁ。

 
(OP) ikeda
興味ある人のために言っておくと、それは1980年4月に放送された仮面ライダー (スカイライダー)のエピソードだ。


 
 
manscke
またしてもなんも理解出来なかったわ。

 
 
 
 
 
 
 
 
最後に、大先生の作品です。
 
 
管理人、映画“市子”を観に行くってよ

私はその人を常に大先生と呼んでいた。
だからここでもただ大先生と書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間をはばかる遠慮というよりも、そのほうが私にとって自然だからである。

また素晴らしい名文で始まってしまった。
さすが大先生と呼ぶしかないという気持ちなのは、みんな一緒であろう。

さて、とある日の正午になろうとしてる頃、私はとある繁華街へと降り立った。
街はクリスマスの装いで、賑やかである。
目的は、映画“市子”を観ることだ。
すれ違う人々に、カップルは思ったよりもいない。
なんという僥倖!
これ以上に恵まれることなどあろうか!

私は肌を突きさすような寒さの中、映画館へと向かう。
人混みの中を女性の視線を感じながら歩く。
そういうことにはもう慣れた。

そして映画館の前に到着した。
あ、ちょっと待って、ムビチケ!
ちゃんと忘れずに持ってきたよね?

よしよし、それがあれば大丈夫!
そのムビチケで、座席指定をして、チケットを貰って中に入らないと。
さてと…、1番綺麗な子の窓口は…(ry
そして中に入った。
(中がカップルだらけだったらどうしよう)
だが人はまばら。
ぶっちゃけ、スカスカ…。
なんという僥倖!
あれ以上に恵まれることがあった!

飲み物を買って、席につく。
ネットで調べた限り、評判はよかったんだ。
ちょっとミステリーっぽくて私好みだし、これは観ておこうと思ったが、人気はないみたいだ。
こんな繁華街でスカスカだと、マジで興行収入やばそう…。

さて、ここからネタバレ!
できるだけ控えるけど、人によってはネタバレだと思うかもしれないから、気を付けて!

最初に、若葉竜也が原付で走ってるんだけど、それを後ろから追って撮ってるシーンがある。
そこでカメラがグラグラ揺れて、気分が悪くなった。
あれは理由が謎。

そして若葉竜也が市子と一緒に暮らすアパートに到着する直前に、部屋の窓から市子が逃げ出す。
その後に警察が来て、市子のことを色々聞いていく。
そこから若葉竜也が市子を探し始める。

小学生?時代から、高校、その先と過去から現代までの市子の知り合いに話を聞いていく。
途中から突然、市子が自分を月子と名乗ってたとか、そういう謎が深まるような話を。

さて、この映画には、無駄というか、その必要性の意味が分からないシーンがいくつかある。

1、市子が小学生時代、万引きをする。
あぁ、なるほど、手癖が悪いという人物設定なのか。
と思いきや、その後はなんら手癖の悪さが描かれてない。

2、市子が小学生時代に男の子に突然キスをする。
そして高校時代、なんていうか、激しいフレンチキスをする。
その激しさたるや、ほら、広瀬すずの映画でちょっと話題になったじゃん?
広瀬すずと横浜流星のキスシーン。
あんなものじゃない。
ちょっとハリウッド映画でも見た記憶があまりないレベルのフレンチキス。(ハリウッド映画ではフレンチキスをしてても露骨には映さないが、こっちは露骨に映してる)
というか、人気のない無名の役者がやらされるような…。
あぁ、なるほど、小学生時代から男の子に無理矢理キスしてたし、言い方は悪いけど、好色な人物設定なのか。
と思いきや、その後はなんらそれを思わせるシーンは出てこない。
いや分かるよ?
年齢でしょ?
あの妙にごついのだけじゃ足りない?

この2つは、脚本を書いた人の中で完結してしまってて、観る側にはなにも伝わってこない。
どういう人物像なの?
こういう無駄な情報が入ってきて、人物像がぶれまくる。

というわけで、市子がなにをしたのか、どうして月子という名前を名乗ってたのかが徐々に明らかになっていく。
そして最後に、観るものに明確には示さない出来事がある。
え?なんでそうなったの?って思うようなことが。
その描き方は素晴らしいと思った。
あそこは、はっきりさせないほうが余韻が生まれる。

映画が終わり、外に出てまず思ったのは、“貫井徳郎が書きそうな内容だったなぁ”だった。
別にこれといった作品はない。
作品で言えば、柚月裕子の“蟻の菜園”を真っ先に思い出した。
違いは、圧倒的に蟻の菜園のほうが同情するってこと。
可哀想で、とんでもない不幸の連続にどうしようもない怒りが湧いてくる。
でも市子に同情は殆どない。
気の毒といえば気の毒だろう。
でも、それほどの不幸を感じない。
むしろこの市子という人物に、杉咲花の狂気ともいえる演技が相まって、うすら寒さを感じる。

全体的に、役者の演技はみんなよかった。
杉咲花の狂気は別格として、みんな普通によかった。
作品としても、人物像はぶれぶれでも、いい感じのミステリーになってて、観てよかったと思った。
正直、興行収入がやばそうなのが気の毒になるレベル。
いい作品だったよ?
あの入りだと多分、近いうちに終わっちゃうんじゃないかな。
おそらく、私が読書家じゃなかったら、もっと楽しめたと思う。
読書家だと、驚きとして用意したものが“あー、あれね”ってなっちゃうから。

そんなわけで、みんなも観たほうがいいよ!
杉咲花の頑張りで、名作といっても差し支えないと思う。
きっとなんかの賞を獲るんじゃないかな。

繁華街を歩いていると、ついさっきまでカップルだったであろう人たちと出くわす。
ごめん、クリソツを見てしまったばっかりに、ついさっき別れることになったんだよね?
歩く大量破壊兵器という自覚はある!
すまん!

こうして、クリスマスの曲が流れる店を横目に帰路につくのであった。

– 完 –
 
 



 
 
 
 
ブラジルから来た少年…、なんか…、続きが気になる…。
そっちも名作の予感!w
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
映画はでき上がったときから回想されるという形式であり、歴史と同じように、二度目に現れてくるときは、受けとり手の想像力の中でしか生きられないものである。
寺山修司

 
 
https://9gag.com/gag/ajVewDp